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ぴあ

有村架純、岡田健史&町田啓太に別れを告げる 『中学聖日記』物語は3年後へ

リアルサウンド

18/11/7(水) 11:50

11月6日に放送された『中学聖日記』(TBS系)第5話は、晶(岡田健史)との恋が表沙汰になった聖(有村架純)の心苦しい懺悔の場面が続く。扇風機の音すら聞こえる、塩谷教頭(夏木マリ)と晶の母・愛子(夏川結衣)を前にする面談のシーンは、観ているこちらも思わず姿勢を正してしまう。

 参考:その他画像

 晶と聖の関係が露見した今、聖の母親、職場や愛子、聖の婚約者・勝太郎(町田啓太)……あらゆる人たちが2人を引き離そうとする。さながらロミオとジュリエットだ。今まで「いけないこと」ということを無視して、聖を追い続けてきた晶だが、聖が教職を辞めるという話を聞いて、自己犠牲の精神を見出す。「周囲なんて関係ない」という今までの晶の態度はまさに中学生そのものだったが、そのことで愛する人=聖が傷つくことを学び、「大人」になる。「教育委員会に電話してあの人(聖)をクビにしてもらう」と叱咤する母・愛子に、「先生のことも諦めろっていうならそうする。だから、先生を辞めさせないでください」と晶は土下座までするのだ。今まで何も考えていなかった、高校の進路も自身で決める。晶は、聖との恋を通して、自立し、他者を想う“大人”へと成長できたと言えるだろう。

 また第5話では、勝太郎に恋した律(吉田羊)と、勝太郎を探して大阪まで来た晶がついに出会いを果たす。どこまでもクールな律と中学生・晶のコントラストはユーモラスだが、婚約者に恋をしたという特殊な共通項を持つ2人の会話は切なくもある。「僕には聖ちゃんしかいないから」とまっすぐに思いを口にする晶を見て、「この人しかいない。そう思えるのっていいね。何にもないようですごく持ってる感じがする」と語る律の姿は、勝太郎に対して冷静にならざるを得ない“大人”の哀愁を感じさせる。

 そんな晶の思いを気にかけながらも、聖は教職を辞めて、勝太郎と共に大阪へ向かうことに。その知らせを聞いた晶は、最後と言わんばかりに聖の元へ自転車を走らせる。そんな晶に呼応するように、今まで冷静さを保っていた律も勝太郎に電話をかける。「河合はもっといい男なの! あんたが好きなの!」「なのに河合、今のままじゃ2人を引き離すだけの嫌な男になっちゃう」「河合、いいの? このままで」今までのクールな律とは異なる、熱のこもった告白は、吉田の演技も相まって、律の衝動が伝わるものになっていた。恋の当事者にしか、2人の結婚が間違っていることは分からないのだ。

 それでも聖を乗せて、車を走らせる勝太郎だが、その後を晶は自転車で追い続ける。ボロボロになりながらも聖を呼び続ける様は、今までの『中学聖日記』でも、もっともエモーショナルなシーンと言えるだろう。そんな晶を見て、「このままじゃ結婚できない」と勝太郎に車を止めてもらった聖だが、どんな時も“いい人”であり続けた勝太郎も「(こんな状態になったのは)誰のせいだよ!」「ならこの先1人になって全部失くせばいい」と思いを吐露する。その発言は、聖と晶は出会うべきではなかった2人であり、その禁断の恋は悲劇であるということを示唆させる。そして、聖は晶の元へも向かわず、勝太郎の元も去り、全てを決心したかのように1人で歩いていくのだった。

 そしてドラマ終盤ではなんと、「そして、僕は18になった」という晶のナレーションとともに3年後の晶の姿が映し出される。今後の『中学聖日記』は、聖と晶の恋が終わった3年後を描いていくのだ。次回予告では「末永(聖)? 誰だっけ?」という、衝撃的な晶の発言も飛び出している。本当に、聖と晶の恋はこのまま悲劇で終わるのだろうか? 『中学聖日記』から最後まで目が離せない。 (文=島田怜於)

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