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ぴあ

「SUPER BEAVER『歓声前夜』Release Tour 2018 ~初めての、ラクダ運転~」東京・shibuya eggman公演の様子。(撮影:日吉"JP"純平)

SUPER BEAVERホームeggmanでツアー最終公演、1%の観客にとびきりの愛伝える

ナタリー

18/10/18(木) 19:03

SUPER BEAVERが10月16日に東京・shibuya eggmanでツアー「SUPER BEAVER『歓声前夜』Release Tour 2018 ~初めての、ラクダ運転~」の最終公演を行った。

このツアーは最新アルバム「歓声前夜」のリリースを記念して、7月から行われたSUPER BEAVERにとって初の全国ワンマンツアー。10月13、14日に東京・チームスマイル・豊洲PITという大箱での2DAYS公演を成功させた彼らは、4月に行われた東京・日本武道館での渋谷龍太(Vo)の「俺たちは腐ってもライブハウスのバンドなんで、ライブハウスに帰ります」という約束通り、約2年ぶりにホームであるshibuya eggmanのステージに立った。

観客が期待に胸をふくらませる中、メンバーが登場すると会場は大歓声に包まれる。「ツアーファイナル、楽しみにしてきた自分たちがいますけど、そんなの余裕で越えるぐらい、あなたは楽しみにしてきてくれましたよね? ツアー13本の集大成、バチッと見せるのでついてこい!」という宣言でライブの口火を切った渋谷は、ファンと至近距離で目を合わせたり、手を振ったりと小さなライブハウスならではのアットホームな空気感でパフォーマンスを展開。「北から南までぐるぐる回ってきた集大成! 全部の中で一番人は少ないけど一番気合い入ってますよね!?」と観客を焚き付けた「美しい日」では、フロアからそろった手拍子と大きな合唱が響き渡った。

キャパ350人のところ、チケットの応募総数は3万人を超え、当選確率は1%だったというこの日の公演。渋谷が幸運にもチケットを手にいれたオーディエンスに「これから先のいろんな運を使い果たしちゃったあなたに(笑)、『まあ、このライブが当たったしいいか』って思ってもらえるようなライブをします! とびきりの愛を込めて!」と告げると、柳沢亮太(G)のギターリフから「ラヴソング」へ。4人が温かなアンサンブルを紡ぐ中、会場にはジャンプしたり声を上げたりと楽しそうな観客の笑顔が広がった。

メジャーレーベル時代のナンバー「シアワセ」の最新アルバムバージョンを披露する際には、渋谷が当時の苦悩や挫折を吐露する場面も。彼はこの曲を最新アルバムに入れた理由を「当時自分たちを守ってくれた歌で。でも今ならあなたを守れる歌だと思ったから、再録してみました」と明かし、「今の俺たちから、過去の俺たちから、紛れもなく今のあなただけに」と言葉を重ねる。柳沢、上杉研太(B)、藤原“30才”広明(Dr)はそれぞれの思いを込めるように緩急のあるアンサンブルを構築し、そこに渋谷も熱い歌声を乗せると、オーディエンスは息を呑んで彼らの演奏に見入っていた。

ライブ後半にはメンバーと観客が言葉をぶつけ合うように力強く歌った「閃光」、藤原のパワフルなドラミング、上杉のヘビーなベースライン、柳沢の鋭いギターサウンドの上で渋谷がまっすぐに歌い上げた「正攻法」といったアグレッシブなナンバーが届けられる。4人は最後まで観客と向き合ってコミュニケーションを取りながら、会場に熱気の渦を作り上げていった。終盤のMCではツアーファイナルということで、メンバーそれぞれがマイクを取ることに。柳沢は「初めての全国ワンマンツアー。きっと初めましての人もたくさんいたし、今まで応援してくれた人と一緒にいい景色を作れたことがうれしいです」、上杉は「このツアーでまたバンドがタフになった気がします。ツアーに来てくれた俺らとみんなで作った感じがして」とそれぞれ喜びをにじませる。

藤原は「またすぐにライブがあるし、ツアーが終わるって感じしないねって話してたんですけど、やっぱりやってみるとファイナルで。集大成で。すごいぐっと来てます。あなたのおかげだと思います」と観客への思いを伝えた。最後に渋谷は「俺たちはこのステージの上から発信して、あなたに受け取ってもらってる。あなたに受け取ってもらった俺たちの気持ちがあなたの中に染み込んでいって、あなたの言葉として返ってきたときって、俺たちのものとは全然色が違うんだよ。ちゃんとあなたの色に染まってるの。それを俺たちは1個ずつつかみ取っていって、新しい音楽にしていく。4人じゃ成り立たない音楽を、あなたと一緒に鳴らしたいと思ってるのがSUPER BEAVERです。これから、俺たちが鳴らし続ける音楽は、紛れもなくあなたの気持ちが乗った音楽です。あなたが作ってくれた音楽だと言ってもいいと思ってる。あなたなしでは作れなかった音楽を、全国各地ぐるぐる回って、胸張って鳴らしていくのが俺たちです。これからも、くれぐれもどうぞよろしくお願いいたします」と思いの丈を打ち明けた。

この日のアンコールでは、渋谷の口から11月21日にカンテレ / フジテレビ系ドラマ「僕らは奇跡でできている」の主題歌を表題曲としたニューシングル「予感」がリリースされることが明かされ、フロアから歓喜の声が上がった。そして「ツアーファイナルのあなたの前でやりたかったから、どの会場でも我慢してたの。やっと歌える。うれしいよー!」という渋谷の喜びの言葉から、4人は「予感」を演奏。まばゆい光の中で開放感のあるサウンドが響くと、初披露にも関わらず会場はオーディエンスの大きなシンガロングで包まれた。なおiTunes Storeやレコチョクでは、シングルリリースに先駆けて表題曲「予感」を配信中。

このあとSUPER BEAVERは、台風24号の影響に伴い開催が延期となった本ツアーの大阪・Zepp Osaka Bayside公演を12月5日に開催。また2019年3月からはホール&ライブハウスツアー「都会のラクダ “ホール&ライブハウス” TOUR 2019~立ちと座りと、ラクダ放題~」を行う。バンドのオフィシャルサイトでは、このうち3月から4月にかけて行われる東名阪公演のチケット先行予約を10月21日まで受け付ける。

SUPER BEAVER「SUPER BEAVER『歓声前夜』Release Tour 2018 ~初めての、ラクダ運転~」(振替公演)

2018年12月5日(水)大阪府 Zepp Osaka Bayside

SUPER BEAVER「都会のラクダ “ホール&ライブハウス” TOUR 2019~立ちと座りと、ラクダ放題~」

2019年3月5日(火)愛知県 Zepp NAGOYA
2019年3月7日(木)大阪府 Zepp OSAKA Bayside
2019年3月13日(水)東京都 Zepp TOKYO
2019年3月29日(金)東京都 中野サンプラザホール
2019年3月30日(土)東京都 中野サンプラザホール
2019年4月17日(水)愛知県 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
2019年4月18日(木)大阪府 オリックス劇場
2019年5月17日(金)広島県 BLUE LIVE HIROSHIMA
2019年5月19日(日)広島県 上野学園ホール
2019年5月23日(木)新潟県 NIIGATA LOTS
2019年5月25日(土)新潟県 新潟県民会館
2019年6月7日(金)宮城県 SENDAI GIGS
2019年6月9日(日)宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2019年6月14日(金)北海道 札幌PENNY LANE24
2019年6月16日(日)北海道 札幌市教育文化会館 大ホール
2019年9月19日(木)香川県 高松festhalle
2019年9月21日(土)香川県 サンポートホール高松
2019年9月23日(月・祝)愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール
2019年9月25日(水)愛知県 Zepp NAGOYA
2019年10月10日(木)福岡県 DRUM LOGOS
2019年10月13日(日)福岡県 福岡サンパレス

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