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いま、最高の一本に出会える

新キャストも続々登場 『下町ロケット』古川雄大が“ワル”すぎるとSNSでも話題に

リアルサウンド

18/11/19(月) 6:00

 日曜劇場『下町ロケット』(TBS系)が第6話より、「ヤタガラス編」に突入した。佃製作所を離れ米農家を継ぐことを決意した殿村直弘(立川談春)、帝国重工の宇宙航空部から新規事業を提案し宇宙企画推進グループ部長に異動となった財前道生(吉川晃司)など、既存キャストはそのままに、新たに多くのキャストが登場した。特筆すべきは、佃航平(阿部寛)の大学時代からの友人である野木博文(森崎博之)を抜けば、そのほとんどが“悪役”であることだ。

 ギアゴーストを退社した島津裕(イモトアヤコ)の代わりに伊丹大(尾上菊之助)がスカウトした氷室彰彦(高橋努)は、すっかり悪者に染まってしまった伊丹が連れてきたこともあり、鉢合わせした佃製作所の面々に喧嘩を売る始末。かつて、野木と提携を結ぶが研究データを持ち逃げしていったキーシンの社長・戸川譲(甲本雅裕)、北堀企画の社長・北堀哲哉(モロ師岡)の2人は、帝国重工の取締役・的場俊一(神田正輝)へ復讐する一心で繋がった重田登志行(古舘伊知郎)と伊丹と共に、ヤマタニ製作所で事業を起こそうと結託する。その4人の人相の悪さは、大ボス・的場にも負けていない。

 そして、第6話で新たに登場するもう一人の悪役が、吉井浩(古川雄大)。大農家の三男坊で、農林業協同組合に所属する。農林協を通さずにスーパーや個人客と直接取引をしていることで、殿村を目の敵にしているという。ポケットに手を入れながら米倉庫にずかずかと入ってきた吉井は、飄々とした態度で軽く自己紹介。トラクターのタイヤをグイグイ踏みつけては、殿村にとっては“社長”である佃を「こんな修理のおっさん」と呼び、ドヤ顔で「大体品質の違いなんて客に分かるわけねえだろ! 米なんて……食えりゃあいいの!」と米袋をバンバン叩く。挙句の果てには、米袋を開け、直接米を触る。ここで殿村の堪忍袋の緒が切れ「触るな! お客さんに食べていただく大切な米だ。汚い手で触らないでくれ!」と一喝。殿村の米作りのプライドと剣幕に、吉井は「いい気になんなよ……」と捨てゼリフを吐き退散していった。

 Twitterでは、北海道を舞台に、森崎博之と安田顕のTEAM NACSの2人の共演に盛り上がる一方で、2分余りと短い出演時間であったにも関わらず、あまりのテンプレのような悪役っぷりから古川についての多くのツイートが見られた。現在、帝国劇場で上演中の舞台『マリー・アントワネット』で共演中のソニンは「めっちゃ悪役や 見るからに悪役や 最初から明らかに悪役… フェルセンさぁん」とツイート。“フェルセン”とは、古川が舞台で演じているフェルセン伯爵のことだ。古川は『下町ロケット』出演発表時のコメントで「作品のいいスパイスとなれるように精進していきます」と発言しており、まさに文字通りスパイスとして、出演初回から爪痕を残した。

 ミュージカル『テニスの王子様』で人気を博した古川は、これまで『ロミオ&ジュリエット』や『黒執事』『モーツァルト!』など、数多くの人気作に出演してきている舞台をメインとした俳優だ。ドラマとしては、2012年に放送の『あかねさす~新古今恋物語~』(NHK総合)以来、6年ぶりの出演となる。今後、そのアクの強い演技は作品のスパイスとしてどのように『下町ロケット』にブレンドされていくのだろうか。 (文=渡辺彰浩)

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