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いま、最高の一本に出会える

PRIZMAXが語る、大胆な変化で表した決意「着慣れた服を一度脱ぎ捨てて生まれ変わる」

リアルサウンド

19/4/19(金) 18:00

 PrizmaXからPRIZMAXへーー。映画『レディ・プレイヤー1』でハリウッド進出を果たした森崎ウィン(以下、森崎)が所属するダンス&ボーカルグループがこの春、7人組の新体制へと生まれ変わった。『超ボーカリストオーディション』(2018年)のファイナリストでもあるケビンと森英寿(以下、森)、数多くのアーティストを輩出しているエンタテイナー養成スクールEXPG出身のパフォーマー・小川史記(以下、小川)という高いポテンシャルを秘めた3人を迎え、グループ名もPrizmaXから大文字表記のPRIZMAXへとリニューアル。東方神起、Boyz II Menといった海外のビッグネームとの仕事で知られるJeff Miyaharaのサウンドプロデュースのもと、4月17日にはニューアルバム『FRNKSTN(フランケンスタイン)』をリリースした。グループとしてドラスティックといえるほどのイメージチェンジに踏み切った思いや、音楽性・パフォーマンスの変化、新体制で目指すところについても話を聞いた。(古知屋ジュン)

シーンで勝ち抜いていきたい

ーーグループとしては初登場ということで、まずは自己紹介をお願いします。

福本有希(以下、福本):28歳、パフォーマー。担当はオーラとカオスです。

森崎:28歳、メインボーカル。“PRIZMAXの点取り屋”を担当してます。

島田翼(以下、島田):22歳、パフォーマー。これまでグループ最年少でしたけど、新メンバーが入って立ち位置迷子です。

清水大樹(以下、清水):27歳、パフォーマー、担当はリーダーです。

ケビン:新メンバーの21歳、バックボーカル。担当は芋掘りです。

ーー芋堀りとは???

ケビン:なんかプライベートでめっちゃ芋掘ってそうって言われるので……。

ーー気を取り直して、残りの新メンバーのお二方もお願いします!

小川:24歳、パフォーマー。PRIZMAXの飛び道具担当です。

森:19歳、バックボーカル。最年少のバカボーカルです!

ーー新メンバーに関してはまだ謎が多いですが(笑)。すでに7人そろっての番組出演などでお披露目がありましたけど、改めてグループ名を大文字表記に変えて新メンバー3人を迎えた経緯など、聞かせていただけますか。

清水:去年の僕らは、一時期4人体制で活動していまして。メンバー同士はもちろん、スタッフの人たちともいろいろ話を重ねていった結果、グループとして次のステップに進みつつ、僕らがグループとしてやりたいことをまっとうするためにも、新メンバーを迎えようという話になりました。年明けからオーディションを開催して、選ばれし3人がここにいて。

ーーやりたいことというのは、これまでよりもボーカルに厚みを加えて、ダンスにも勢いや迫力を出していくということでしょうか。

清水:そうですね。僕らはデビューから自分たちで歌詞や曲を書いたりもしてきましたけど、もとをただせばシンガーソングライター集団というわけではなく、ダンス&ボーカルグループなので。表現の仕方として求めたのが、パフォーマンスをより際立たせた今の体制ということです。僕らはこの構成で、ボーカルやダンスパフォーマンス、サウンド面でもこれまでにはない迫力を出しつつ、シーンで勝ち抜いていきたいと。

島田:新体制になるにあたってグループ名自体を変える案も出ていたんですよ。でも今までのグループの長い歴史もあるのでそこは一部継承しつつも、変化することに貪欲になるというのはグループとして絶対に大事なことなので、その間を取る形で表記を変えることにしました。裏話をすると、これまで日本だけじゃなく海外でも“プリズマエックス”と呼ばれることが多かったので、わかりやすい表記にして誤解を解こうという意味合いもあります。

ーー海外戦略の一つでもあると。新メンバーが加わることでパフォーマンスもかなり変化しそうですが、ケビンさん&森さんの“バックボーカル”というのは?

森崎:僕が主にボーカルでメインを取って、2人はコーラスだったり、ハイライト的な厚みがほしいところでしっかりユニゾンで乗っかってきてもらうような形を軸にやっていこうかなと思ってます。正直、新しいサウンドプロデューサーのJeff Miyaharaさんが頭の中で描いている展開については、僕らも100%は掴めていないところがあって。ただ、声質のこれだけ違うボーカルが3人もいるので、かなり広がりを出していけると思います。

ーーパフォーマーも増員ということで、ダンススタイルにも変化が出てくるんでしょうか。

福本:今まで4人のうちパフォーマーは2人で、ボーカルやラッパーを含めた全員をパフォーマーとしてカウントしないと成立しない構成だったんですよ。今はパフォーマーだけで4人いるので、ボーカルとパフォーマーが別々に動いたり、フォーメーションにも立体感が出せる。前は大樹がラッパーもやりつつパフォーマーとしても頑張っていたけど、マイクを持っているとどうしても踊りづらい部分もあったと思うんです。真のパフォーマーだけのパフォーマンスというものが、ここでやっと見せられるのかな、と思ってます。

ーー大樹さんのラップは封印ということになるんですか?

清水:ラッパーじゃなくなったわけではないんですけど、ニューアルバムの楽曲ではダンスにしっかり専念する形を考えてます。

ーーそこも大きな変化ですよね。ここからアルバム『FRNKSTN』について聞いていきたいんですけど、これまでのみなさんに注目してきた身としては、ビジュアルや音楽性の路線変更を含めて率直に言うとかなり違和感があったんですよ。

島田:ど直球のいい曲をやり続けてきたのが、今までのPrizmaXというグループで。でも世の中にすばらしいシンガーソングライターがたくさんいるなかで、歌って踊るパフォーマンスが強みの僕らを象徴するようなサウンド、パフォーマンスを一からちゃんと作っていきたいねという話になったんですよね。

森崎:今までPrizmaXとして積み重ねてきたものの中で、僕たちが一番大事にしているのはホリック(ファン)なんです。でも新体制になるにあたって、それ以外の音楽性などのおなじみの要素を、一回捨てるという選択も必要だったんじゃないかと思っています。着慣れた服を一度脱ぎ捨てて新しい服を纏うような形で、生まれ変わる。すごく勇気のいることだし変わることへの恐怖心もあるんですけど、そこに立ち向かっていこうと。そういう意味で、それぞれカラフルな髪にしてみたり、衣装のテイストもがらっと変えています。

ーー新ビジュアルが公開された日は、「プリズどうしちゃったの?」とSNSが大騒ぎで。

森崎:あの日にグループ名がTwitterのトレンドに入ったと聞いたんですけど、今までいくら自分たちで“今日のパフォーマンスは上手くいった”“今回の作品はすごく出来がよかった”と思っても、騒がれるほどではなかったですから。何かしら僕らを気にしてもらっているのであれば、あとは僕らの頑張り次第じゃね? って純粋に思えたので。これから勝負を仕掛けるという意味で、そのスタートがみんなの心に引っかかったというのはいいことだと思っています。

福本:長らくメンバーの入れ替わりや大きな変化がなかったこともあって、“安定のプリズ”と言われてきましたけど、自分としてはそれをプラスの意味だとは思っていなくて。ずっと現状維持のままでいたのかなって思うんですよね。今後はコンセプトやメンバー編成についてはブレないことが大前提としてありつつ、それ以外の要素は不安定なくらいがちょうどいいのかなと思ってます。安定の立ち位置に行くのは10年、20年早いんじゃない? って。

島田:たとえその反応が「ピンクの髪とかキモい!」であっても、それが新体制の僕らに興味を持ってくれる入り口になるなら。新体制になるにあたってこれまでの自分たちを振り返って、変わろう! という決断をした結果なので、今は前向きな気持ちです。

ーーピンクや赤い髪の方々に言われると、説得力がありますね。アルバムタイトルにはどういう意味が?

森崎:タイトルは誰もが知るあのフランケンシュタインのことなんですけど、“復活”とか“生まれ変わる”という意味を込めたものです。この7人になって、グループとして新しく生まれ変わるということで。アルバム全体のコンセプトとして軸になっているのは“目で見る音楽”。ビジュアル面を含めて五感を刺激するような音楽を届けようと。アー写はもちろんアルバムジャケットや、まだ完成していないですけどMVもぶっ飛んだ感じのものになると思います(※取材は3月)。

ーーネイティブに近い英語を操れるウィンさんがメインボーカルだからこそ実現できたことでもあると思いますが、今作は全曲英語詞になりました。

森崎:今後のプリズが目指す目標の一つとしてアジアツアーがあるので、その目標に向けて、1人でも多くの人が聞いたときになじみのある全世界共通言語の英語を使おうということになりました。世界のいろんなアーティストと仕事しているJeffさんから「せっかく英語で歌える人がいるんだから、英語でやっていこうよ」「日本でトップを目指すよりも、世界でトップを目指そうよ」と背中を押されたこともあって。

ーー音楽性もファンクやドゥーワップなどレトロモダンテイストの楽曲が多かったのがEDM寄りに変化しましたが、メンバーのみなさんとスタッフのみなさんの間でどういう話し合いがあったんでしょうか。

森崎:今までの曲にももちろん大好きな曲がたくさんあるんですけど、“目で見る音楽”となれば、僕らのCDの一つ一つの音をより立体的に聴かせたい。力強さと密な感じを兼ね備えたダンス&ボーカルグループらしいサウンドにしたいというのは前から考えてきたことでもあったんですが、Jeffさんは細かいことを言わなくてもそういう曲を上げてきてくださるんです。深く言葉を交わさなくても見えているもの、聴こえている音、目指しているところが一緒だったのかもしれないなと。

ーーグローバルな視点で音作りができるJeffさんを迎えたこのアルバムですが、リード曲の「DANCE」にはこれまでにない爆発力がありますね。

島田:リード曲ということで、わかりやすくアルバムの世界観を表現したものになっています。具体的には2019年の(マイケル・ジャクソンの)「スリラー」的な、“デジタル和サイケ”みたいなものをイメージしているんですけど、こんな風に個性の違うメンバーが4人いたところにさらに個性の強い3人が加わって、お互いの個性をぶつけ合いながら自分を表現していく、みたいなストーリーがありますね。

森崎:アルバム全体を通して、“自分たちのコンプレックスに向き合う”という裏テーマがあるんですよ。自分たちが抱えているコンプレックスとどう向き合っていくかということが課題でもあって、曲やMVの中にもそういう部分が描かれていると思います。

PRIZMAX 『DANCE』 MV

ーープリズのみなさんといえばリア充集団的なイメージがあって、正直コンプレックスというのはあまり感じなかったですけど。

島田:いやいや、それぞれいろいろありますよ?

ケビン: 今回は一人一人のいいところと悪いところが、衣装にもデザインされているんですよ。たとえば僕は真面目すぎるイメージで見られがちなので、1つでいいタイをわざわざ2つ結んでいて。でも上着は炎の柄で、その生真面目さを燃やしてとっぱらっていこう! みたいな。

森崎:僕は映画で世界に出て行ったので、最前線で戦っている戦士というイメージで、上着は軍服みたいなジャケットなんです。でも中身はマジくそ繊細でガラスのハートなんで(笑)、インナーでハート柄やレディースのブラウスを組み合わせたりしていて。

どれだけ世界に打って出る覚悟を決めるか 

ーーCDのジャケットやMVを見ながら、それぞれの衣装にどんな意味が隠されているか想像するのも楽しいですね。名刺代わりの「DANCE」のほかにも、PrizmaX時代にはなかった色合いの楽曲が詰まっていますが、それぞれの“推し曲”を教えてください。

森:僕は「Light The Night」です。僕自身が好きな感じのサウンドで、初めて聴いたときにすごく中毒性があるなと思ったので。実はプリズに入るオーディションのときに「この曲でちょっと踊ってみて?」って言われたんですよ。今まで聴いてきたプリズの曲とは感触が全然違っていたんですけど「あの曲かっこよかったな」と、ずっと耳に残っていた曲で。それぞれの曲に深い意味が込められているんですけど、僕の直感としてこの曲が好きだなと。

小川:僕も「Light The Night」ですね。全曲通して聴いた中で、一番パフォーマンスするときの“絵”が自分の中で見えた曲なので。Jeffさんが“それぞれのメンバーにしかない輝きや力を集めて、一流のアーティストたちに勝ち抜いていく”というこの歌詞を、PRIZMAXの応援ソングとして書かれたと聞いてから、より好きな曲になりました。

ケビン:僕は最後の「Sweet Goodbye」。激しい「DANCE」からスタートして、ダークな「DADADADADADA」があったりという流れの中で、その世界観を甘く締めくくってくれて、余韻にも浸れる曲だと思ったので。実は失恋ソング的な歌詞なんですけど、意味がわからなくてもキレイなメロディだけでもぐっと感情移入できるような楽曲になっていると思います。

清水:僕はJeffさんとドバイの作家さんが作ってくれた「WHO」ですね。どの曲も好きですけど、この曲のイントロのど頭からサビまでの突き抜け感がたまらなく好きで、一番自分的に浸透率が高い曲というか。「Light The Night」とは違う感じでクセになります。

森崎:クセになるという意味では、僕は「BAD LOVE」が一番かな。これまでたくさんの曲をレコーディングしてきましたけど、あんなに叫んだのは初めてかもしれない。ミックスのテクニックなのか、音数は少ないのに一音一音にすごく重みも感じるんですよ。今回のアルバムは海外の作家さんが多いですけど、この曲には日本から大神OHGAさんが参加してくれてます。

福本:パフォーマー視点でいうと「Light The Night」もいいんですけど、僕は今回の楽曲の中でもトラックが異彩を放っている「DADADADADADA」で。この曲はウィンが出た『レディ・プレイヤー1』みたいな近未来の世界をモチーフにしていて、ゲームをクリアしたときみたいな効果音が入っていたりするんですよ。まだ振り入れには入ってないんですけど、絶対ライブで面白く映えるだろうなと思うので。

島田:大樹とかぶるんですけど「WHO」ですね。僕は何度かレコーディングスタジオに遊びに行って制作過程というか、ウィンが苦しんでる後ろ姿を見届けてきたんですけど……(笑)。いろいろ見てきた中でウィンが豹変したなと思ったのがこの曲で。フューチャーベースの曲調も、アルバムの中でいいスパイスになっていると思うんですよ。今までのプリズらしさも継承しつつ、また新たなステージにも進んでいけるような曲になっていると思います。なおかつ、ああいうテイストはウィンにしか出せないものだと思うし、僕らもパフォーマンスに気合いが入るなっていう。

ーービジュアルや音楽性はもちろんですけど、音源の質感もすごく変わりましたね。

森崎:細かいテクニックまではわからないんですけど、たとえばドバイのアーティストの方々が参加してくれている「WHO」では、僕1人の声だけでトラックが10個以上あって「こんなに使うんですか!?」みたいな。音数が少なくてもすごく立体感のあるサウンドに仕上がっていて、改めて世界でやっている人たちといっしょに仕事することになったんだという実感が湧きました。

島田:大バコに合うサウンドだと思うから、早くデカいシステムで聴きたいんですよ。次のワンマンは、爆発力ハンパないと思います。野外の会場とかでも絶対映えるサウンドだと思うので。

ーー音楽性がこれだけ変わればダンス面も変わってくると思うんですが、振りはどんな雰囲気のものになりますか?

清水:現時点で振り入れが終わっているのは「DANCE」と「Light The Night」だけなんですけど。「DANCE」は僕らがずっとお世話になっている50(FIFTY)さんというダンサーさんに振り付けていただいていて、シンプルですけどそれゆえに見せ方が難しかったりしますね。「Light The Night」については、僕らの去年の『PrizmaX Hall Tour Level 7~FUSION~』というツアーに参加してくれたHanaとMASATOという一流の若手ダンサー2人にタッグを組んで作ってもらったんですよ。この振付もすばらしくて、かつ、フレッシュな2人ならではのぶっ飛んだ感じのものになっていると思います。

島田:次世代のダンサーにクリエイティブの部分で参加してもらったことが僕たちにとってもすごく刺激になっていて。なので今すごくワクワク、ゾクゾクしてますね。

ーー『FUSION』ツアーのダンスは本当に素晴らしかったですもんね。アルバムを聴いて気になっていたんですが、EDMテイストの「OUR ZONE」とか一部の曲を除いて、これまでのレパートリーと組み合わせている“絵”が思い浮かばなくて。PrizmaX時代の楽曲の扱いはどうなるんでしょうか?

島田:まだ細かくは決め込めていないんですけど、僕らも勝負を仕掛ける上で勇気をもって捨てるものは捨てて、守るものは守ろうという話にはなっていて。

森崎:昔を振り切れていないと、せっかく新メンバーを迎えた意味がなくなっちゃうとも思うんですよ。

清水:詳しくはフタを開けてのお楽しみですけど、そういう意味で新体制初ワンマンになる7月6日の『CIRCUS』が、今までの僕らとこれからの僕らをつなぐような内容のものになるんじゃないかと思っています。

ーー新メンバーの3人はTwitterやインスタ、ブログもフル活用されていて、そこでもいろいろ語ってはいると思いますが、改めてPRIZMAXの一員としての意気込みを聞かせてもらえますか。

森:ジャケット撮影やレコーディングもなにもかも初めての経験で、英語もダンスも得意じゃないですし、ボーカルもじぶんではまだまだだと思っていて……でも自分が入ってグループが何も変わらなかったら入った意味がないと思っているので、“俺がグループを変えてやる!”くらいの覚悟を持って、みなさんに食らいついていきます。

小川:せっかくグループに入ったからには全員と刺激し合って、高め合っていけるような関係になっていかないといけないなと思います。グループが大砲なら僕はそこから放たれる“飛び道具”のような感じで、パフォーマンスで勢いを表現していけたら。

ケビン:僕は小さい頃からピアノもやってきたんですけど、こういうプロフェッショナルなチームに加わらせてもらえるということで、いいものをたくさんインプットしつつ、今後の活動で生かせるような何かを見つけてアウトプットできるようなアーティストになれたらいいなと思っています。

ーーケビンさんはTwitterで連日公開されているピアノの弾き語りも好評ですよね。

森崎:動画のアップの仕方をケビンに教えてもらったんで、僕もどこかで披露していきたいなと思ってます。負けてらんないですから!

ーーウィンさんはご自身の番組『E★K radio』(FM YOKOHAMA)でも毎回カバーを披露していて、ケビンさんとカバーの選曲が微妙にかぶっている印象があって。ブルーノ・マーズとか。

森崎:そう、曲に対する解釈も似ていたりして、楽屋でも音楽ネタでよく盛り上がってるんですけど。

ケビン:同じグループにそういう人がいるので、信頼し合える部分があります。

森崎:いや、それはどうかな? ウソウソ(笑)。ケビンもそうですけど、新メンバーからはそれぞれ刺激をもらってますね。

ーー残りの4人のみなさんにも、改めて新体制への意気込みをうかがえたらと。

森崎:以前から僕が一生懸命「アジアツアーやろうよ!」と言ってはいたんですが、この7人が初めて顔合わせしたときに、改めてアジアツアーの実現を目標に頑張っていこうということになって。目標を見据えつつ、一人一人が乗り越えるべき課題に向かって取り組んでいっているところです。なので、変化していく僕らから目を離さないでほしいです。

島田:もちろん僕らの変化に戸惑っているホリックたちも置いてはいけないなという気持ちはあります。そういう方々をもいずれは振り向かせるようなグループになっていかないと。少し先になりますけど、『CIRCUS』でぜひ新しい僕らを観てみてほしいんですよ。

有希:新体制になるにあたって、風当たりの強さというのは当然あると思うんです。物理的な話になりますけど、たとえばビルの屋上と一階とでは、吹いている風が違うじゃないですか? 上に行けば行くほど風当たりは強くなるものなので、そんな気持ちでここからの活動に臨んでいこうと。

全員:おお!(拍手)

清水:これからは新メンバー3人を、僕ら4人で責任を持ってサポートしていこうと思ってます。僕ら4人も心機一転、初心に返って、7人が一緒の気持ちでスタート地点に立ったところ。それぞれが自分の魅力をぶつけ合うような形で、勢いをつけていければいいなと思います。まずはこれまでの僕らを知っている方々に「新生プリズ、すごいことになってるね」と言わせるようなグループを目指して、頑張っていきたいと思います。

ーーこれまでずっと“世界に打って出られるグループ”だと感じてはいましたが、生まれ変わったPRIZMAXはアジアツアーを目標に、どう世界に食い込んでいくんでしょうか?

森崎:アルバムが全曲英語詞ということもあるんですけど、Jeffさんが世界中のサウンドクリエイターと交流があるので、たとえば今回はグラミー賞作品のクリエイターの方々に音源を送ってミックスダウンをお願いしたりしているんですよ。音作りの面では流行りを追うというよりも、次にこれがくるだろうと予想した音に仕上げていただいていると思うんですね。音のクオリティとしては世界基準でアタックしていけるので、あとは新しい3人を含めた全員で、どれだけ世界に打って出る覚悟を決めるかだと思っていて。

清水:僕らは今ミャンマーでも活動しているんですけど、シンガポールとかでもライブをやったことがあるし、海外でのライブの空気感とかはなんとなくわかっているつもりではあるんですよ。でもこの7人で海外のステージに立つときに、もっと覚悟が生まれるんじゃないかと思います。

森崎:国際的なイベントに参加していくところからまずはスタートして、これからもっといろんな国にアピールしていけたら。

島田:今や音楽情報はリアルタイムでシェアされていくものじゃないですか。こういう時代だからこそ、世界と同じ目線に立って新しいものをシェアしていくというのが僕らの挑戦の一つだと思っています。僕ら自身でも海外事情をチェックしてますし、Jeffさんをはじめスタッフの方々もそういう目線で僕らのことを考えてくださっているので、彼らの胸を借りる気持ちで、僕らは自分たちがやれる部分で突っ走っていくのみだなと。

(取材・文=古知屋ジュン/写真=池村隆司)

■リリース情報
『FRNKSTN』
発売:2019年4月17日(水)
通常盤(CD1):¥1,800(税込)
初回限定盤A (CD1+CD2):¥2,500(税込)
初回限定盤B (CD1+Blu-ray):¥4,000(税込)
収録曲(CD1)
M1. DANCE
M2. Light The Night
M3. DADADADADADA
M4. BAD LOVE
M5. WHO
M6. Sweet Goodbye
M7. DANCE(INTL VERSION)

収録曲(CD2)
M1. Candy
M2. rewind
M3. South Cross
M4. I hate you

Blu-ray:LIVE TOUR「PrizmaX Nonstop」 
2018年12月15日(土) 東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo [2部] ライブ映像
Ignite
rewind
It’s Love
Never
Without you
Orange Moon
South Cross
Candy
Are you ready?
Woh!
Let’s prove it!!
Ready
UP<UPBEAT
I hate you
Mysterious Eyes (New Version)
my girl
Three Things
OUR ZONE
Find The Way~卒業~
カフェオレ ※encore

■ライブ情報
『PRIZMAX Live Level 8 〜CIRCUS〜』
7月6日(土)【東京】豊洲PIT
【第1部】開場14:00 / 開演15:00
【第2部】開場17:30 / 開演18:30

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