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生きづらさ抱えた女性たち描く 映画『シスターフッド』予告編&場面写真

CINRA.NET

18/12/14(金) 21:28

映画『シスターフッド』の予告編と場面写真が公開された。

同作はドキュメンタリーパートと劇映画パートを織り交ぜたモノクロ映画。映画監督の池田、池田のパートナーのユカ、大学生の美帆、ヌードモデルの兎丸愛美やシンガーソングライターのBOMIらの人間関係が交錯し、人生の決断を下していく様を描く。

フェミニズムをテーマにしたドキュメンタリーの公開に向け、取材を受ける日々を送る池田役を岩瀬亮、母の介護のためにカナダへの移住を決意するユカ役を秋月三佳が演じるほか、ドキュメンタリーパートに兎丸愛美、BOMI、SUMIREらが出演。西原孝至が監督、脚本、編集を務めた。西原監督は2015年から東京の女性たちの生き方を紹介するドキュメンタリー映画を制作し始めたが、2017年の「#MeToo運動」をきっかけに新たに劇映画部分を撮影した。

公開された予告編には、「なんでヌードモデルやろうと思ったの?」と問われた兎丸が「なんでヌードなんだろう」と答える姿、BOMIのライブシーン、池田が「この国って、人権っていう意味では非常に遅れてるなと思うんですけど」と口にする様子、遠藤新菜演じる美帆が「女性の意見が一番に尊重されたりすることってあんまり無かったりして」と語る場面、「わたしの幸せは わたしが決める」というコピーなどが確認できる。また場面写真には、裸の兎丸が撮影されている姿や、BOMIが歌唱する様子、池田がBOMIのインタビューを編集する場面、池田とユカがお互いを見つめ合うシーンなどが写し出されている。予告編、場面写真の公開とあわせ、BOMIと岩瀬亮のコメントも公開された。

『シスターフッド』は3月1日から東京・アップリンク渋谷ほか全国で順次公開。

BOMIのコメント

これは映画なのか。
…ドキュメンタリーなのか?
触れたことのない不確かな心地に一抹の不安と、だけど確かに興味を引き寄せられていった。映像を見る前には、実はとても怖かった。何年も前の自分が、何を話し、何を考えているのか、それを知るのが怖かった。見終えた今、その時に、カメラを止めなかった西原監督に、感謝している。
生きづらさは、一生懸命に生きようとしているから生まれる。なにもかもに諦めがついていれば、人生なんてそんなもんだと受け入れられるのだろうから。だけどそれでも「ナニカ」を求めてしまう貪欲なわたし達が、ただ有り有りと映し出されている、そんな風に感じた。時代の風景として。

岩瀬亮のコメント

オファーをお受けした時にドキュメンタリー部分のカットをいくつかみせてもらいながら、いろんなことを考えました。見せてもらったその映像からは、カメラを向ける側にも向けられる側にもある種の覚悟を感じたからです。監督がこの映画を撮ろうとした覚悟と、同じくらいの覚悟を持たなければいけないと思いました。
そして、ドキュメンタリーの中を生きる人間とフィクションの中を生きる人間を一つの同じ作品の中に共存させることは、とてもチャレンジングなことだと思っていたので、どのような仕上がりになるのか撮影中は想像がつきませんでした。完成した映画は、ドキュメンタリーでもあり、物語でもあり、詩でもあり、写真でもあり、音楽でもあり、そのどれでもないものでもありました。それら全てが融合して、現代に生きる女性、男性、人間の在り様が浮き彫りとなっていたように感じます。と同時に、これは撮影中監督を演じながらも思っていたことなのですが、自分がいかに日々惰性で世界を認知しているか、自分の感覚がいかに鈍感であるかを気づかされました。説教するでもなく、ある視点について気づかせてくれる映画ではないかと、僕は思います。

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