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ぴあ

KOBerrieS♪×Akira Sunset対談 地元背負うアイドルの強み「“神戸発ならでは”を大切にしたい」

リアルサウンド

18/10/24(水) 17:00

 神戸を拠点に活動するアイドルグループKOBerrieS♪が、9thシングル『恋のパティシエール』をリリースした。

 10月17日に兵庫県内で先行発売されたのち、10月24日に全国発売となった今作では、乃木坂46や欅坂46などに数多く楽曲提供しているAkira Sunsetがプロデュースを手掛け、表題曲の作詞・作曲を担当。また、表題曲はバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ)のエンディングテーマにも決定している。

 今回、KOBerrieS♪とAkira Sunsetとの対談が実現(KOBerrieS♪メンバーの黒谷真琴は学業のため欠席)。両者の初タッグとなるシングルリリースについて、また新メンバーを迎え7人体制になったKOBerrieS♪の現在について話を聞いた。(香月孝史)【最終ページに読者プレゼント応募あり】

森島「手応えはすごくあります!」

――まずはKOBerrieS♪さんの普段の活動について教えてください。

岡野春香(以下、岡野):地元神戸を中心にライブ活動などを行なっています。平日の夜に学生メンバー含めてみんなでレッスンをして、土日などにお仕事でライブをすることが多いです。それから、神戸のグループということもあって、震災の被災地支援の活動として東北や熊本に行ったりもしています。

――ニューシングル『恋のパティシエール』がリリースになります。リリースに先駆けて行なってきたイベントでの手応えを聞かせてください。

森島みなみ(以下、森島):一回目のリリースイベントでの予約枚数が今までの倍以上だったり、Twitterなどでもファンの方が「新曲のここがいい」とたくさん書いてくださっていたりして、手応えはすごくあります。

――今回、特に森島さんは担うものが大きいのではないでしょうか?

森島:はい、今回のシングルで初めてセンターをさせていただいています。KOBerrieS♪は今6年目なんですけど、これまでたくさんの先輩方がいて、センターになれずに卒業した方もたくさんいらっしゃいます。その中で、デビューから1年が経ったばかりの自分がセンターというすごいチャンスをいただけているわけですし、楽曲もすごく良いので、いつも以上にやる気がみなぎっています。

――花尾さんと小形さんは加入後、初めてのシングルリリースを迎えました。リリースイベントが多くなるこの期間をどのように過ごしていますか?

花尾理彩(以下、花尾):デビューさせていただいてまだ2カ月くらいしか経っていないんですけれども、KOBerrieS♪の今の良さをいかにたくさんの人に届けられるか、また今まで先輩方が作ってきたものを崩さないように下から支えながら、いかにより良いものにできるかを考えています。日々、自主練をしながら先輩方の重荷にならないように、自分なりの個性を出せるように研究しています。

小形優莉(以下、小形):シングルに参加するのもリリースイベントも初めてで、すごく不安だらけなんですけど、リリースイベントがひとつ終わるたびに、先輩方がいろいろアドバイスをくださっていることもあって、一回ずつ成長していけていると思います。まずは自分が楽しめばお客さんも楽しんでくださると思うので、そのことを心がけながら、曲の良さをどれだけきちんと伝えられるかを考えて頑張っています。

――花城さんは今年の2月に加入されて、半年が過ぎました。

花城沙弥(以下、花城):半年間活動してきた中で、ファンの方やイベント中に足を止めて見てくださる方にも女性が増えてきていたり、年齢層も広がってきているなと思います。Twitterでも「KOBerrieS♪を初めて見たけど新曲が良かった」という内容を書いてくれる人も増えています。応援の声をかけてもらうことも多くなっていますし、もっともっと頑張っていきたいなと思ってます。

――新しいメンバーが入って以降のグループを、先輩メンバーはどのように受け止めているのでしょうか?

大出姫花(以下、大出):7人のメンバーにはいろいろな個性があって、持っているものも違うので、一人一人の得意な部分を見て刺激をもらっています。7人だからこそKOBerrieS♪の良さや神戸の良さを伝える力も、より大きくなったんじゃないかなって思いますね。

――新しいメンバーも増えて、メンバー同士の関わり方も変わってきますか?

森島:ライブのMCではアドリブも多いんですけど、「この人に振れば何か応えてくれるやろう」「でも、今この人に振ったらちょっと危ないかな」とか、「これを言ってしまったら傷つくんじゃないか」と、いろいろ考えることがあるんです。それもあって、MCを任せていただけるようになってからは、積極的にメンバーと喋ろうという意識になってきました。以前は同期の(黒谷)真琴と喋ることが多かったんですけど、今は真琴だけじゃなく沙弥や新メンバー2人と一緒にいたり、春香さんと姫花さんの2人がいるところに混ぜてもらったりすることが多くなりました。MCで、自分以外のメンバーを立てることで自分も輝けるとスタッフさんから教えていただいたこともあり、今までは自分がガツガツ行くタイプだったんですけど、縁の下の力持ちになりたいなと思っています。

岡野:やっぱり、同期同士だけでくっついているとそこから先に広がらないし、グループとしての良さを引き出せないんじゃないかなと思います。私自身も一歩引いて全体を見て、この子と最近あんまり喋れてないからちょっと喋ってみようとか、そういうことを心がけるようになりました。

――新曲「恋のパティシエール」について聞かせてください。ここまでのリリースイベントなどでお客さんの反応はいかがですか?

岡野:毎回披露していますが、ライブ後の握手会などで曲に対しての評判がすごく良くて。神戸ってやっぱり洋菓子が有名なんですけど、お菓子作りに着目した曲はKOBerrieS♪になかったんです。なので、「恋のパティシエール」は私たちもすごい新鮮な気持ちで、毎回すごく楽しくて。

――制作するにあたって、Akira Sunsetさんに対してはどのようなオーダーがあったんでしょうか?

Akira Sunset(以下、Akira):そこまで細かく指定はなかったんですけど、「元気な感じで」ということは聞いていました。まずKOBerrieS♪の過去楽曲を聴いてみて、代表曲がないなと思ったんです。それはこれまでの楽曲が悪いという意味ではなく、もうちょっとアイコンになる曲が必要なんじゃないかなと。その中で、お菓子の話を書いた曲は過去楽曲にないんだなと思って、「恋のパティシエール」を作りました。

――「アイコンになる曲」が手がかりだったんですね。

Akira:オファーをいただいたときに、自分が入らせてもらう意味というのを考えるんですけど、めちゃくちゃブレイクしているグループなどでないとすれば、やっぱりプロモーションしやすいっていうのが一番大事かなと。パティシエールの曲だったら、その後の展開がもう目に浮かぶじゃないですか。実際、今回の曲ではそういう(お菓子作りにちなんだ)プロモーションもしていますし、もしかしたらパティシエールをテーマにしてアー写やMVを撮ることもできるかもしれないし。そうなれば見る側も、「この子たちってこういうグループなんだ」って、わかりやすくなると思うんですよね。土地に根ざしているアイドルというのは、そういう出し方をしていって全然いいと思うし。まずそれで覚えてもらって、そこから広がっていくみたいなのがいいかな。まずは地区大会、みたいな感じですよね。そこから甲子園を目指してください、という。

――初めてKOBerrieS♪の楽曲を手がけるにあたって、そういうお話をメンバーにする機会はあったんですか?

Akira:それはなかったんですけど、でも初めて一緒に仕事したので、やっぱり一発目で「おお!」って思わせなきゃいけないなと考えて、わりと力が入っちゃったかな(笑)。

Akira Sunset、未完成さに感じる“青春”

――「恋のパティシエール」を受け取ったときに感じたことを教えてください。

森島:一回聴いただけで、もう口ずさめるんですよ。歌詞もすぐに入ってくるし、とりあえずキュンキュンしました(笑)。女の子の恋心をお菓子作りにたとえていてわかりやすいので、感情移入がしやすいというか。レコーディングのときも演技しやすいというか、感情が入りやすかったですね。

岡野:お菓子作りのレシピが歌詞になっていて、すごく斬新だなっていう印象がありました。

Akira:某レシピサイトを見て書きましたからね(笑)。初めは、「パートシュクレってなんやねん?」とか思いながら(笑)。間違えてたらめちゃくちゃ恥ずかしいなと思って。

――お菓子作りの手順を踏んだ書き方をしていますが、もともとご自身の引き出しにあったものではなく?

Akira:じゃないですね。実はパティシエールって言葉自体、もともとは知らなくて。お菓子のことをいろいろ調べていたら、パティシエという単語の女性形がパティシエールという言葉だったんですね。それで、お菓子作りって恋に似てるよなみたいなところからキャッチーな方向に寄せていって、「恋のパティシエール」になりました。最初は歌詞の一番の部分だけを書いて送ったので、「一番だけだとお菓子を作ってるだけの歌だけど、ここからちゃんと恋の歌になるんで!」って言って(笑)。

森島:私も最初、パートシュクレがよくわからなくて調べたんですけど(笑)、パートシュクレの歌詞の部分だけでも、考えだしたら止まらないくらい奥が深くて。

Akira:そこまで考えたかな、僕(笑)。

森島:それから、間奏で姫花さんと私でミュージカルのような振りをする箇所があって、そのパートも表現を考えだしたら止まらないですね。曲を聴けば聴くほど、ダンスも深まってくると思います。


――Akiraさんが詞と曲を担当した楽曲がKOBerrieS♪の作品として出来上がってみて、その時点で感じたことなどはありますか?

Akira:歌詞にも書いた、“今しか食べれない未完成品”感を出してくれていたところが、僕は好きでした。僕、“歌ウマ”ってあんまり好きなわけではなくて。正直に言えばそんなに上手いわけではないかもしれないけど、それがいいんですよ。その未完成さに「やっぱ青春だな」みたいなことを感じるので、自分的にはレコーディングは満足かなと思います。

――カップリング曲「モーニングコール」についても教えてください。

岡野:こちらの曲は、もともと先輩メンバーが歌っていた楽曲をあらためてアレンジしていただいています。明るいメロディーの曲なんですけど、落ちサビあたりはすごく切ない。いろんな味が楽しめる一曲になっていると思います。

花城:「恋のパティシエール」とはまた全然違うんですけど、違うからこそどちらの曲でも盛り上がれる。「モーニングコール」は雰囲気もメロディーもまっすぐな曲というか、パフォーマンス中にファンの方と目が合っても「届いてるよ」って感じの視線を返してくれたりします。

大出:「モーニングコール」の他にも先輩方が歌ってきた曲が多いので、どうやったら先輩方のやってきたことを受け継いでいけるか、振り付けのひとつひとつや歌詞ひとつひとつを大切にして、いかにお客さんの前で出していけるかということを結構考えたりします。

小形:先輩方が歌ってらっしゃったと聞くと、やっぱりプレッシャーがすごく大きくて。昔から応援してくださっているファンの方々が見たときや聴いたとき、「ああ、こんな感じか……」ってがっかりされたらショックやなって。まだパフォーマンスも完璧じゃないから、きちんと届けきれていないもどかしさもあるんですけど、先輩方はファンの方たちに精一杯楽曲を届けてきたと思いますし、私たち7人もそれ以上の気持ちで新しい形を届けていけたらと思います。

――一方で、「恋のパティシエール」はまさに自分たちがオリジナルになりますね。

森島:自分たちがオリジナルで、楽曲を作っていく過程から参加させてもらえているので、いい意味で自由にできるなと思っています。これからもKOBerrieS♪はずっと続いていくと思いますけど、この先に新しいメンバーが入ってきて「恋のパティシエール」を歌うときのためにも、楽曲のヒントになるようなものを見せていけたらという思いはあります。今はグループが7人になったばかりのフレッシュな状態なので、ひとつひとつのステージで自分たちなりに成長していく過程を皆さんに届けられればと思います。

“仲良しごっこ”じゃだめ

――その7人体制でこれからのグループを作っていくわけですが、この先の目標を聞かせてください。

森島:KOBerrieS♪には先輩メンバーから受け継がれてきた、「神戸国際会館でワンマンライブをする」という目標があって、私たち7人も真剣にその夢を追っています。7人になってから、ファンの方々から「迫力がすごい」と言ってもらえているので、私個人としてはこの迫力を武器にしてお客さんを圧倒できるようなライブができるようになりたいと思っています。今はまだ、新メンバー2人もダンスを覚えることに一生懸命だったり、MC中にも「どうしよう」という感じでキョロキョロしていたりするんですけど、MCなどの面も含めてすべて、プロとして見ている人たちを圧倒できるようなチームになっていきたいです。

花城:メンバー一人一人が個性も強くて、それぞれが裏で頑張ってることも他のメンバーは見ていたりして、刺激をし合っていると思います。裏ではみんな、めっちゃ頑張っていますし、一回一回のライブで進化できるようになりたいと思います。先輩方から受け継いだ曲をパフォーマンスするときも、単に先輩たちの真似になるのではなく、自分たち7人としてのパフォーマンスをしながら、もっともっとグループが広がっていければいいなと思います。

花尾:花尾:花城さんがお話してくれたみたいにメンバーそれぞれが、その人にしかない個性を持っていると思うんです。私はまだその個性をうまく出せてはいなからもっと努力していきたい。もっともっと、自分の個性を探しながら、7人で団結して目標に向かって頑張っていきたいです。

小形:私は新しく入ったメンバーとして、普段他のメンバーの皆さんとコミュニケーションしていく中で魅力を引き出していただいてるんですけど、これからは自分から魅力を出していけるようにしたいと考えています。KOBerrieS♪をきっかけに神戸のことを知ってもらって、神戸に行きたいとか神戸ってこんないいところなんやって思ってもらえたらなっていうのが大きくて。この7人で神戸の魅力をどんどん全国に発信していけたらなって思います。

大出:チームとしての目標は神戸国際会館でのワンマンライブなんですけど、個人的にはそれぞれの出身区も違うので、区ごとのツアーみたいなことをやったら面白いかなって思っています。7人になってからファンのみなさんにKOBerrieS♪の見栄えや迫力が変わったねと言われることが多いので、もっともっと7人で団結し合って、ファンの皆さんをありえない景色に連れていきたいなって思います。

岡野:神戸を背負ってグループに所属させていただいている身なので、仲良しごっこじゃだめだなという気持ちが大きいんです。リリースイベントの期間中などでも、皆テンションは高く保っていてほしいと思いますし、日頃から挨拶をきちんとしたり、感謝の気持ちを持ったりと、基本的なことをもっとしっかり固めながら、携わってくださってる関係者のみなさんやライブを観に来てくださるファンの方、関わってくださる方々全員を私たちの力で巻き込んで、グループ自体をもっともっと大きくしていきたいです。ただ、グループが大きくなっていっても身近に感じてもらえるように、神戸発のアイドルグループだからこそできるアットホームなイベントも大切にしてきたいなと思っています。そうした場でそれぞれの個性を強めていきながら、外の世界に出たときに魅力が爆発するようなグループになりたいなと思います。

――Akiraさんから、グループへの期待をお願いします。

Akira:やっぱり地元があるのって強いから、そこを押し出していいんじゃないかなと思っています。「恋のパティシエール」も、その特徴をわかりやすく出せるようなお菓子の曲を書いたつもりではいるので。いきなり大きすぎるところを狙っても、わかりづらいと思うんですよね。ですから、さっき言ったようにまずは小さいところから。偉そうな言い方ですけれど、この曲で地区予選を勝ち抜いていくためのバットは用意したので、あとは団結力でなんとか勝ち抜いていってもらいたいですね。

(取材・文=香月孝史/写真=伊藤惇)

【商品情報】
9th Single『恋のパティシエール』
発売中
価格:Type2種 ¥1,000(+税)

両Type共通特典: KOBerrieS♪オリジナルエムカード(絵柄全8種)
収録内容: 恋するパティシエール リリックビデオ
※特典絵柄はランダムでのお渡しとなります。
※一部お取り扱いのない店舗もございますので、ご注意ください。

<収録曲>※両Type共通 
1.恋のパティシエール
2.モーニングコール
3.恋のパティシエール(インスト)
4.モーニングコール(インスト)

■ライブ情報
『TARU Meets MARINE FESTA』
日時:10月27日(土)
(1)10:40~11:10
(2)14:40~15:10
会場:三井アウトレットパークマリンピア神戸
観覧無料、グッズ販売あり

『歌居屋SP ライブ』
日時:10月28日(日)
第1部 14:00 / 第2部 18:00
会場:新長田 歌居屋
チケット¥2,000、グッズ販売あり。

KOBerrieS♪公式サイト

KOBerrieS♪ サイン入りチェキプレゼント

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<応募締切>
11月7日(水)まで

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