Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

SHE IS SUMMER(撮影:曽我美芽)

SHE IS SUMMER、人生の集大成見せた東京キネマ倶楽部ワンマン

ナタリー

18/12/3(月) 20:17

SHE IS SUMMERが12月2日に東京・東京キネマ倶楽部にて、ワンマンライブ「hair salon tokyo」を開催した。

片寄明人(GREAT3)をプロデューサーに迎えたミニアルバム「hair salon」を8月にリリースしたSHE IS SUMMER。このライブは作品の世界観をステージ上で再現するというコンセプトのもと行われた。開演時刻になると及川創介(Key / CICADA)、花井諒(G)、石井浩平(B / Alaska Jam)、岡田一成(Dr / nicoten)、斎藤渉(Piano)、Caro(Cho)からなるバンドがステージにスタンバイ。下手のバルコニーから現れたMICOはバンドと合流して、「hair salon」の収録曲「生活」でライブをスタートさせた。

「私たちのワンピース」「あなたに電話しない夜」では光沢のあるスカートを翻しながら、キュートに歌唱。「あれからの話だけど」では歌声のみならず、表情や全身を使って感情を表現し、観客を大いに魅了した。「うしろめたいいい気持ち」が終わると、バンドの演奏に乗せて及川とCaroが歌声をつむぎ「ナイトブルー」につないでいく。2人から歌声のバトンを受け取ったMICOは繊細でエモーショナルな歌声をホールいっぱいに響かせた。

MICOは東京キネマ倶楽部という会場で歌いたかったという「LAST DANCE」を軽やかなステップを踏みながら歌ったあと、代表曲「とびきりのおしゃれして別れ話を」を披露。ミラーボールの光が場内を照らす中、観客はMICOと同じようにダンスを踊った。女性目線のラブソングをこれまで多く歌ってきたMICOだが、この日は男性目線のラブソングとして大江千里「Rain」のカバーに挑戦。その後、「hair salon」のプロデューサーの片寄をコーラスゲストとしてステージへと呼び込み、2人は「CALL ME IN YOUR SUMMER」「会いに行かなくちゃ」の2曲でコラボした。続いてMICOはevening cinemaの原田夏樹と制作した新曲「海岸2号線」を原田を交えて披露。2人はこのバラードで美しいハーモニーを響かせた。

「思い出はシャンプーの中に」を歌い終えたMICOは1枚のメッセージカードを取り出す。そこには子供の頃に母親の運転する車の車窓から見えた景色に感じた寂しい気持ち、周りになじめなかった学生時代の帰り道のこと、20歳を過ぎて失恋したこと、そのすべてが今現在の26歳の自分を作っているという「エンドロールの先を歩く」の歌詞に込めた気持ちがつづられていた。カードに書かれた文章を読み上げた彼女は歌詞の1つひとつを噛みしめるように「エンドロールの先を歩く」を歌唱。歌い終えると、晴れやかな表情でステージから立ち去った。

アンコールに応えて再び登場したMICOは充実していたという2018年を振り返りつつ「来年は努力の年にしたい」と抱負を語る。そして「出会ってから付き合うまでのあの感じ」を披露し、現時点での集大成を見せた「hair salon tokyo」の幕を下ろした。

SHE IS SUMMER ワンマンライブ “hair salon tokyo” 2018年12月2日 東京キネマ倶楽部 セットリスト

01. 生活
02. 私たちのワンピース
03. あなたに電話しない夜
04. あれからの話だけど
05. うしろめたいいい気持ち
06. ナイトブルー
07. LAST DANCE
08. とびきりのおしゃれして別れ話を
09. Rain(大江千里カバー)
10. CALL ME IN YOUR SUMMER
11. 会いに行かなくちゃ
12. 海岸2号線
13. 未知を探す
14. 思い出はシャンプーの中に
15. エンドロールの先を歩く
<アンコール>
16. 出会ってから付き合うまでのあの感じ