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三島由紀夫作の舞台『熱帯樹』に林遣都、岡本玲ら 演出は小川絵梨子

CINRA.NET

18/9/12(水) 11:47

舞台『熱帯樹』の出演者が明らかになった。

2019年2月から東京・三軒茶屋のシアタートラムで上演される同作は、とある資産家の5人家族の愛憎劇を描いた三島由紀夫の1960年の戯曲。財産を守ることにしか関心がなく、妻を人形のように支配する資産家の恵三郎、夫・恵三郎の莫大な財産を密かに狙い、息子の勇に恵三郎を殺害させようとする律子、母の律子を兄・勇に殺させようとする郁子、父・恵三郎を憎みながらも母・律子と妹・郁子の異常な愛に翻弄される勇、一家と同居する恵三郎の妹・信子の思惑が交差していく、というあらすじだ。

勇役を林遣都、郁子役を岡本玲、信子役を栗田桃子、恵三郎役を鶴見辰吾、律子役を中嶋朋子が演じる。演出を手掛けるのは、『12人~奇跡の物語~』『夜の来訪者』『プライド』で『第19回読売演劇大賞』優秀演出家賞、杉村春子賞を受賞し、今年9月から新国立劇場演劇芸術監督を務める小川絵梨子。

小川は同作について「『熱帯樹』の世界観は寓話的でもあり、五人の登場人物たちは誰もが寂しくて孤独なんですが、実は一人一人が物凄く逞しさや力強さに満ち溢れていて、そこがたまらなく面白く思え、この五人からなる家族という単位の小さな集合体に、今とても魅力を感じています」とコメント。

またキャストについては「初めて創作を共にする方が多いのですが、唯一林遣都さんとは昨年の舞台でご一緒していて、私にとって大変信頼のおける俳優さんでもあります。この戯曲を上演するにあたって、前々からご一緒したいと願っていた俳優の皆さんと、どのように稽古場でチャレンジを続けていけるのか、今からとても楽しみです」と語っている。

小川絵梨子のコメント

以前から、三島由紀夫の戯曲には興味を持ちつつも、なかなか挑戦する機会が無かったので、今回この作品を劇場側からご提案頂いたことが、とても嬉しかったです。
『熱帯樹』の世界観は寓話的でもあり、五人の登場人物たちは誰もが寂しくて孤独なんですが、実は一人一人が物凄く逞しさや力強さに満ち溢れていて、そこがたまらなく面白く思え、この五人からなる家族という単位の小さな集合体に、今とても魅力を感じています。
本作が書かれたのは1960年ですから、既に半世紀以上も前なんですが、たとえ時代設定を現代に移し替えなかったとしても、今を生きる俳優の身体を通して上演することで、作品の世界観をリアルに表現することができるのではないかと考えています。
今回、俳優の皆さんは初めて創作を共にする方が多いのですが、唯一林遣都さんとは昨年の舞台でご一緒していて、私にとって大変信頼のおける俳優さんでもあります。
この戯曲を上演するにあたって、前々からご一緒したいと願っていた俳優の皆さんと、どのように稽古場でチャレンジを続けていけるのか、今からとても楽しみです。

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