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いま、最高の一本に出会える

「轢き逃げ 最高の最悪な日」ポスタービジュアル

水谷豊「轢き逃げ」日本映画初のドルビーシネマ採用、ポスターも到着

ナタリー

19/3/20(水) 6:00

水谷豊が監督、出演を兼任した「轢き逃げ 最高の最悪な日」のポスタービジュアルが到着。あわせて本作が日本映画として初めてドルビーシネマを採用していることがわかった。

とある地方都市で起こったひき逃げ事件を発端に、平穏な生活を奪われた人々の人生が複雑に絡み合っていくさまを描いた本作。ドルビーシネマは最先端の映像技術ドルビービジョンと立体音響技術ドルビーアトモス、そして映画体験に最適化されたシアターデザインが一体となったシネマフォーマットだ。

導入のきっかけは水谷が、数年前に撮影監督の会田正裕から、従来より明暗差を幅広く表現できるHDRの映像を見せられたことだった。その映像が頭から離れなかったという水谷は「「『いつか日本でも』という思いを持っていました。その思いを叶えてくれるドルビーシネマに幸運にも出会い、この作品が日本映画初となることを嬉しく思います」とコメント。さらにドルビーシネマの可能性に「日本映画の映像表現や未来が変わっていくと思います。観客も、より集中できる環境で映画を楽しめるようになれば、感じ方がより複雑になり、生々しく心に響くのではないかと期待しています」と述べている。会田、録音担当の舛森強、ドルビージャパンの代表取締役社長・大沢幸弘によるコメントも下記に掲載した。

「轢き逃げ 最高の最悪な日」は5月10日より全国で公開される。なお、現在日本国内でドルビーシネマを体感できるのは、2018年11月に日本初導入された福岡のT・ジョイ博多のみ。4月26日より埼玉・MOVIXさいたまにも導入される。

水谷豊 コメント

以前、会田撮影監督から見せてもらった最新鋭の映像のことが頭から離れず、「いつか日本でも」という思いを持っていました。その思いを叶えてくれるドルビーシネマに幸運にも出会い、この作品が日本映画初となることを嬉しく思います。日本映画でもドルビーアトモスが導入されはじめ、本作のドルビービジョン採用から、ドルビーシネマの可能性を取り入れることで、日本映画の映像表現や未来が変わっていくと思います。観客も、より集中できる環境で映画を楽しめるようになれば、感じ方がより複雑になり、生々しく心に響くのではないかと期待しています。

会田正裕 コメント

3、4年前にテスト用に撮ったHDR映像を、監督にお見せした時から“何かが違う気がする”と。当時からHDR映像技術に対して、すごく興味を持っていました。普段の生活の中で、人は目と脳のセットで、ものを見ているのだけれど、暗闇の中で映画を観る時には、視覚的にあまり脳を使わずに観ている。ドルビービジョンは、肉眼で見るイメージの明るさなので、観客も、本物を見ているような感覚で、映画を観ることになる。3Dとは違って、いままで描き切れなかった深い暗部の表現をはじめ、作品世界に潜在的な幅を持たせることができるので、日常的な出来事を描いた本作には、非常にマッチしていると思います。

舛森強 コメント

音が“居る”という表現ができる。音を点で飛ばすことができるので、音が“居る”という表現ができる。例えば、これまでは擬似的にしか飛ばせなかったヘリコプターの音が、ドルビーアトモスの表現を用いることで、観客に時間経過をナチュラルに伝えられる。水谷監督の映画って、時間経過が難しいんですよね(苦笑)。上からも音が鳴るので、高さを含む三次元的な空間を、観客に意識させることができる。イタリアンレストランのシーンで、秀一の倒錯した世界を表現する上でも、アトモスは大変有効でした。ワイングラスで乾杯してから、無音になり、婚約者の声が遠のいていく中に、いやな音を入れて、グラスの割れる音で現実に引き戻されるまでを、ぐるぐると音を回しながらドラマチックに表現できました。

大沢幸弘 コメント

ドルビーシネマを採用いただいたことにより、水谷監督が追求されている「まるで肉眼で見たかの様な映像表現」と「より映画に集中できる環境」の実現に貢献できたことを非常に嬉しく思います。今後もドルビーシネマの普及を通じて日本映画の発展に寄与してまいります。

(c)2019映画「轢き逃げ」製作委員会

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