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ぴあ

ORANGE RANGEが語る、音楽を“更新”していく面白さ「スタンスや感覚はこの先も変わらない」

リアルサウンド

18/8/28(火) 18:00

 前作『TEN』から3年ぶり、通算11作目となるアルバム『ELEVEN PIECE』が完成した。『TEN』は、バンドサウンドと打ち込みを自在に行き来しながら、ひねくれたポップ性や言葉遊びをちりばめ、つい口ずさみたくなるキャッチーな歌も聴かせる、ORANGE RANGEならではの“節”を作り上げた作品だったが、今作もまた遊び心満載だ。そして何より、バンドでありながら、どんどんその定型をぶち壊して、やりたい曲をやりたいように、フリーダムに表現している今のORANGE RANGEは、とても面白い。

 それぞれ個性の強いトリプルボーカルという武器は磨きがかっているし、サウンド面でも進化・深化を遂げているが、その佇まいや音楽への向き合い方には、気負いみたいなものがない。いつも軽やかで、時には飄々とハードコアなサウンドを乗りこなしたり、ファンキーなグルーヴを生んだりする。でも、なんでもありの器用さやセンスを光らせているというよりは、どこか不器用なまでのこだわりも感じる。ORANGE RANGEって一体なんなのか、そのこころを解こうとするほど、するっとかわされたり、訳がわからなくなる。今作も、聴けば聴くほど面白くて、なんじゃこりゃ? という連続を抱く作品。結成15年を超え、アルバムにして11枚目となる今作。今なお生態が謎ないきものとしてバンドの進化を続ける5人に話を聞いた。(吉羽さおり)

スクラップ&ビルドの精神(NAOTO)

ーー『TEN』以来、約3年ぶりのアルバムが完成しましたが、今回はバラエティに富んだ前作以上に、それぞれの曲が振り切っていて、型にはまらないORANGE RANGEならではのアルバムとなりました。この作品には、どんなふうに向かっていったのでしょうか。

NAOTO:『TEN』からの流れはあったかな。そこからの延長線上というか。

ーー前回『TEN』というアルバムを作ってみて、自分たちでわかったことや楽しさがあったんですか。

NAOTO:『TEN』は1枚のなかで、バンドサウンドのもの、そうではないもの、その間のものが、バランスよく出たアルバムで気に入っていて。今回もそういうのがいいなとは思っていましたね。

ーーバンドサウンドはもちろんですけど、打ち込みだけで完結している曲があったり、ある種バンドっていう形や観念にこだわりなく、面白いものをという感じがありますよね。その、バンドじゃなきゃいけないっていうのを取っ払えたのは、何が大きかったのでしょう。

NAOTO:単純に好きなんですよね、バンドじゃない音も。ORANGE RANGEは、早い段階からそういうことをやっていたバンドだったから、今もそれが普通というか。

YAMATO:もともとデビュー時から、バンドサウンドにとらわれず曲を出してきたので。バンドサウンドだろうが、クラブサウンドだろうが、なんでもありがORANGE RANGEというのは、ずっとある部分ですね。それが『TEN』で象徴的にというか、バリエーションがわかりやすい表現になっていたんですけど。今回は、その『TEN』からの流れと、今の流行りを詰め込んだアルバムになったのかなと思います。

ーー『TEN』では、意識的にそうしようというのはあったんですか。

NAOTO:そうですね。『TEN』の前に、すべて打ち込みの『NEO POP STANDARD』(2012年8thアルバム)と、逆にシンプルにドラム、ベース、ギターというバンドサウンドでの『spark』(2013年9thアルバム)という2作のアルバムを出していて。『TEN』ではそれを一緒にした感じでしたね。一緒にすれば、その間のサウンドも生まれるし。この3作品は連携している感覚です。

ーーそして今作『ELEVEN PIECE』はその進化形であり最新形ということですね。アルバム曲としては、どのあたりの曲が最初にできていったのでしょう。

HIROKI:2曲目の「センチメンタル」は、沖縄バヤリースのCMソングになった曲で、2年前にはオンエアされていたんです。その間にも、EP『UNITY』が出たり、配信で「Ryukyu Wind」と「Hopping」をリリースしたり。「センチメンタル」は今回やっと音源として形にはできたんですけど、『UNITY』とも同時進行でやってたから、着手していたのはもう2年以上前かな? 

NAOTO:いつも、明確に“ここからがスタート”っていうのはないんですよね。ゆるりとはじまって、ゆるりと終わるというか。すべてが同時進行で、いついつスタジオに入りますというのはなくて、気が向いたらっていう感じなんです(笑)。だから、インタビューで困るんですよね。いつから作っていたんだっけなっていう。気づいたら、アルバムになっている感じなので。

ーーそうでしたか。1曲目の「Ryukyu Wind」はFC琉球の応援ソングということですが、応援歌だけどポップなシンセチューンになっているのが面白いですよね。

HIROKI:“サッカー”が、ひとつのコンセプトではあったんですけど、いかんせんリーダー(NAOTO)は、スポーツがそんなに得意な方ではないので。漠然としたイメージで制作していったと思うんです。だからコーラスでも、「オーレ、オーレ、オー」って言ってますし。

ーーJリーグ発足時くらいの、サッカー応援歌の定番中の定番フレーズというか(笑)。

HIROKI:今それは使わないだろうっていうところを、逆に持ってきたところに面白みがあるし(笑)。単純にスケールが大きい楽しい曲で、歌詞の内容もサッカーだけじゃなく、頑張っている人の背中を押すメッセージも含まれた曲ですね。今は、とくにFC琉球の応援歌でとは言わずに、フェスとかでもやっているんですけど。楽曲の力があって、お客さんが一緒にコーラスしてくれる曲になってます。

ーーアルバムの1曲目を飾るのも、そういう普遍的なパワーがあるからこそですね。またポップでミニマムなテクノチューンの「Destroy Rock and Roll」は、どういう発想から生まれた曲ですか。

HIROKI:これはあれでしょ? 『シン・ゴジラ』。

RYO:リーダーが映画『シン・ゴジラ』を観て作ったらしいです。

NAOTO:『シン・ゴジラ』を観た後に、こういう音の感じとかが出てきたんです。とくに、劇中でこういう音が使われていたわけじゃないんですけど。あくまでも勝手に、イメージした感じですね。

ーー映画からのイメージで“destroy”という言葉も出てきたと思いますが、そこになぜ、“Rock and Roll”がくっついたんですか?

NAOTO:このdestroyは、単にゴジラが何か壊していくというイメージや意味合いではなくて、『シン・ゴジラ』という作品自体が、これまでのゴジラ映画の概念を壊した映画だったんですよね。その思いきりのよさと、でもただ壊すだけじゃなく、すごく素晴らしい内容に仕上がっていて。新たな進化を遂げて転がっていく感じというところから、「Destroy Rock and Roll」に繋がったんです。スクラップ&ビルドの精神ですよね。

ーーロックンロールを更新していくという。

NAOTO:そうそう。

ーー曲調としてはロックンロールではないし、いわゆるバンドサウンドではないものですよね。そこにORANGE RANGEからのカウンター的な意味合いもあったんですか。

NAOTO:それもあるし、ロックンロールっていうのはスタイルじゃなくて精神というか。その、凝り固まったものを壊すという気持ちですよね。

ーー「楽園Paradise」は、トロピカルなムードと沖縄音階が組み合わさった、ORANGE RANGEらしいチルアウト感がある曲で。「Happy Life」はまた全然違って、ストリングスアレンジが美しい歌ものの曲となります。なんでこれだけ振り切った曲ができてくるんだろうっていうのは、すごく不思議でもあるんですよね。

NAOTO:もともと、こういうのにしようっていうのはとくにないんです。すべての曲のつくり方が一緒で、メロディから作るんです。そこからのアレンジを変えているだけなんですよね。レコーダーにメロディを吹き込んでおいて。この前作った曲はこうだったから、今回はこういう曲にしようとかが多いんです。作りはじめて、どこかのタイミングで気に入らなくなったりすると、じゃあ止めようとか、別のにしようとか、そうやっていくうちにいつの間にか、僕が考えてなかった形になっていくというか。

ーー進んでいくと、予想外の扉がどんどん開いていく感覚?

NAOTO:もしかしたら「楽園Paradise」も、もっとバンドサウンドになっていたかもしれないし。ほんと、気持ちひとつな感じです。「Happy Life」も、今の形にたどり着くまでは、2回くらい“これは、違うな”っていうのがあって。

ーーサウンドができあがってから、歌詞を書いていくんですよね。歌詞については、NAOTOさんからのお題的なものもあるんですか。

HIROKI:仮歌詞みたいなものが一応あるんです。それはあくまで仮ということで、取っ払うこともあれば、今回でいえば、そのままサビで引用している曲もあったり。その仮の歌詞の世界観に肉付けしていくという感じが多いですかね。でもせっかく曲に寄せて書いたのに、またNAOTOがアレンジしちゃったりもするんですよ。

NAOTO:(笑)。

HIROKI:それで、またお互いが触発されるというか。インスパイアされてどんどん曲が転がっていく面白さもあります。

ーーなるほど。だからこそ、どんどん曲が転がっていくし、ジャンル的な枠がない、なんでもありな作品になっていくんですね。

NAOTO:“気づいたらこうなっている”というのが多いんですよね。いろんなものがどんどん乗っかるから、実際にやってみるまでどんな曲になるのかわからない。

ーーということでは、サウンドが上がってくるとみなさんも、“こんな曲になったのか?”って驚くところですかね。

HIROKI:最近は、そこまでの驚きはなくなりましたけどね。対応できているというか。それすらも楽しめる余裕が、ある程度生まれているのかなと。

RYO:HIROKIはとくに早いですからね、歌詞を書くスピードが。

 年々、なんとなくのテーマでは、書けなくなってきている(YOH)

ーーYOHさんの手がけた曲「大きな夢の木」は、どんな思いで書いた曲ですか。

YOH:この曲はじつは、4年くらい前の『TEN』の制作期間に生まれていた曲なんです。「ひと雫」という曲と同じタイミングでアレンジを進めていたんですけど、歌詞が書けなくて。自分の気持ち的にも、2011年の震災以降は、自分の思いをどう音楽に変えるかというハードルと向かい合っていて、そのモードに歌詞がうまくはまらなかったんですよね。なので強引に形にせず、そのまま寝かせておく選択をしたんです。それで、今年に入って、ひとりで児童養護施設に足を運ぶ機会があって。そこで会った子たちは、いじめや虐待で、それまで暮らしていた環境から離れて施設に移って生活しているんですけど、その子たちの1日の過ごし方を聞いたり、会話をして……。例えば、写真に写ってしまうから、運動会とか学芸会とかの行事に出れない事情とかもあるみたいなんですね。そういうなかでも、元気に、強く生きているのを見て。この子たちに向けて、歌詞が書けたらなと、やっとペンが走ったという感じだったんです。

ーーようやく求めていたような形になった。

YOH:そうですね、曲調も含めたうえで書く理由ができたというか。曲自体にスポーツ的な元気さが要素のひとつとしてあったのも大きかったのかな、と。年々、なんとなくのテーマでは、書けなくなってきているんです。それが今のモードなのかなと思っていて。これはそのままいくかもしれないし、今後変わるかもしれないですけど、今はそういう作り方をしていますね。

ーー震災の前後で、YOHさん自身ソングライティングのあり方が大きく変わったんですか。

YOH:それもあるし、あとは『NEO POP STANDARD』という打ち込みだけの作品が、方向性的に自分がほぼ参加していないアルバムだったので。その時にも、どうやって制作に入っていくかとかいろいろ考えさせられましたからね。いつもと違って、RYOと歌詞やメロディを作ることもしたり。それもいい経験になっていて。それは今作でも活きたと思っています。なので、きっかけは、いくつかあったのかなと思います。

ーーこういうふうに、ソングライターによって全然違った発信点があるのも、またORANGE RANGEの面白さですね。そして、アルバム後半の曲はさらにハジけた内容になっていくんですが。とくにハードコアパンクの「ワジワジ feat.ペチュニアロックス」なんて、サウンドはかっこいいんですが、内容がそのかっこよさとは相反していて。

NAOTO:これは、ミスマッチな曲にしたいなと思ったんです。なんでこんな歌詞? というか。真剣に歌う曲にもできたんですけど、それじゃ普通だなというか、面白くないし。リフも変だから、内容も変にしようと。曲の雰囲気と反して、あまり強くない感じがいいかなと思ったんですよね。ちょっと、器のちっちゃい感じを出したっていうか。

ーー確かに、ちっちゃいことにやたら怒ってます(笑)。こういうノリのいい、パンキッシュな曲も久々な感じがしていいなと思いましたよ。

NAOTO:たしかに。

RYO:リーダーからも、曲の狙いは聞いていたからね。

HIROKI:これも今にはじまったことでもないし、過去にもこんなテイストがたくさんあったので。これはそういう枠の曲、と割り切った感じでね。

ーーこういうパンキッシュな曲で、思い切りフラストレーションや怒りをぶつけるというモードにはあまりならないんですかね。

NAOTO:つい、おちゃらけちゃうよね。でもそれもまた、パンクだなと思ったりもするんです。さっきのdestroyの精神じゃないけど。

HIROKI:たしかに、セオリーを外れているっていうことは、壊しているっていうことだからね。

NAOTO:既存のものを、壊してナンボじゃないですか。まあ、幸か不幸かそうなってしまったというか。

ーーもともとORANGE RANGEは、そういうバンドでもあったと思うんですよね。既存のものにはまらないっていうか、はまれないというか。それは昔は無意識にやっていたと思うんですが、だんだんと自分たちの強みがわかって、意識的にもなっているところはあるんですか。

NAOTO:あ、でも基本的には無意識かもしれないです。パッと出てきたアイデアがそういうもので。ずっとそうしてきてるから、そうなっちゃっていると思うんですけど。だからあまり、何か考えてこうしようっていうのはないんですよね。パッと出たものを、“いいね”、“OK、やろうぜ”っていうくらいで。

ーーついミスマッチ感を楽しんでしまったり、正統派をぶち壊すのが面白いという発想にいってしまう。それがORANGE RANGEという形なのかもしれないですね。

NAOTO:うん、性質というか。

ーー「Theme of KOZA」は地元沖縄、コザの街(現・沖縄市)を歌ったラップオンリーの曲で、しかも1990年代のニュースクールヒップホップ的なトラックの面白さや、ユーモア、エンターテインメント性がある曲に仕上がっていますね。

NAOTO:コザは、2018年の今もクラブに行ったら、ニュースクールな感じだったりするんですよね。17年前、うちらが高校生の時と変わらない感じなんです。僕も実際にそういうのが好きだったし、コザといえばニュースクールかなっていうか。すごい楽しいんですよ、コザは。

ーー曲で歌われているように、街そのものにミクスチャー感がある?

YAMATO:独特の空気がある街ですね。それこそ、すぐそばには米軍の基地があるし。給料日になったら、基地からたくさんの人がコザの街に繰り出してお酒を飲んでいたりとか。僕たちは小さい頃から育ってきた環境だけど、コザに来たことがない人はびっくりするような感じだと思いますね。でも結構、シャッター街でもあるので。ギャップがいっぱいありすぎる世界観だっていうのは、よく言われるんです。でもそれが、僕らがずっと育ってきた場所で。コザから離れて改めて、コザの独特の雰囲気がわかったし。このままであってほしいなっていうのもあって。決して怖い街ではないから、この雰囲気は一度現地で見てもらいたいですね。それこそ音楽がいっぱい鳴っている街で、いろんな音楽に触れられる場所かなって思うんです。

ーー街を離れた時に、この街の感じが自分たちの音楽やカルチャーを培っていたんだなっていうのは、感じますか。

YAMATO:それは大きいと思います。それこそ家から出れば、どこかから民謡が流れてきたり、クラブに行けばテクノが流れていたり、ライブハウスに行ったらメタルをやっていて、学校に行けばJ-POPが流行っていて。そういう環境だったから、なにかひとつにとらわれない感覚もあって。ロックだけで、という感じにもならなかったのかな。

ーー自然とボーダレスになっていたんですね。そういうルーツとなるコザの曲から、次でいきなり「KONNICHIWA東京」という東京の曲がくる、この並びは意図的だったんですか(笑)。

NAOTO:とくにそういうことではなかったんですけど(笑)。

ーー陽性のサウンドで東京の街を歌いながら、どこかで危機感を含んでいる曲でもありますね。

NAOTO:東京を外から見たイメージって、なんか『ブレードランナー』みたいな世界観ですよね。あまりどうなっていくかわからないし、それが面白いところでもあると思うんですけど。どんどん進化して、外からもたくさん人がやってくる、そのどうなっていくかわからない面白さを、いろんなエキゾチックな音で表現しているんですけど。

ーー〈未来はあの沈没船〉という歌詞のフレーズじゃないですが、スピーディに流れるままではいけないし、ちゃんと見守っていかないといけないんじゃないかっていう思いも描かれますね。

NAOTO:どうなるかわからないのは、良さでもあるんですけど。これも結構ギャップがある曲ですね。曲調はかわいいけれど、不安な感じもあるというか。さっきの「ワジワジ」同様に、これも自分たち“らしい”ものでもあるなと思います。

ーー強くメッセージするまでいかないものの、問題提起したいっていうのはありますか。

NAOTO:何かを言いたいというよりも、個人的にそう思っているということですね。どうなっちゃうんだろうっていう。

ーーシリアスな内容を音楽に乗せてしまうのは、自分の表現にはフィットしないという感覚ですか。

HIROKI:その責任は背負いたくないっていうのはあるんじゃない?

NAOTO:それもあるし、あまりシリアスに思ってない(笑)。音楽って、シリアスなものじゃないと思っているし。そもそも僕は、音が好きなんですよね。だから、歌詞を書くときも、書いてもらってから、響きや音のはまりを大事にしたくて調整してもらうものもあるんです。そこでのせめぎ合いは、HIROKIともありますね。ここはちょっと変えてほしいとか。

ーーラストには白昼夢ポップ的な「Girl/Boy Song feat.ソイソース」がきて、最後の最後まで、何が出てくるかわからないアルバムですね。『TEN』は、10作目で10曲収録で“TEN”というのがあったと思うんですが、今回もタイトルは、『ELEVEN PIECE』と直球です。アルバムのタイトルには、あまりこだわりはないですか。

HIROKI:そもそもが、最初からアルバムの方向性が決まっているわけではないし、何かにめがけて作っているものじゃないから、必然的にこれを包み込むような大きなワードになっていくんですよね。もうぶっちゃけ、最初のアルバムを「1」とかにしておけばよかったよね。

NAOTO:っていうくらいのアルバムタイトルなんですよ。最初のアルバムは『1st CONTACT』で、次が『musiQ』で、とくに何かを言っているわけではないし。これだけの曲を、ひと括りにまとめるのは無理かなと。

ーーそれくらい、自分たちでもひとつの言葉にはとてもまとまらないと思っているわけですね。

NAOTO:だから今回はシンプルにしました。

ーーテーマ性があったり、とくにアルバムをめがけて作っていないということですが、だからこそこうして1枚が仕上がった時に、すごいものできたなっていう実感がありそうですが、どうなんでしょう。

YAMATO:僕個人としてはですけど、それこそ何かひとつのテーマがあってできたわけじゃなくて、自分がやるべきことや、目の前のことをひとつひとつ積み重ねていって。こういうアルバムにしようっていう話題も一切ないまま、アルバム作りをはじめているので、いわゆる達成感みたいなものはないんです。いちばん旬な、新しい曲を集めているので、新譜には変わりないですけどね。これが、僕らが今までずっとやってきている流れなんです。多分、このスタンスや、ORANGE RANGEの感覚っていうものは、この先も変わらないものなのかなって思ってます。

(取材・文=吉羽さおり/写真=稲垣謙一)

■リリース情報
『ELEVEN PIECE』
2018.08.29 RELEASE
【初回限定盤】
【CD+DVD+音声特典用プレイパスコード】¥4,500(税抜)※スリーブケース仕様
・初回限定盤特典
ライブDVD「LIVE in VICTOR ROCK FESTIVAL 2018」
2018年3月17日に初出演した「ビクターロック祭り2018」全7曲の映像を収録
・「ORANGE RANGE LIVE TOUR 018-019 〜ELEVEN PIECE〜」2019年公演チケット先行抽選予約シリアルコード封入
※応募期間:2018年8月29日(水) 12:00~2018年9月4日(火) 23:59

【通常盤】
【CD】¥3,000(税抜)
【収録曲】
01. Ryukyu Wind -ELEVEN PIECE ver.- ※Jリーグクラブ FC琉球公式応援ソング
02. センチメンタル ※沖縄バヤリース “バヤガール編” CMソング
03. Destroy Rock and Roll
04. Hopping ※WOWOW NBAバスケットボール 2018イメージソング
05. 楽園Paradise
06. Happy Life
07. 大きな夢の木
08. ワジワジ feat.ペチュニアロックス
09. Theme of KOZA
10. KONNICHIWA東京
11. Girl/Boy Song feat.ソイソース

■ライブ情報
『ORANGE RANGE LIVE TOUR 018-019 〜ELEVEN PIECE〜』
9月28日(金) 台湾・Lagacy Taipei
10月25日(木) 埼玉・サンシティ越谷市民ホール
10月27日(土) 愛知・豊田市民文化会館 
10月28日(日) 三重・鈴鹿市民会館 
11月9日(金) 秋田・横手市民会館
11月10日(土) 山形・山形市民会館 
11月17日(土) 長崎・島原文化会館
11月21日(水) 宮城・多賀城市民会館
11月23日(金・祝) 北海道・中標津町総合文化会館 しるべっとホール 
11月25日(日) 北海道・札幌市教育文化会館 大ホール
12月1日(土) 茨城・常陸太田市パルティホール
12月2日(日) 埼玉・狭山市市民会館 
12月7日(金) 石川・金沢市文化ホール
12月9日(日) 神奈川・相模女子大学グリーンホール
12月14日(金) 高知・高知市文化プラザ かるぽーと
12月15日(土) 香川・ハイスタッフホール(観音寺市民会館)
12月22日(土) 鹿児島・鹿屋市文化会館 
12月23日(日) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
<2019年>
1月5日(土) 滋賀・栗東芸術文化会館SAKIRA
1月6日(日) 大阪・オリックス劇場
1月11日(金) 広島・JMSアステールプラザ 大ホール 
1月12日(土) 岡山・倉敷市芸文館
1月14日(月・祝) 島根・安来市総合文化ホール アルテピア 大ホール
1月19日(土) 福岡・福岡市民会館
1月20日(日) 佐賀・鳥栖市民文化会館
1月26日(土) 静岡・焼津文化会館
1月27日(日) 愛知・東海市芸術劇場
2月2日(土) 大分・宇佐文化会館・ウサノピア
2月3日(日) 宮崎・延岡総合文化センター
2月8日(金) 東京・NHKホール 

オフィシャルサイト

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