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いま、最高の一本に出会える

Curly Giraffe(Vo, B)(撮影:前原猛)

Curly Giraffe、約5年ぶりリリースパーティで“スーパーバンド”や藤原さくらとセッション

ナタリー

19/6/19(水) 21:00

Curly Giraffeが6月12日に大阪・Music Club JANUS、13日に東京・WWW Xでワンマンライブ「Curly Giraffe tour “a taste of dream”」を行った。

これはCurly Giraffeにとって4年9カ月ぶりとなるニューアルバム「taste of dream」のリリースライブとして開催されたもの。名越由貴夫(G)、堀江博久(Key / Neil and Iraiza)、恒岡章(Dr / Hi-STANDARD)を迎えたバンド編成で行われた両公演のうち、この記事ではスペシャルゲストも招かれた東京公演の模様をレポートする。

開演を前にリラックスしたムードで満たされた場内。拍手で迎えられて登場したCurly Giraffeは「今日はパーティですよ! 楽しんでいきましょう!」と陽気に挨拶するとアルバム収録曲「SOMEWHERE」でライブを開始し、伸びやかな歌声とグルーヴィなバンドサウンドを場内に響かせる。Curly Giraffeは「アルバムをほぼ5年ぶりに出しまして、皆さん首を長くしすぎてもげたんじゃないかと思いますけど、今日は集まってくれてありがとうございます」と観客に感謝し、アルバム表題曲「a taste of dream」を披露。その後もアルバム収録曲をほぼ曲順通りに演奏し、オーディエンスの体を揺らしていった。

フロアを見渡して笑顔のCurly Giraffeは次回作について「もう来年出しちゃおうかな」と話し、「いつも思うんだけど、Curly Giraffeのライブを観に来てくれるみんなはお目が高い! センスを共有できるということは友達みたいなもんだから。今夜飲みに行くか!ってね。そのくらいの気持ちでやってます」と終始ご機嫌な様子。そのテンションのまま「speak one's piece」の演奏を開始し、フロアをダンスホールへと変えた。

デュエット曲を除くアルバム収録曲が大方披露されたところで、ゲストの藤原さくらがステージに登場。アコースティックギターを抱えた藤原はCurly Giraffeとアルバム収録曲「LA」をパフォーマンスし、スモーキーな歌声を会場に響かせる。さらに藤原は彼女のデビューミニアルバム「a la carte」からCurly Giraffeが編曲を担当した「Cigarette butts」を軽快に歌唱。オーディエンスにその歌声をしっかりと聴かせて出番を終えた。

藤原退場後、Curly Giraffeは「今までのアルバムからベストソングを選んでガツンと盛り上げたいと思います。5年ぶりなんで昔の曲もバンドでやりたいんですよ!」と意気込み、「My dear friends」「Water On」を続けて披露。「パーティチューンやっちゃおうかな」と笑うと「Spilt Milk」で観客の気分を盛り上げた。MCでCurly Giraffeはサングラスを着用した堀江を「ほぼピーター・フォンダ」と呼ぶなどジョークを交えながら“スーパーバンド”のメンバーを紹介。会場を笑い声で包むと「seize and howl」で勢いよくライブを再開する。「多幸感」をテーマにライブに行っているというCurly Giraffeは「死んで天国に行くのは当たり前なんですよ。生きてる間に天国行こうぜ」と語ると「You Just Swept Me Off My Feet」を披露。この曲のアウトロではCurly Giraffeとバンドメンバーが白熱のセッションを繰り広げ、演奏後はひときわ大きな拍手と歓声が会場を包み込んだ。

アンコールを求める観客の前に再登場したCurly Giraffeは、「完全に忘れられてるんだろうなって気持ちの中で制作をスタートさせたアルバムなんですけど、実際こうやってセンスのいい方が観に来てくれるわけじゃないですか。幸せもんですよ」と喜びを語り、「パーティなんで踊り狂って帰りますか」という言葉から「Rootless wanderer」をパフォーマンス。さらに「Run Run Run」を披露したCurly Giraffeは「近いうちバンドでライブできるようにがんります! 忘れないでね!」とファンに呼びかけるとラストナンバーとして「96708」を披露してステージを去った。

しかしほぼ5年ぶりのライブをまだまだ楽しみたい観客たちは、Curly Giraffe退場後もフロアに残り、粘り強く手拍子を続ける。すると根負けしたCurly Giraffeがステージに登場。「もう終わったんですけど!」と笑いつつ、アコースティックギターの弾き語りで「Fake Engagement Ring」を披露し、会場を温かな空気で包んでライブに幕を下ろした。

Curly Giraffe tour “a taste of dream”
2019年6月13日 WWW X セットリスト

01. SOMEWHERE
02. a taste of dream
03. cuticula
04. my wings
05. speak one's piece
06. amatory poem
07. youth
08. Lucky Penny
09. LA
10. Cigarette butts
11. My dear friends
12. Water On
13. Spilt Milk
14. seize and howl
15. Blue Ocean
16. Hana
17. You Just Swept Me Off My Feet
<アンコール>
18. Rootless wanderer
19. Run Run Run
20. 96708
<ダブルアンコール>
21. Fake Engagement Ring

※「a la carte」の最初の「a」はグレイヴアクセント付きが正式表記。

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