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加藤雅也が画家役、和泉聖治監督×北方謙三原作『影に抱かれて眠れ』秋公開

CINRA.NET

19/2/16(土) 17:00

映画『影に抱かれて眠れ』が今秋に全国で公開される。

同作は北方謙三の小説『抱影』をもとにした作品。ドラマ『相棒』シリーズのメイン監督を務めた和泉聖治がメガホンを取り、脚本は映画監督としても活動する俳優の小沢和義、プロデュースは俳優の中野英雄が担当している。

『影に抱かれて眠れ』は神奈川・横浜の野毛を愛し、2軒の酒場を営む抽象画家・硲冬樹が主人公。酒場を巡り、絵を描く日常を送っていた冬樹だったが、彼を親のように慕う岩井信治が傷を負って現れたことから、やがて事件に巻き込まれていく、というあらすじだ。

硲冬樹役を演じるのは加藤雅也。冬樹が純愛を貫く女性・永井響子役を中村ゆり、冬樹の店のバーテンダー・辻村正人役をEXILEの松本利夫、冬樹を事件に巻き込む岩井信治役をカトウシンスケ、冬樹と関係を持つクラブのママ役を熊切あさ美、冬樹の才能に惚れ込む画商役を余貴美子、冬樹に刺青を教える彫師役を火野正平が演じる。横浜のヤクザ役として若旦那、AK-69が出演している。

加藤雅也のコメント

原作の“抱影”は、余計な説明のない漠然とした世界観が頭に入ってくる小説でした。
俳優としてセリフで演じるのではなく、作品の世界観を雰囲気で表現する演技とは?と考えを巡らせていた時だったので、是非挑戦したいと思った作品でした。北方さんからは“締念”と言う言葉を頂き、その言葉をもとに主人公(硲冬樹)を作っていきました。ハードボイルドというよりはノワールな作品。
この作品の世界観と一人の男の生き様を楽しんで頂けたら嬉しいです。

和泉聖治監督のコメント

2018年の真夏。
北方謙三原作「抱影」の撮影は始まりました。北方謙三さんは、ダンディーで私の尊敬する作家です。
プロデューサーの中野英雄氏と小澤和義氏とは撮影に入る前も、撮影に入ってからも毎日のように作品について熱く討論を重ねました。両氏は私の古くからの知人であり、映画仲間でもあります。
そんな“我らが仲間”たちと、うだるような連日の猛暑の中で撮り終えた暑い熱い映画『影に抱かれて眠れ』が完成しました。今はさまざまな想いが去来します。この作品に携わった多くの人たちに感謝します。
ありがとう・・・。

北方謙三のコメント

原作は、映画の素材のひとつである。同時に、本質の部分で深く繋がり合ってもいる。和泉聖治監督が、そこをどう扱うのか、私は注視していた。映画人の創造力の中で、原作はまた、新しい命を持った。それは驚愕すべき出来事であり、映画の力と可能性を、私に改めて感じさせた。加藤雅也の、自然体とも呼ぶべきたたずまいは、演技の本質とはなにかを、私に考えさせた。てらいのない存在感が漂い出して、間違いなく新しい境地に立ったことを感じさせた。影に抱かれた男の、激しさと哀しみ。人はなぜ生きるのかという命題にさえ、ある答えを出したと思う。

中野英雄のコメント

今回の映画は初プロデュース作品になります 北方謙三先生の作品を先生と同年代の和泉聖治監督に撮って頂きたく 交渉致しました。若い頃に観ていた和泉聖治監督の作品のテイストを盛り込んで頂き 懐かしくもあり、また新鮮な 映画になっていると思っております。

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