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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

「斬、」初日舞台挨拶の様子。

蒼井優「池松壮亮くんがいる日本映画界っていいな」、中村達也は荒くれ者との宴会回想

ナタリー

18/11/24(土) 13:31

「斬、」の初日舞台挨拶が本日11月24日に東京・ユーロスペースで開催され、キャストの池松壮亮、蒼井優、中村達也、前田隆成、塚本晋也が登壇した。

本作は、江戸時代末期の江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄される浪人と彼に関わる人々を描く時代劇。監督を務め、出演もした塚本は「この映画は去年の春から始まって、今この瞬間にお届けしたいという気持ちで、皆さんと一気に駆け抜けました。今思い返すとかなり濃密な日々です」と初日を迎えた心境を語る。

池松は、蒼井と共演した感想を「これだけしっかりと向き合ったのは初めて。蒼井さんはみんなが映画に向かえるような空気を作ってくれる人」と述べ、「ものすごく自由なせめぎ合いができたと思います」と感謝を伝える。それを受けて蒼井は「初めて会ったときは、池松くんはまだ12歳で本当に小さくて! その頃から印象はあまり変わらないですね。もともとあんまり子供っぽくない子で(笑)」と口にして、池松を「嫌ですね ……」と苦笑させる。さらに蒼井は「本当に頼もしくて、池松くんがいる日本映画界っていいなあと思いました」とたたえた。

中村は「塚本組はこれで3本目なのでちょっと慣れちゃってたかな。毎晩ほかの荒くれ者と宴会をして、顔がむくむくのまま演じちゃったり」と茶目っ気たっぷりにコメント。その言葉に塚本は「お互いにちょっと恥ずかしがり屋さんなので『BULLET BALLET/バレット・バレエ』のときは日常会話はしませんでしたね? 今はもう本当に仲良しになって、くだらない話もできるようになりました」と続けた。

オーディションで主要キャストの座を射止め、第75回ヴェネツィア国際映画祭にも出席した前田は「いっぱいの拍手を受けて……うれしかったです」と緊張の面持ちで話し、同映画祭で涙したことをMCに暴露されると「ちょっ、言わないでください……! 監督や(キャストの)皆さんに『これからちゃんと羽ばたいてほしい』と言われて、自分の中で覚悟が決まりました。私からは以上です」とはにかむ。そんな前田を、蒼井は「いいでしょ? 本当にずっとこういう子なんですよ」と愛おしそうに観客に紹介した。

※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記

(c)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER