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V6、関ジャニ∞、Sexy Zone……アーティスト提供曲で引き出されるグループの新たな魅力

リアルサウンド

18/8/28(火) 7:00

 昨今、アーティストからジャニーズグループへ楽曲提供するケースが多くなってきている。いわゆる“ジャニーズらしさ”を感じられる楽曲も素晴らしいのだが、アーティスト提供曲によって引き出される魅力も少なくない。そこで、昨今発表されたアーティスト提供曲を通して新しく引き出されている、ジャニーズグループの魅力について考えてみたい。

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■V6
 2017年8月9日に発売された13thアルバム『The ONES』では、石野卓球、大橋トリオ、浜野謙太、レキシなどの有名アーティスト達から多くの楽曲提供を受けたV6。2018年5月30日に発売された49thシングル『Crazy Rays/KEEP GOING』収録曲も、有名アーティストから提供された曲だった。メンバーの井ノ原快彦主演ドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)の主題歌になった「Crazy Rays」は、真心ブラザーズ・桜井秀俊が作詞を手掛けたダンスミュージック。歌詞の内容は、大人になった今、キラキラした過去を振り返りながら思いを馳せるというもの。デビュー当時、10代だったComing Centuryと10代後半~20代前半だった20th Centuryが感じていた輝き、デビュー23周年を迎えた今だからこその輝き、両方を持つV6だからこその表現が詰まっている。また、「KEEP GOING」はm-flo・☆Taku Takahashiが作詞・作曲・編曲を担当。「V6の躍動感が出るようにイメージして作りました(引用元:avexオフィシャルサイト)」という☆Taku Takahashiのコメントの通り、疾走感溢れるダンスミュージックだ。「愛なんだ」や「WAになっておどろう」といったハッピーな楽曲のイメージが強いV6だが、もともとダンスミュージックが多く、さらに全員身体能力が高いグループ。そんな彼らだからこそのキレやスピード感が、「KEEP GOING」では強調されているように感じる。いずれの曲も、V6の持ち味をさらに浮き彫りにした楽曲である。

■関ジャニ∞
 ジャニーズグループの中でも群を抜いてアーティスト提供曲が多いのは、関ジャニ∞だろう。9thアルバム『ジャム』でも、錚々たるアーティストから提供された曲が詰まっていた。そして、9月5日に発売される41stシングル『ここに』。表題曲「ここに」は、WANIMAが作詞・作曲を担当。6人体制となって初の曲は、WANIMAならではの元気が出るサウンドに関ジャニ∞の新しい決意、前向きさ、希望が乗せられているポジティブな楽曲に仕上がっている。また、カップリング曲の「タカラモノ」は大阪出身のボーカルユニット・ベリーグッドマンから提供されたもの。関西テレビ開局60周年テーマソングに決定しており、〈HAPPY〉という言葉や関西弁が盛り込まれたハートフルな歌詞が印象的だ。また、美しいハーモニーが特徴のベリーグッドマンらしく、ハモリパートもふんだん。ハモリを担当することも多いメンバー・丸山隆平や安田章大、大倉忠義のスキルも発揮されそうだ。大阪出身の関ジャニ∞×ベリーグッドマンだからこそ生まれた「タカラモノ」。関西への愛情はもちろん、関ジャニ∞のテクニカルな部分も引き立たせているのではないだろうか。

■Sexy Zone
 キラキラした王道ジャニーズ曲が多かったSexy Zoneだが、最近では少しずつ大人っぽい曲も増えてきている。2017年に発売した5thアルバム『XYZ=repainting』にはいきものがかり・水野良樹、THE イナズマ戦隊・上中丈弥、LEGO BIG MORL・タナカヒロキなどのアーティスト提供曲が収録されている。そしてリード曲となっている「忘れられない花」は、ソウルフルでクールな歌声とグルーヴィーなサウンドが最高にかっこいい楽曲で、さかいゆうが作詞・作曲・編曲を担当。これまでの楽曲とはガラッと雰囲気が変わり、R&B調のグルーヴがとても印象的である。どこかまだ少年っぽさ、かわいらしさが残っていたSexy Zoneの印象を大人っぽく、セクシーなものへと見事に変えている革命的な曲ではないだろうか。さかいゆうの本格的なファンキーでソウルフルな楽曲と、Sexy Zoneのポップさが組み合わさることで、少年から大人への成長が絶妙に表現されている。Sexy Zone×さかいゆうのタッグを再び見たくなる曲だ。

 こうしてアーティストのエッセンスが加わることで、ジャニーズグループたちの“今”がより浮き彫りになるのではないだろうか。次はどのグループがどんなアーティストとタッグを組み、どんな姿をみせてくれるのだろうか。ジャニーズとアーティストのコラボレーションの面白さにハマりそうだ。(高橋梓)

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