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ぴあ

THE RAMPAGEが明かす、初アルバムにかける思い 「まさに“集大成”と言える作品」

リアルサウンド

18/9/17(月) 10:00

 先日、結成から丸4年を迎えたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE。“EXILE魂”を継承するJr. EXILE世代としてライブ経験を重ね、成長を続ける彼らが、9月12日に1stアルバム『THE RAMPAGE』をリリースした。来春には初のアリーナツアーを開催することも発表された中、リアルサウンドではリーダーの陣とLIKIYA、ボーカルの川村壱馬、RIKU、吉野北人にインタビューを実施。アルバムについてはもちろん、ライブパフォーマンスの進化やメンバーの意識の変化などについてもじっくりと話を聞いた。(編集部)

(関連:THE RAMPAGE from EXILE TRIBE写真

■ライブパフォーマンスの進化とメンバーの変化
ーー先日、『DANCE ALIVE WORLD CUP 2018』で皆さんのステージを観る機会があったのですが、ライブパフォーマンスがかなり進化していると感じました。

LIKIYA:あのステージは16人の空気感、バイブスが合った感覚がしっかりと掴めましたね。47都道府県を巡るツアー中、自分たちでグループとしての色と空気感を再構築していこう、という意識をもって周ってきました。『DANCE ALIVE』はリハーサル期間も短かったんですが、そんな中のパフォーマンスでも一体感や会場の盛り上がりを作れるようになったのは、多くのステージを経て成長した部分だと思います。あの日は終わった後にみんなで、「今日はかましたな、やったな!」と話していました(笑)。

陣:先輩方のライブを観ていると、まずは経験値を積むことが大切だなと思うんですよ。僕らもそこに追いついていきたいという思いもあって、焦りではないんですけど、いつも刺激を受けながら活動していて。さいたまスーパーアリーナのような大きなステージに立たせてもらえるのは、本当に有難いと思います。

川村壱馬(以下、川村):単独ホールツアーの前に立っていたアリーナの時とは全然違って、あの日は観客をしっかり巻き込めた感覚がありました。また、ホールツアーを経験している分、アリーナクラスになってくると、目に見えないようなエネルギーがもっと必要なんだなとも感じ、勉強になったライブでしたね。

RIKU:先輩方のツアーのサポートとしてアリーナやドームのステージに立ったことはありましたが、自分たちだけであの曲数をアリーナのステージでやるのはこれまでになかった。壱馬も言ったみたいに、ホールツアーでは受けないような人からのエネルギーや圧力をすごく感じて。今の力でこれだけお客さんを盛り上げられると知れたのも一つの収穫で、自信にも繋がりました。もっと大きなステージに行きたいという欲も出ています。だから『DANCE ALIVE』に出たのはすごく大きな出来事でしたね。

川村:あれを2時間やったらどうだったんだろう?

RIKU:今だったら、たぶんもたないです(笑)。だからもっと鍛えないとダメです。

LIKIYA:ホールだと、16人全員が立つとなるとどうしてもステージが小さく感じる時がある。アリーナのステージでは自分たちの本当の力が出せる感覚があったというか、自由に暴れ回れた感覚がありましたね。

吉野北人(以下、吉野):気持ちよかったですね。頑張ってきてよかった、ホールツアーが無駄じゃなかったなって感じました。今までやってきたことを本番で出しきれたので、次のステップ、アリーナツアーを目指して頑張りたいなと思いました。

――結成から4年経ちますが、印象が変わったメンバーはいますか。

LIKIYA:一番下の世代の(鈴木)昂秀、龍、(後藤)拓磨、まこっちゃん(長谷川慎)はかなり変わりましたね。歳を重ねるごとに色々考えて行動したり、提案したり、経験を積んで、それぞれのメンバーがすごく成長していると感じます。あと、僕は北人と武者修行で一緒で、ずっと僕がアドバイスや注意をしてきたんですけど、今はより頼もしく、かっこよくなっていると思います。

陣:最初の武者修行のとき、EXPG出身のメンバーが多かったのもあって、僕が仕切っていました。今回の特典映像のドキュメントを観たら、LIKIYAさんが当時のことを振り返って、初めて会うメンバーが多いから最初は一歩引いて見ていた、と。その言葉を聞いて、納得しました。その後、僕とLIKIYAさんがリーダーとして仕切っていくのを、他のメンバーが少しずつ理解して、今のRAMPAGEの形がある。合宿中はLIKIYAさんとそこまで深く話すこともなかったし、結成してからは一心不乱な状態で武者修行に挑んでいたので、メンバーの心境も当時は聞けませんでした。ドキュメントを観て、初めて知ることも多かったです。

LIKIYA:たしかにEXPG生が多かったので、そこにどう入っていこうか悩みましたね。最初は任せるしかない、と思って俯瞰で見ていて、リーダーという立場になって色々考えるようになっていきました。

陣:LIKIYAさんがリーダーで良かったな、と思いますね。今考えると、僕一人だったら駄目だったんだろうな、と。

■初アルバムでの挑戦と「New Jack Swing」の“継承”
ーー『THE RAMPAGE』は皆さんにとって初めてのアルバムです。リリースを迎えた率直な心境を教えてください。

LIKIYA:スタッフさんやデビュー当初から応援してくれている方達の支えがあるからこそ、こんなに早くリリースできるんだと実感しています。これまで自分たちがパフォーマンスしてきた楽曲を一つのアルバムとして出すことで、自分たちへの期待が高まるような作品にしていきたかったので、今このタイミングでリリースできたことが嬉しいです。

陣:ツアーを回る中で僕たち自身、色々な成長を感じることが出来ました。それが、今回のアルバムに繋がったんだとも思います。成長できたのも周りの方々のおかげだと思っていて、今回のアルバムは“自分たちの”というより、周りの方々に作っていただいたような気持ちですね。

ーー具体的にどういったところが成長したと感じますか。

陣:例えば、プロなので当たり前なんですけど、メンバーそれぞれがしっかりと自分のやり方で、ライブでのベストなパフォーマンスに向けて100%の力を準備できるようになりました。単独公演は自分たちだけのステージで、自分たちのためにお金を出してチケットを買って来てくれる人たちばかりなので、責任感も違います。モチベーションの上げ方やパフォーマンスに対する向き合い方は、かなり変わってきていると思います。

ーーライブを観ていてもそれが伝わりました。『THE RAMPAGE』というタイトルはどう決めたのですか。

陣:タイトルはスタッフさんの提案なんですけど、僕たちメンバーも「もうこれしかないな」という感じで。一見、ストレートすぎて捻りがないと思われそうですけど、逆にそれがRAMPAGEらしいというか。結成から今までの4年間を振り返って、改めて“THE RAMPAGE”という名前にかけている思いの強さを感じたんですよ。初めての方も分かりやすく手にとっていただけるようなタイトルになって良かったです。

ーー収録曲がDISC-1のDowntown SideとDISC-2のUptown Sideに分かれているのも特徴的ですね。

LIKIYA:主に楽曲のテイストで2つに分けています。Downtown SideはいわゆるRAMPAGEらしい、ゴリゴリなHIPHOPテイストが強い作品を並べて、Uptown Sideは自分たちにとってちょっと挑戦的な楽曲や爽やかな楽曲、EXILE TRIBEらしい王道の楽曲を入れる、という組み合わせになっていますね。

ーーたしかにUptown Sideに収録された新曲「Only One」はバラード曲で、これまでの雰囲気と大きく異なる印象でした。

川村:そうですね。とはいえ、今まで異なるテイストのシングルを6枚出してきていますし、RAMPAGEに入る以前はバラードを歌っていたので、ボーカル表現としてはそれほど苦労することはなかったです。でも「RAMPAGEとしてバラードをやるとどうなるだろう?」とはありました。6枚のシングルで色々な曲調を歌って、音楽的な幅広さを見せられたからこそ、今回のタイミングでバラードに挑戦できたのかもしれません。

RIKU:たしかにRAMPAGEのイメージとは真逆の楽曲ですが、壱馬も言ったように、歌う上でなにか大きな苦労をした、ということはありませんでした。RAMPAGEにとって、また違った良いスパイスになる曲だな、と。リリックだけ見ると一人の人を思うラブソングですけど、僕の中ではファンの人たちに対して、「僕らの音楽とパフォーマンスで絶対に皆さんを幸せにしていく」という男の決意表明という意味も含まれたダブルミーニングな楽曲です。そう感じていただけるように、気合を入れて声を強く出す部分はしっかりと出して歌っていた結果、自分たち自身が納得できる作品になりました。

吉野:RAMPAGE初のバラードだったので、レコーディングも新鮮な気持ちで挑みました。普段は明るいところで録るんですけど、あえて電気を暗くして歌ってみたり。本当に優しくピュアなラブバラードで、少しでも感情移入できるように精一杯歌いました。この曲をきっかけに他のRAMPAGEの曲も知って、僕らの魅力を感じてもらえればいいなと思います。

ーー「Over」もバラード調ですが、こちらはより大人の恋愛を歌っている印象でした。

川村:「Over」はミドルな感じの曲で、歌詞がものすごく切ない。レコーディングしていてもすごく感情移入しましたし、聴いていて本当に胸が締め付けられるような曲ですね。最後にTD(トラックダウン)という作業があって、僕ら3人とスタッフさんで良い音響で聴いたら、自分の曲なんですけど感動しちゃって(笑)。アルバムの中ではやっぱりリード曲の「LA FIESTA」を推したいところなんですけど、張り合えるくらい良い曲だと思います。

RIKU:「Over」は男性目線の楽曲で、主人公はすごく近くにいるのに手が届かない相手、例えば幼馴染の女性とかに対する気持ちを歌っているのかなと思ったので、そういう状況を想像しながら歌いました。聴いた時に寂しい、と思ってもらえるように泣きを随所に入れたり、自分の得意なR&Bスタイルも織り交ぜながら表現していて。 RAMPAGE史上初めての“踊れるミディアムバラード”を意識しながら歌っています。R&Bが得意なLIKIYAさんが振り付けしたら、すごくかっこよくなるんだろうなと思います。

吉野:切ない楽曲なので、僕もそれをどう表現するかすごく意識しました。入りのブレスを多めにしたり、少し声をかすれさせながら歌ったり、サビの終わりで泣きを入れてみたり。でも切ないだけではなくて、今誰かに片思いしている人が聴いたら、少し後押しできるような、勇気が出る曲になっていると思います。

ーーDowntown Sideには、EXILEのカバー曲「New Jack Swing」が収録されています。

陣:EXILEさんのルーツと言える曲ですね。HIROさんやオリジナルメンバーの皆さんがJ Soul Brothers時代からずっとパフォーマンスしてきたものを、RAMPAGE流にアレンジしています。LDHに所属するグループとして、自分たちもずっとルーツを表現したい思いがあったので、収録できて本当に嬉しいです。

LIKIYA:このタイミングで自分たちが「New Jack Swing」をJr.EXILE世代としてカバーして表現することで、また違う新しい世代が聴いてこの曲が広がっていく。自分たちが継承する意味を感じているので、カバーすることができてすごく誇らしいです。

ーーレコーディングしたときの心境は。

RIKU:難しかったですね。EXILEのカバーですし、中途半端なことはできないと思っていました。ディレクターさんとも相談しながらRAMPAGEの「New Jack Swing」になるように意識して、良い意味で荒削り感を残し、シンプルに自分が感じたままに歌いました。あまり作り込み過ぎず、曲はクラブにいる主人公がちょっと気になる女性を口説く、という状況なので、ちょっとノリノリ、イケイケなバイブスで挑みました。

川村:僕自身はニュージャックスウィングというジャンルにあまり馴染みがなかったんですが、ツアーでずっとパフォーマンスしてきたことで、自分の中に浸透してきた。この曲はところどころ再レコーディングしたのですが、自分の表現も最大限に出しつつ、ニュージャックスウィングというジャンルを理解して寄せていくようにしました。

吉野:曲を通じて自分の表現力が上がったように感じました。普通に歌うのではなく、少しニュアンスをつけて歌う方法など、この曲を通して学べたことも多かったです。カバーですが、イントロやフェイクをRAMPAGE流にアレンジしていて、僕らの「New Jack Swing」が出来たと思いますね。

ーーリード曲の「LA FIESTA」はラテン調で、ライブでも盛り上がりそうな楽曲ですよね。

川村:「Fandango」でも一度ラテンをやったのですが、この曲を聴いた時は、率直にダンスミュージックっぽくて、キャッチーだなと感じました。でもかっこいいところはかっこよくて、メロウな雰囲気で始まったり、ラップがあったりと、色々な表情がある曲で、すごく面白いですよね。

LIKIYA:今まで自分たちが出してきた楽曲の総まとめというか、色々な要素を入れた楽曲で、『THE RAMPAGE』というアルバムのリード曲としてハマっていると思います。ぜひMVで僕が考えた“ガンフィンガー”の振りをチェックして、ライブで一緒に踊って欲しいです。

陣:MVでもジャケットを羽織ってパフォーマンスをしていたり、今までにないようなアプローチをしました。これまではがむしゃらなイメージが強かったと思いますが、「LA FIESTA」はLIKIYAさんの振り付けも落ち着いた部分もあったり、これまで経験したことを踏まえて成長したRAMPAGEを表現した楽曲になっているのかな、と感じましたね。「HARD HIT」からガラッと変わって、「Fandango」とはまた違う僕らの色が出ているので、この楽曲と共にまた成長していける気がします。

――アルバムを通じて伝えたいことや、今後挑戦したいことは。

LIKIYA:冠番組『てっぺんとるぞTHE RAMPAGE』(GYAO!)の配信も始まっていますが、これからもっと広いステージでやるには、こうした音楽以外の活動の場も広げていく必要があると思います。もちろん、音楽活動にしっかり還元できるようにしていくことは保証します。『THE RAMPAGE』には約4年に渡るドキュメント映像も含め、デビュー前から築き上げてきた自分たちのストーリーが凝縮されていて、まさに集大成と言える作品になりました。応援してくれている方々はもちろん、自分たちのことを知らない人もこの1枚で知っていただける作品になっていますし、ドキュメントを観たうえで楽曲を聴くと、RAMPAGEのヒストリーや伝えたい思いをより感じられると思います。今後の自分たちの可能性を大いに感じていただけたらすごく嬉しいです。

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