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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

直輸入の演出&日本のキャストで『ピピン』を上演

ぴあ

19/6/10(月) 0:00

海の向こうで今年度のトニー賞が発表される本日6月10日(月)、2013年の同賞ミュージカルリバイバル作品部門を制した『ピピン』の日本語版が東急シアターオーブで開幕する。後に大名作『ウィキッド』を生むことになる作詞・作曲家スティーヴン・シュワルツと、『シカゴ』で知られる天才演出・振付家ボブ・フォッシーらが1972年に生み出した作品を、40年の時を経て『ヘアー』の演出家ダイアン・パウルスが蘇らせた傑作だ。

主人公はフランク王国の若き王子ピピン(城田優)。自らの存在意義を模索する彼は、リーディングプレイヤー(Crystal Kay)に導かれて冒険の旅に出る。父チャールズ王(今井清隆)、義母ファストラーダ(霧矢大夢)、異母弟ルイス(岡田亮輔)、祖母バーサ(中尾ミエ/前田美波里)、そして未亡人キャサリン(宮澤エマ)とその息子テオ……。さまざまな確執や反発、助言と出会いの果てに、ピピンが導き出す答えとは ……? シンプルだが普遍的で深遠なテーマを、サーカスアクロバットを駆使した大胆な演出で描き出していく。

ブロードウェイミュージカルの日本語版が製作される際には、向こうの演出を基本的にそのまま踏襲する“レプリカ版”と日本の演出家が独自の演出を施す“日本オリジナル版”とがあり、今回は前者。そのまま踏襲する以上、ブロードウェイに引けを取らないキャストが揃わなければ単なる紹介に終わってしまうわけだが、今回その心配はないだろう。適材適所に配された実力派キャスト陣が、ブロードウェイの傑作をそのまま、日本語という分かりやすさと親しみやすさだけを加えて届けてくれるに違いない。

なお、レプリカ版の上演時にはアソシエイトと呼ばれる提携スタッフが派遣されることが多いなか、今回は演出のダイアン・パウルスも振付のチェット・ウォーカーも来日している。11日(火)にはウォーカー×Crystal Kay×霧矢大夢、18日(火)にはパウルス×城田優×Crystal Kayによるアフタートークも予定されており、こちらにも注目だ。

6月30日(日)まで同劇場にて上演。その後、名古屋、大阪、静岡で公演を行う。

文:町田麻子

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