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小栗旬、『西郷どん』坂本龍馬役の存在感 “風雲児”を演じさせたら右に出るものなし?

リアルサウンド

18/8/26(日) 6:00

 8月26日放送の大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合)では、いよいよ「薩長同盟」が描かれる。敵対していた薩摩と長州が和解し、倒幕に向けて薩長同盟が成立。時代のうねりが感じられるターニングポイントであり、第31回放送「龍馬との約束」で強い印象を残した坂本龍馬役の小栗旬の活躍が期待されるところだ。

参考:『銀魂2』、前作超えを狙える好発進 映画は続編を作るためにこそある!?

 小栗旬といえば、現在公開中の映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』で主人公・坂田銀時を演じている。2017年実写邦画No.1の成績を記録した前作に続き、先週末の映画動員ランキングは初登場1位。銀魂シリーズ続編を期待する声がすでに高まっている。片やNHKの大河ドラマ、片や宇宙人に支配された江戸末期を描いた漫画の実写映画、共通するのは幕末という時代に型破りな風雲児を圧倒的な存在感で好演しているということだ。

 ちなみに風雲児の風雲とは、竜が風と雲を得て天に昇るような勢いで英雄や豪傑が頭角を現す好機のことをいう。つまり、風雲児とは、世の中が激しく動きそうな時代の風に乗り、頭角をあらわして活躍する人間のことであり、幕末の風雲児といえば坂本龍馬、戦国の風雲児といえば織田信長が当てはまるだろう。

 月9ドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)で小栗旬は戦国時代にタイムスリップして織田信長と出会ったことで織田信長として生きることになった高校生サブローと、本物の織田信長の二役を演じた。時代の風雲児を演じたら、今や彼の右に出る者はいないとさえ言い切れる。

 常識破りで時流に乗って自由に才能を発揮する快男児がはまり役ではあるが、小栗旬にとって大河ドラマへの出演は『西郷どん』で7本目。1995年放送『八代将軍吉宗』では徳川宗翰役、翌1996年には『秀吉』で石田三成の幼少時代、佐吉を演じている。そして、2009年放送『天地人』では再び石田三成役で登場している。

 革新的で熱い男から、義理堅く冷静沈着な男まで、その振れ幅は大きく変幻自在。舞台、映画、テレビドラマはもちろん声優、ラジオパーソナリティとしてマルチな才能を発揮し、2010年には初監督作品『シュアリー・サムデイ』が公開された。

 小栗旬の監督作品に西郷隆盛役である鈴木亮平が出演しており、その信頼関係はドラマにも強く反映されているようだ。涼しげな目元でクールな役柄も似合うが、インタビューなどからも伝わる面倒見のよさ、親しみやすい笑顔など、自然に人が集まり、新しい何かを期待させる人間的な魅力で新しい時代を切り開いていった坂本龍馬に重なる部分も大いにある。力強い存在感を放つ小栗の龍馬から目が離せない。(池沢奈々見)

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