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LDH流の“日本食”をLAで堪能 LDH USA徹底レポ第1回「LDH Kitchen The Robata」篇

リアルサウンド

19/1/30(水) 18:00

「今までは国内での活動を中心にしてきましたが、いまやエンタテインメントは世界中からリアルタイムに様々なものが日本に届き楽しむことができる環境になりました。こうした環境の中で、LDHは世界基準でのエンタテインメントを創造できる会社をめざしていきたいと考えています」(LDHオフィシャルサイトより)

参考:EXILE HIRO「ボーダーを越えたコラボレーションの場に」 「EXPG STUDIO」LA校がオープン

 EXILE HIROの宣言の通り、LDHは2017年にその組織体制を再構築し、世界基準のエンタテインメントを展開するための基盤を着実に築き上げてきた。日本国内を拠点とするLDHを「LDH JAPAN」と改め、アメリカには「LDH USA」を、アジアには「LDH ASIA」を、ヨーロッパには「LDH EUROPE」を設立。各拠点の歩みはそれぞれだが、その土地のカルチャーを吸収し、時に現地のエンタテインメント業界と手を取り合いながら、一つひとつの成果を丁寧に積み重ねている。

 中でもLDH USAは、新体制となる以前より様々なアプローチを行ってきたこともあってか、描いてきたビジョンがいよいよ現実的なものとして形になりつつあるようだ。本稿では、1月16日から19日にかけてLAを訪れ、実際にLDH USAの活動を視察した感想を交えながら、その現在地を探りたい。第1回では、LDH kitchenの新店舗「LDH Kitchen The Robata」での美食体験をレポートする。

■炎が揺らめく空間で、ユニークな日本食を味わう

 LAの冬の夜に飲むレモンサワーもまた格別だ。その日はあいにくの雨模様だったが、日本に比べればずっと温かく、ジメッとした嫌な湿気はさほど感じない。LAのフルーティーでさっぱりとした味わいのクラフトビールは、そのカラリとした心地よい気候の中で飲むとすこぶる美味いが、たっぷりの氷を入れたレモンサワーだって負けないくらい美味い。

 歯触りの良い茹でたての枝豆をぽりぽりとつまみながら、レモンサワーの爽やかな喉越しを楽しんでいると、続々と料理が並び始める。ドーム状に揚げられた春巻きの皮が目を引くサラダ、カリッと焼き上げられた一口サイズのライスの上にマグロのたたきを乗せた寿司、炉端焼きで仕上げた食べ応え抜群のロブスター、もちろん本場のカルフォルニアロールも。どのメニューにも独自の工夫が凝らされていて、まったく食べ飽きるということがない。

トリュフの旨味が炸裂する「Truffle Soba Noodle」。忘れがたい味わいだった
 筆者が特に気に入ったのは「Truffle Soba Noodle」。もちもち感のある冷たいそばを、削り立てのトリュフとコク深いトリュフバターを加えた熱々の麺つゆでいただく。勢いよく啜り込むと、贅沢に香るトリュフと甘みのある麺つゆの奏でる大胆かつ繊細なハーモニーが口いっぱいに広がり、気が遠のくほどの衝撃的な美味を感じた。馴染みのあるつけそばと組み合わせられたことで、初めてトリュフという食材の持つ無限の可能性に気付かされた。

 LAを訪れた初日(現地時間1月16日)、筆者は取材陣の一人として昨年8月1日にオープンしたLDH kitchenの新しい飲食店「LDH Kitchen The Robata」を訪れた。ハリウッドの中心街から車で約30分ほど、カリフォルニア州サンタモニカに居を構えた同店舗は、黒を基調としたシックな外観で街の景観に溶け込んでおり、路上に面した壁面には流行のバイオエタノール暖炉の炎が静かに揺らいでいる。店内に足を踏み入れると、和のテイストをスタイリッシュに昇華した斬新なインテリアデザインと、プロジェクションマッピングによる煌びやかな光のパフォーマンスに目を奪われる。炎をテーマとした異国情緒たっぷりの空間は、「食のエンタテインメント」を掲げるLDH kitchenならではの趣向だろう。

 絶妙な火加減で調理される伝統的な炉端焼きをメインに、素材にもこだわった定番の日本食の数々を、LAならではの自由なアレンジで提供する。価格はコースで75ドルほど。地元の人々が、ちょっと贅沢に日本食を楽しむお店としてもちょうど良い価格帯といえよう。日本酒も豊富に取り揃えているので、日本酒バーとしての需要もありそうだ。

 LDH kitchenはチェーン展開をしておらず、各店舗が異なるコンセプトでエンタテインメント性を重視しながらクオリティの高いメニューを提供することで知られている。「LDH Kitchen The Robata」もそのブランドイメージ通り、日本式のホスピタリティの高いサービスを実現している。現地のアーティストやクリエイターと親交を深めるおもてなしの場としても、同店舗は有効活用されていくに違いない。(松田広宣)

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