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ぴあ

『あなたには渡さない』水野美紀、木村佳乃の“ギャップ”に困惑? 「こんなに憎み難い人はいない」

リアルサウンド

18/11/2(金) 18:00

 11月2日、東京・テレビ朝日本社にて土曜ナイトドラマ『あなたには渡さない』のキャスト登壇イベントが開催された。登場したのは、木村佳乃、水野美紀、田中哲司、萩原聖人の4名だ。

 本作は、連城三紀彦の『隠れ菊』を現代版にリメイクした、激しく濃厚な大人のラブサスペンス。料亭の御曹司である夫・旬平(萩原聖人)と結婚した専業主婦・上島通子(木村佳乃)の前に、“旬平の愛人”と名乗る女性・矢萩多衣(水野美紀)が現れる。密かに通子への想いを抱えていた通子の兄の友人・笠井芯太郎(田中哲司)も巻き込んだ修羅場の連続、女同士の壮絶なバトルが見どころだ。

 この日木村は、黒いレースのトップスに白いパンツスタイルで登場。登壇イベントの前には、放送に先駆けて試写会も行われ、「自分の出演しているドラマを観るのは慣れておらず、ソワソワした」と話しながらも、ドラマ撮影現場について「軽快で楽しい」とコメントした。

 一方、木村と壮絶なバトルを繰り広げる水野は、文学的な表現も多い今作について「台詞の裏に隠された感情がさまざまな演出によって色濃く引き出されるドラマ」だと語った。

 木村も水野も、ドロドロとした愛憎劇を楽しみながら演じているようだ。演技の話になると、水野は「普段言わないような台詞を話すのは爽快」と回答。作品の中では、「泥棒猫」や「ご主人をいただきにまいりました」などの印象的な台詞がいくつも登場する。劇中で、水野は木村のことを憎んでいるという関係性だが、実際には水野は木村の人柄を「こんなに憎み難い人はいないです」と評し、そんな木村を前に、罵倒するような言葉を言わなければならないことに苦しんでいると明かした。

 さらにトークテーマは、ドラマタイトルにちなんで「絶対に渡せないもの」について。今年夏に日本プロ麻雀連盟に加盟し、「プロ雀士」の資格を取得したことが明らかになった萩原は、「点棒(麻雀で点数のやり取りをする為の道具)」と答え、会場を沸かせる。自身の成績について聞かれると、「渡したくないけど、渡さざるをえない」と、苦戦している模様。木村はそんな萩原について「試合に負けた翌日の撮影ではすごく落ち込んでる」と話し、萩原は、現場の木村の天真爛漫な様子を見て癒されているという。

 撮影中の印象的なエピソードとしては、木村の演技に対するオン・オフの切り替えが話題に。木村は、「演技の直前まで子供の夕飯のことで頭がいっぱい」と話し、水野と対峙するドロドロとしたシーンのギリギリまで「今日の夕飯何にする?」と2人で話していることを明かした。

 また、萩原は、自身の中で「今日の佳乃」というコーナーを設け、木村の言動に注目しているそう。遅めの撮影の日に、木村に「今日は家帰って台本読んだ方がいいかな? 寝た方がいいかな?」と相談され、萩原は「今日はお風呂入って寝ちゃいな」と答えた。しかし翌日に尋ねると木村は寝れなかったそうで、台本を読んでたんだなと思ったら、実は木村は漫画『アイアムアヒーロー』を読んで寝不足だという。萩原も、思わず「台本じゃないんかい!」とツッコミを入れていた。

 それに対し、木村は、「漫画が大好きなんです。学生のときからそうなんです。本当に直したい癖なんです。でも最近『AKIRA』を買ってしまった(笑)。前も読んでたんですけど、どうしても気になっちゃって。届いてしまってどうしようと思っています」と反省の言葉を並べる。萩原は、「でも(台詞は)覚えてきているんですよね」とフォローを入れ、「バッと切り替えるのズルいですよね」と木村を絶賛した。

 イベントは、終始リラックスしたムードで行われた。ドラマの内容とは反対に、現場の雰囲気は木村によって明るく癒され、日々盛り上がっているという。木村は最後に、「元気に明るくドロドロしたいと思います」と意気込みを語り、この日のイベントは幕を閉じた。(取材・文=片山香帆)

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