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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」より。

小池徹平&三浦春馬も“心待ち”「キンキーブーツ」歓声に包まれ再び開幕

ナタリー

19/4/16(火) 9:23

本日4月16日、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が東京・東急シアターオーブで開幕。これに先立ち昨日4月15日、囲み取材とゲネプロが実施された。

本作は2005年に公開されたイギリス映画「キンキーブーツ」をミュージカル化したもの。イギリスの田舎町ノーサンプトンにある靴工場の4代目として生まれたチャーリー(小池徹平)は、父の急死により工場を継ぐが、実は工場は倒産寸前だった。従業員のローレン(ソニン)に、「倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべき」と喝を入れられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーン・ローラ(三浦春馬)からヒントを得て、ドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”を作る決意を固めるが……。

物語はシンディ・ローパーによる楽曲群に乗ってテンポよく展開。ローラやドラァグクイーン・エンジェルスが高いピンヒールを履いて披露するパワフルなダンスや、カラフルできらびやかな衣装がストーリーを彩った。

伸びやかな歌声を聞かせる小池は、型破りなローラとの出会いで次第に変わってゆくチャーリーを表情豊かに演じる。三浦は力強い歌唱としなやかな身のこなしで会場を魅了。ローラが登場シーンで歌唱するソロ曲「Land of Lola」では、赤いドレスで姿を現したローラに、会場から大きな歓声と拍手が送られた。

囲み取材には小池、三浦のほか、ソニン、ニコラ役の玉置成実、ドン役の勝矢、ジョージ役のひのあらた、そして演出・振付のジェリー・ミッチェルが出席。ミッチェルは、多くのオリジナルキャストが再結集した今回の上演版に「“家族”が戻ってきてくれた。それだけ皆さんが作品を愛してくれたということ」と笑顔を見せる。さらに小池と三浦について「信じられないほど素晴らしい」と言うミッチェルは「彼らは素晴らしい俳優、歌い手、ダンサーですが、何よりも人として素晴らしいです」と2人を絶賛した。

再演に際して小池は「安心感のあるカンパニーです。みんな『キンキーブーツ』がもう一度動き出すのを心待ちにしていたんじゃないかな。稽古でカンパニーの絆がより深まったと思いますし、ようやく観ていただけるのが楽しみです」と期待をのぞかせる。共演の三浦については「いい意味で前回から変わっていませんが、より仲よくなれたので見せてくれる一面が増えました」と言い、三浦に視線を送った。

2度目の出演に際し、三浦は「『キンキーブーツ』をやったからなのかわかりませんが、気持ちをオープンにして、いろんなことを受け入れたり、シェアしたりしたいと思えるようになった。この思いが皆さんにも広がったらいいなと」と胸の内を語った。また鍛え上げた肉体美を報道陣に称賛された三浦は「前回よりも曲線を美しく見せることを意識して、体作りをした」と明かす。これを受けた勝矢が「初演はゴリラみたいでしたからね!」と冗談を飛ばすと、三浦は即座に「おい!!(笑)」とツッコんで仲むつまじい様子を見せた。

また本作が4月から5月にかけて上演されることに触れ、ソニンは「新元号にふさわしく、ハッピーな影響を与えられる舞台だと思います」と話す。ひのは「カンパニーがまるでひさびさに出会った家族のようでで、顔を見ただけでハッピーになれました。舞台裏でも『イエーイ!』と言っているような皆さんなので、チームワークばっちりです」、玉置も「どなたが観ても絶対に楽しんでいただける自信があります」とそれぞれコメントした。

最後に小池と三浦が挨拶した。小池は「ストーリーも歌もダンスも最高で、ハッピーになれる作品です。チケットはなかなかとれないようですが、来られる方はぜひ楽しんで」と呼びかけ、三浦は「『互いを受け入れる』という大切なテーマが込められた作品です。素晴らしい音楽と共に、ストーリーを楽しんでほしい。ぜひ会場に足をお運びください」とメッセージを送った。

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は13年にトニー賞で6部門を受賞し、16年には小池と三浦のW主演で日本初演が行われた。日本初演では小池が第42回菊田一夫演劇賞の演劇賞を獲得し、三浦は第24回読売演劇大賞にて杉村春子賞に輝いた。上演時間は、休憩20分を含む約2時間25分。東京公演は5月12日まで行われ、その後5月19日から28日まで大阪・オリックス劇場でも上演される。

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」

2019年4月16日(火)~5月12日(日)
東京都 東急シアターオーブ

2019年5月19日(日)~28日(火)
大阪府 オリックス劇場

脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞:シンディ・ローパー
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
日本版演出協力・上演台本:岸谷五朗
訳詞:森雪之丞

キャスト

チャーリー・プライス:小池徹平
ローラ:三浦春馬

ローレン:ソニン
ニコラ:玉置成実
ドン:勝矢
ジョージ:ひのあらた

パット:飯野めぐみ
トリッシュ:白木美貴子
ハリー:施鐘泰(JONTE)

エンジェルス:穴沢裕介、森雄基、風間由次郎、森川次朗、遠山裕介、浅川文也
エンジェルス / スウィング:佐久間雄生

藤浦功一、佐々木誠、高原紳輔、中村百花、丹羽麻由美、舩山智香子、清水隆伍、加藤潤一 ほか