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『なつぞら』は『ヘンゼルとグレーテル』をどう描く? なつと坂場の距離にも変化が 

リアルサウンド

19/7/9(火) 12:00

 なつぞら(NHK総合)第86話で、なつ(広瀬すず)は『ヘンゼルとグレーテル』を短編作品の題材にすることを職場で提案。麻子(貫地谷しほり)と坂場(中川大志)の間では、なつがしばらくいなかった時からいろいろと見解の相違があったようだが、とりあえず2人ともなつの提案には賛同してくれた。

参考:『なつぞら』第87話では、新人動画マンの神地(染谷将太)が遠慮なく意見をぶつける

 『ヘンゼルとグレーテル』はなつが北海道に戻っていた前日の第85話で、夕見子(福地桃子)がふと提案したものであった。夕見子は、なつたち兄妹の生き方と、ヘンゼルとグレーテルの兄妹の物語には似通ったところがあるとし、「なつがやるならこれしかないべ!」と持ち掛けたのだった。

 『ヘンゼルとグレーテル』のアイデアを坂場たちに説明するに際し、なつは“困難と闘って生きていく、子どもの冒険”を描きたいと思ったと言っていた。もちろん、なつたちは魔女に捕まったわけではないものの、直面してきた困難は決して生易しいものばかりではなかった。それでもなつたちはそんな厳しい現実の中でも、必死になって人生を歩んできた。それだけに、なつが様々な思いを込めて作る『ヘンゼルとグレーテル』がどんな作品になるのかが楽しみだ。

 そして今回の放送では、「風車」にいるなつのもとを坂場が訪れる場面も。坂場はそこで『ヘンゼルとグレーテル』の残酷な結末を描くべきか否かについて、なつに相談を持ち掛ける。というのも、『ヘンゼルとグレーテル』では最後、ヘンゼルを助けるためとはいえ、魔女はかまどの中で焼き殺されてしまうからだ。

 なつもそのことを気にしていたようで、どうするかを検討する2人。そこで、なつは魔女を殺さずに逃げ出すことを提案するのだった。坂場はどうやら魔女を社会の理不尽さのようなものの象徴として描くことを思いついたらしく、話はどんどん広く、深くなっていく予感がする。また、確実に距離が近くなっていっているなつと坂場のロマンスにも注目だ。(國重駿平)

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