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SUPER JUNIOR-D&E、3年ぶりの日本ツアー完遂 日本武道館でエルフに見せた復帰後の集大成

リアルサウンド

18/11/17(土) 10:00

 1年前から準備してきたというSUPER JUNIOR-D&Eの日本ツアーが、11月9日の日本武道館公演を持って終了した。今回はメンバーであるドンヘとウニョクが活動休止を終えてから初の日本ツアー。音楽の世界へ戻ってきた彼らは、7カ月連続音源リリースやアルバムのリリース、それに伴うリリースイベントなど精力的に活動を行っていた。約3年ぶりの日本ツアーはその集大成といえるだろう。

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 計19公演を走り抜けた最終日、日本武道館は多くのファン「ELF(エルフ)」たちで埋め尽くされていた。それぞれがグッズのTシャツなどに身を包み、タオルを首にかけ、手にはペンライトを持ち……思い思いの姿で2人の登場を心待ちにしていた。

 開演時間で会場が暗転すると、武道館の中はSUPER JUNIORの公式カラー「パールサファイアブルー」の明かりで埋め尽くされた。青い海のように広がる光の中から、ステージに貼られたスクリーンの奥から2つのシルエットが浮かび上がってくると、会場からは大きな歓声が上がった。

 オープニングから「Here We Are」、「Polygraph」、「Hot Babe」の3曲を立て続けに披露。3曲目が終わった後、次の曲へ入る間奏で、ドンヘが「みなさん会いたかったですか? 僕たちも会いたかったです!」というと、ファンは大きな歓声で答えた。

 引き続き「You don’t go」「Circus」をパフォーマンス。「Circus」では曲のタイトル通り、サーカスをイメージしたステージを披露。メインステージから伸びる短い花道と、小さなサブステージに2人が立つと、ファンとの距離は一層近くなる。武道館のアリーナに、サブステージを作ったことは、少しでもファンの近くに行きたいという彼らの気持ちを感じた。

 そして、D&Eのコンサートの楽しみといえば、MCだ。この日も彼らは“舌好調”だった。阿吽の呼吸で日本語での会話がステージで繰り広げられると、ファンからは大きな笑いが起こる。なによりも、ステージの2人と客席のファンとのやり取りが多くて面白い。

 ドンへが「次の曲へいきたいと思います!」と最初のMCの終わりを告げると、会場からは「えーーーー!!」という大きな声が。その様子に嬉しそうな2人。数度このやり取りを繰り返した後、本編へと戻っていった。音楽やパフォーマンスももちろん楽しみなのだが、ファンたちは彼らとの会話のやり取りも楽しみにしているのだ。彼らが何かを言うと、声を揃えてファンたちが答える。武道館という広い会場でもそれは関係ない。そうやって彼らはファンと息のあった「会話」を繰り返す。これがSUPER JUNIOR-D&Eのコンサートなのだ。

 その後もドンヘ、ウニョクがそれぞれの個性を打ち出したソロステージや、人気曲のメドレーなどで会場のボルテージをどんどん上げていく。「MOTORCYCLE」では、バイクのヘッドライトを模したライトを手に持ちながら、アリーナから登場。思わぬ登場の仕方に驚くファンの間を縫いながらステージへと向かう2人は、このステージを一番楽しんでいたように思えた。

 「Hello」で本編が終わり、アンコールへ。ファンの口々から「D&E!」のコールが響く。最後の曲「もっとぎゅっと」を歌い終わると、会場がいきなり暗転。すると、ファンが一斉に「もっとぎゅっと」のサビを歌い出し、大合唱に。驚きながらも嬉しそうな2人に、さらなるサプライズが。

 「SUPER JUNIOR-D&E 19公演ありがとう!」

 と、一斉に起きたファンからの感謝の声と、スローガンを目にしたドンへとウニョクからは、大粒の涙が溢れた。タオルで顔を隠したままのウニョクと、ファンを眺めながら隠しもせず涙するドンヘ。2人の涙には、このツアーに来てくれたファンたちへの感謝の思いが見えた。そして、ファンからは「D&E!」のコールが。

 会場の隅々へ挨拶に回り、最後はステージの中央でSUPER JUNIORのコンサートでは恒例の投げキッスの挨拶。そして「最後は拍手で締めましょう!」という提案でコンサートは終了した。「最後だから長めになりました」という公演は、約3時間に及んでいた。

 約2カ月計19公演を走り抜けた2人は、公演中「最後だけど最初の心(気持ち)で!」と何度も何度も言っていたのが印象的だった。そこには「終わりたくない」という気持ちがにじみ出ていたように思う。そして2カ月というツアーの中で公演を共にしたダンサーやスタッフたちとは、すっかり家族のような関係になっているようだった。

 「次のツアーで会いましょう」と言っていた2人だが、きっとその日は近いに違いない。11月30日、12月1日にはSUPER JUNIORとしてワールドツアー『SUPER SHOW7』を東京ドームで行うが、3度目の日本ツアーでしっかりとD&Eの世界観を作り上げてきた彼らは、4度目のツアーではさらに成長した姿を見せてくれるはずだ。(西門香央里)

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