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草なぎ剛主演映画『台風家族』初夏公開決定 共演に新井浩文、MEGUMI、中村倫也、尾野真千子ら

リアルサウンド

19/1/22(火) 6:00

 草なぎ剛が主演を務める映画『台風家族』が初夏に公開されることが決定した。

参考:草なぎ剛が語る、“新しい地図”立ち上げから1年の変化 「新しい冒険がどんどん始まっていく感覚」

 本作は、『箱入り息子の恋』の市井昌秀監督とそのスタッフによる、“めまぐるしい家族”の真夏のたった1日の物語。2000万円の銀行強奪をし、一時世間を騒がせた鈴木一鉄とその妻・光子の夫婦。2018年夏、その事件から10年経って、事件後行方不明になった両親の仮想葬儀で財産分与を行うため、鈴木家のきょうだいは集まることを決める。どんな仕事も長続きしない小鉄が妻の美代子と娘のユズキを引き連れて、10年ぶりに実家へ。しばらくすると長女の麗奈が、遅れて次男の京介がやって来た。そして始まる見せかけだけの葬儀。居間の中には大きな空っぽの棺が2つ。待てど暮らせど末っ子の千尋はやって来ない。とうとう葬儀が終わった時、実家のインターホンが鳴る。ドアの外には千尋ではない、チャラチャラした男が立っていた……。

 昨年7月、39.2度という県内史上最高気温をたたき出した栃木県佐野・藤岡の中でロケが行われた本作は、市井監督が12年間の構想を経て、自身のオリジナル脚本によって映像化が実現。主演の草なぎは、一家の長男・小鉄を演じる。

 その他のキャストには、新井浩文、MEGUMI、中村倫也、尾野真千子、甲田まひる、長内映里香、若葉竜也、榊原るみ、藤竜也が集結。鈴木家の次男・京介役を新井、鈴木家兄弟の3番目・長女の麗奈役をMEGUMI、そして三男・千尋役を中村がそれぞれ演じる。また、『ドラマW 十月十日の進化論』以来の市井監督作品出演となる尾野が、小鉄の妻・鈴木美代子役を務め、『クソ野郎と美しき世界』でも共演した草なぎと2度目の夫婦役に。そして、Twitterフォロワー数15万人を誇るティーンを代表するファッショニスタであり、プロのジャズピアニストとしても活躍する甲田が、小鉄の一人娘・ユズキ役で女優デビューを果たす。

 さらに、長女・麗奈の彼氏・佐藤登志雄役で若葉、本作の重要な人物となる謎の女・富永月子役で長内、鈴木家兄弟の母・光子役で榊原、父・一鉄役で藤が出演する。

 草なぎをはじめとするキャスト10名と市井監督からはコメントも寄せられている。

【草なぎ剛(長男:鈴木小鉄役) コメント】
とてつもなく暑い真夏の撮影でした。撮影の序盤、市井監督に「草なぎさんの中に小鉄は十分居るから、作り出そうとしなくて良い」と言ってもらえて、それが難しくもあり、だけど新しい自分を引き出してくれたと思っています。改めて、市井監督、すこいなぁ、と。脚本を読んだときも、面白いと思ったんだけど、現場に入って実際に演じてみると本当に笑っちゃって。そんな現場の空気がとても良かったです。僕が演じた小鉄の役は、本当にダメダメな奴なんですけど。逆にそういうところが魅力的で、愛くるしく、むしろ愛すべき人物だな、と思えました。撮影を重ねていくうちに、自分では気づいていないんですけど、自然と「鈴木家」っていう、家族のリアルな感じが出来上がっていった気がします。ラストカットの撮影は、なんかすごいジーンときちゃいましたね。映画を観てくれた人には、必ずあの真夏の暑さと、僕らの“パッション”がスクリーンの中から「ぶわ~ん」と伝わると思います!

【新井浩文(次男:鈴木京介役) コメント】
MEGUMIさんのすっぴんと、うちの顔は非常に似ているので、兄妹設定は説得力があるかと思われます。

【MEGUMI(長女:鈴木麗奈役) コメント】
エンディングに向かうにつれて分かりやすく役者陣やつれていきます笑。それくらい汗かいて、ぶつかって、剥き出しで演じました。人との関わりが気薄なこの時代に、やっぱり人間ってイイなぁーなんて思って頂けたら。。

【中村倫也(三男:鈴木千尋役) コメント】
今回、鈴木家4兄妹の末っ子、千尋役を演じさせていただきました、中村倫也です。映画のタイトル通り、気温も湿度も風速も高い「濃ゆい」作品に参加できて、思い出の多い夏を過ごすことができました。ワケありまくりの暗雲立ち込める鈴木家に、果たして台風一過は訪れるのか。ぜひご期待ください。

【尾野真千子(小鉄の妻:鈴木美代子役) コメント】
市井組に参加できた事はとても嬉しい事でした。一人一人の人物の裏設定から、性格、色んなことを大切にしながらの撮影、皆んなで作っているんだという雰囲気がとても素敵でした。そして共演者との真夏での撮影、大変でしたが助け合いながら和気藹々と楽しい撮影でした!草なぎさんとの2度目の夫婦役、また違った草なぎさんに出会えてもっともっと違う草なぎさんに会いたくなりました!

【甲田まひる(小鉄の娘:鈴木ユズキ役) コメント】
鈴木ユズキ役を演じました、甲田まひるです。本作は自分にとって奇跡的な出会いだと思っています。私もピアノをもともと弾いていたので、重なる部分がたくさんありました。でも久しぶりにクラシックを弾いたし、演奏シーンでは演奏と演技が同時に決まったテイクを出すのに苦労しました。演技は初めてでしたが、父親を嫌悪する女の子の役がすっと自分の中に入ってきて、自然にユズキとしてその空間にいることができたと思います。とにかく現場がとても暖かく、撮影が進むにつれ、本当の家族になったような感覚で過ごしていました。

【若葉竜也(麗奈の彼氏:佐藤登志雄役) コメント】
炎天下での撮影、しかも室内。キャストスタッフ、汗と埃まみれになりながら映画を撮りました。僕自身、5人兄弟の三男として育ってきたので、長男のあのかっこ悪さも、次男の優しさも、妹のムカつく感じも、全て生々しくて、可笑しくて、愛らしく思いました。すごく個人的な事ですが、なかなか僕が出てる映画を観てくれない兄や弟にも、観てほしいなぁと思う作品です。

【長内映里香(富永月子役) コメント】
テーマを背負った役を初めて映画でさせていただきました。「とにかく役作りをしないでほしい」というなんともざっくりした市井監督の言葉に最初翻弄されそうになりましたが、自分が自分自身でそこに居られることを気をつけてみました。いざ現場に入ると、私の不安を吹き飛ばしてくれるような監督の包容力と、スタッフの方々の熱量に食らいついていました。そしてキャストの方々の体温高めの心配りに、そういう環境が当たり前ではないと感じつつ、私にとって、役にとっても、それが何よりの救いでした。皆さんのエネルギーをバシッと受けて、その後の作品への姿勢に影響するほど、有難い現場でした。

【榊原るみ(一家の母:鈴木光子役) コメント】
高齢者の母親役 光子をやらせて頂きました。初めてのノーメークで、髪も白髪を増やして、よりリアルな役作りをしてみました。勿論、何もしなくても既に充分高齢者なんですけどね。現場の雰囲気もとても暖かく、その上ラストに近いシーンでは、私達の世代にとって憧れの藤竜也さんに手を握ってもらうカットがあったのです。NGが出たお陰で、なんと3回も握って頂き、まあ、嬉しくて、心臓がドキドキ、ドキドキ。こんな事もあるから、年をとるのも決して悪くはありませんよ。監督はじめ皆さま、ありがとうございました。

【藤竜也(一家の父:鈴木一鉄役) コメント】
「ウハッなんだこれは!これは面白い!!」これが市井さんの脚本を一読したあとの感想でした。草なぎさんをはじめ、良い俳優さんたちとの現場は楽しかったですね。ひさしぶりに殴り合いのシーンなんかあって昔を思い出しましたよ。試写を観たんですが、とても短く感じました。面白い映画の証拠ですね。

【市井昌秀監督 コメント】
富山に住む両親と離れて、僕は長年東京に住んでいます。両親の誕生日や結婚記念日に二人のことを考えることはあっても、普段は忙しさにかまけて二人の存在はほとんど頭の中にありません。そんな自分の薄情さに気づき、胸がチクリと痛んだ時、どうしても家族の映画を作りたい、作らなければと思ったのが、12年前です。長年に渡り温め続け、ようやく出来上がったシナリオを元に、最高の環境をスタッフが作ってくれました。そして、それに応えた魅力溢れる役者たちがちゃんと血の通った人間として演じ切ってくれました。映画「台風家族」は、地元を離れた兄弟たちが実家に帰省した際に起こる騒動を描いた、一日だけのお話です。一人でも多くの方の心の琴線に触れることができたなら幸せです。

(リアルサウンド編集部)

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