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蒼井優、竹内結子ら、中野量太監督最新作『長いお別れ』に出演 ティザービジュアル&特報も

リアルサウンド

19/1/24(木) 5:00

 5月に公開される中野量太監督最新作『長いお別れ』に、蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努らが出演することが決定。あわせてティザービジュアルと特報映像も公開された。

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 本作は、『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞した、中島京子の同名小説を映画化するもの。認知症を患い、日々“父”でも“夫”でもなくなっていく元・中学校校長の昇平と、どんな時も家族に対して献身的な愛情を絶やすことのない母・曜子。そして人生において様々な岐路に立たされている2人の娘、芙美と麻里。彼らは日に日に遠ざかっていく父の記憶の中に、家族の誰もが忘れかけていた、それぞれの人生を生き直すために必要な、ある“愛しい思い出”が今も息づいていることを知る。

 初の長編商業映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞主要6部門を含む国内の映画賞計34部門を受賞した中野監督は、常にオリジナル脚本で独自の世界を創り続けてきたが、今回は「オリジナル脚本へのこだわりを簡単に捨てられた」と語るほど原作に惚れ込み、初めて小説の映画化に挑戦する。

 蒼井は東家の次女・芙美役、竹内は長女・麻里役、松原は母・曜子役、山崎は認知症を患う父・昇平役を務める。

 公開されたティザービジュアルは、本作の印象的なシーンである遊園地のメリーゴーランド前にて、東家の記念写真を意識して撮り下ろされたもの。楽しそうな家族たちの中で、認知症により状況がわからずに1人しかめっ面をする山崎の姿が描かれ、「だいじょうぶ。忘れることは、悲しいだけじゃない。」というコピーが綴られている。

 あわせて公開された特報映像では、「ゆっくり記憶を失っていく父との、お別れまでの7年間」というナレーションとともに、東家の面々の泣き笑いの表情が映し出される。さらに、なぜかメリーゴーランドに乗る父を見守る家族たちの様子や、「あんた誰だ?」と言う山崎に「麻里だけど」と竹内が答えるシーンも確認できる。

出演者コメント
蒼井優(東芙美役)
私が演じた芙美は、よしておけばいいのにと思うようなことをついやってしまう、でも笑えるほど不器用でもない、というちょっと不憫なタイプの女性です。そんな彼女が30歳を超えてもう一度家族から学ぶことの大きさが大切なのかなと思いながら演じました。
東家の皆さんとの共演はとても光栄でした。お芝居とは何なのかを山崎努さんの御本で学んで来た私にとって、まさか山崎さんと同じ画面に入れる日が来るなんて思ってもいませんでした。今思い返しても夢のような時間で、感動の連続でした。松原智恵子さんと竹内結子さんは、お二方が家族でいて下さる事が心強く、毎日本当に助けていただいてばかりでした。言葉では言い表せないほど感謝しています。

竹内結子(今村麻里役)
クランクインの前に監督が、一つの家族として始められるように、東家のリハーサル時間を設けてくださったので、安心して撮影に入る事ができました。
姉妹の会話のシーンの撮影中、監督には「麻里さんがリズムを作ってほしい」と言われていました。私の今までのお芝居ではやったことのない、監督の独特のテンポを指示されたので、新しいものが見られるのでは、と完成を楽しみにしています。

松原智恵子(東曜子役)
認知症という暗くなりがちな話を、あたたかでユーモラスに描いた作品です。曜子の優しさと明るさをどうすれば出せるかと悩んでいた私に、中野監督の「明るく軽やかに、段々良くなってきましたよ。もう一度やってみましょう」と何度も辛抱強くやさしく「叱咤激励」をしてくださいました。時々落ち込む私(曜子)に、認知症の夫の無言のあたたかな眼差しを、明るい娘達のそれぞれ色々な問題を抱えながらも包み込むようなハグを…私自身が介護されて支えられていた毎日でした。そんなやさしい、あたたかな撮影現場でした。

山崎努(東昇平役)
原作を読んでいる時、この役のオファーが来るのではないかとの変な予感がありました。その予感が当たり、不思議な心持がしています。
中野監督のことは、前作や脚本に触れるにあたり、大変な才能だと思っておりました。実際に現場で一緒に仕事をしても、見事な演出で、感服致しました。
認知症の家族を持つ友人がいるのですが、彼はとにかく「笑うことが大事」だと言います。この作品が何より素晴らしいのは、認知症という扱いにくい題材に対し、おかしみの要素をうまく取り入れてユーモアを失わずに作り上げたところだと思います。

※山崎努の「崎」は「たつさき」が正式表記 (リアルサウンド編集部)

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