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『3年A組』今田美桜が語る、菅田将暉ら共演者から受ける刺激 「追いつけるように頑張りたい」

リアルサウンド

19/3/3(日) 15:00

 現在放送中の日曜ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)。本作では、主演の菅田将暉が、教師・柊一颯を演じ、また、生徒役に永野芽郁、川栄李奈、上白石萌歌、萩原利久、神尾楓珠、富田望生など注目の若手俳優が揃う。柊が担当クラス3年A組の生徒を人質にとって立て篭り、毎話予想外の展開が起こるなど、放送スタート時から話題を呼んでいる。

 今回、リアルサウンド映画部では、読者モデルとしてクラスメートの憧れの的でもある3年A組の生徒・諏訪唯月役を務める今田美桜にインタビュー。『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(2017・フジテレビ系)、『花のち晴れ~花男 Next Season~』(2018・TBS系)『SUITS/スーツ』(2018・フジテレビ系)など話題作に立て続けに出演し、今ブレイク中と言っても過言ではない今田に、菅田との共演や現場の雰囲気、卒業を控える人たちへのメッセージまで話を聞いた。

「このドラマに出させていただいて本当にありがたい」

ーー『3年A組』は驚きの展開が続きますが、最初に脚本を読んだ時の感想は?

今田美桜(以下、今田):柊先生の本気の指導が、怖いというより、こんな先生っていないなと思ってグッときました。

ーー毎話、予想外の展開があるストーリーです。

今田:台本をいただくたびに衝撃を受けるんですけど、特に第4話の台本をいただいた時、最後に唯月が「正臣(※編集部注:半グレ集団ベルムズのリーダー)が……」って言いながら、ネックレスを握りしめて動揺するシーンがあって「これは誰だ?」となりました(笑)。

ーーそれまでは正臣とは会ったこともないですもんね(笑)。

今田:1話で喜志正臣が追いかけれらている場面があったんですけど、その時点では唯月の彼氏だというのも知らなかったので、第4話の台本をいただいた時にプロデューサーさんに「喜志正臣は唯月にとってどんな存在ですか?」と聞きました。その後、第5話の台本を見たら彼氏である正臣を好きな訳ではなく、しかも色々事情があるということがわかりました。第3話までは唯月に彼氏がいるなんて思っていなかったので驚きました。

――唯月がフィーチャーされた回でもあった第5話の放送を終えて、感想はいかがですか?

今田:唯月は気が強い女の子ですし、それまで見せられなかった本心を5話で出せたのは少しホッとしました。

ーープレッシャーもありましたか?

今田:はい。永野さんや川栄さんなど、それまでの生徒みなさんの演技を見ていたのもありますし。5話の台本を読んで、私も先生に怒られてこんな風になっていくんだろうな……と思っていたら、柊先生も「お前は間違っていない」と唯月に語りかけるようなセリフで、予想していたものと違いました。今自分の演技を振り返ると、正直ちょっと心残りな部分もあるんですけど、やっぱり柊先生はじめ、生徒のみなさんが作ってくれた空気感のおかげで、自分もお芝居に集中できたと思います。今まで唯月自身がリーダー的存在だったのに、みんなに冷たい視線で見られる場面は、撮影と分かっていても居づらく感じていたので、みなさんに引っ張っていただきましたね。5話で唯月の弱いところを見せられたので、今は生徒みんなとの距離感が少し近くなったと思いながら演じています。今後はそういうところを見ていただけたらと思います。

ーー同世代の共演者の演技を近くで見ていると、やはり影響を受けますか?

今田:毎回、すごく刺激を受けています。だから、このドラマに出させていただいて本当にありがたいなと思います。みんなそれぞれ違う役柄の個性をぶつけあっていて、怖がるリアクションだったり、生徒全員で話し合うシーンでの演技や場の盛り上げ方はすごく勉強になりますね。

「優柔不断な女の子の役もやってみたい」

ーー菅田さんに関してはいかがでしょう。

今田:教室に菅田さんが入ると現場の緊張感が増すんです。撮影の空気感を作ってくださっていて、菅田さんじゃない人を撮っていても本気でぶつかってくれるので、それに追いつけるように頑張りたいと思っています。

ーー印象的だったシーンは?

今田:難しいなぁ……どれもすごく焼き付いてるのですが、私は第2話でさくら(永野芽郁)が香帆(川栄李奈)にハンカチを渡すシーンがすごく好きでした。

ーー3年A組のクラスメートの中で自身の学生時代と共通点を感じるキャラクターはありますか。

今田:女の子2~3人でワイワイしていることが多かったので、花岡沙良(横田真悠)ちゃんですかね。沙良ちゃんは美咲(箭内夢菜)と凛(秋田汐梨)という女の子2人と仲良くて、いわゆる「原宿系女子」でおしゃれ大好きという役なんですが、私も学生の頃は好きなものや化粧品の話をしてた思い出があるので、そういう部分が似ているかなと。

ーー現場の雰囲気はいかがですか?

今田:前室はすごくワイワイしてると思います。だけど、セットに入ったら緊張感がありますね。休憩時間は、例えば、節分の後は「帰って豆まきした?」とかそういう話をしています(笑)。福原遥ちゃん(水越涼音役)と日比美思ちゃん(小宮山愛華役)とは、特に5話の撮影の時、唯月との距離をどうしたらいいんだろうね? と役作りについても話しました。

ーー諏訪唯月のInstgramや、日本テレビ公式YouTubeの映像を見ていると、劇中とは全然違う雰囲気にびっくりします(笑)。

今田:そうなんですよ! あのYouTubeの映像も設定だけいただいていて、セリフはアドリブで、絶対一発撮りなんです。しかも唯月の役としては、普段全然絡んだことのないだろう人たちとも一緒にやったりするので、それも面白いです。

ーー今田さん演じる唯月は、卒業を間近に控えた高校3年生という設定です。今田さんご自身ではその年の頃、将来についてどう考えていましたか?

今田:女優さんになりたいと思いはじめていました。夏はちょうど進路を決める時期で、東京に行きたいなと思いながらも迷っていて、先生や両親に相談していました。上京を決心するまでにすごく時間がかかったんです。卒業から1年ちょっと経って、今の事務所の社長に声をかけていただいて、ようやく決心がつきましたね。

ーー毎話、柊先生の熱い言葉が生徒たちの胸を打つシーンがありますが、プライベートで今田さんご自身の胸にグッときた言葉はありますか?

今田:『記憶』(フジテレビNEXTライブ・プレミアム・J:COMプレミアチャンネル)というドラマで中井貴一さんと以前ご一緒させていただいた時に、「お前はそのままでいけ!」って言われたのはすごくグッときました。

ーーそれはお芝居に関しての言葉だったんですか?

今田:多分お芝居のことじゃないと思います。私は当時21歳で、物を全然知らなくて……。貴一さんと他愛もない話をしている時に、貴一さんの言葉がわからなくて、聞き返してしまうことがすごく多くて「ダメだな~」と思っていたんですけど、「お前は何も知らないままでいけ。それが面白いから」って言っていただいて。貴一さんのその言葉は大きかったです。

ーー今田さんが先生だとしたら、生徒たちに伝えたいメッセージはありますか? 卒業を控えている学生の方も多いかと思います。

今田:高校生ってある種のブランドでもあると思うんです。高校生だからできることを楽しみながら、18歳の自分、卒業間近の自分というものを、『3年A組』を通して見つめて、笑って卒業してもらえたら嬉しいと思います。

ーー今後、挑戦してみたい役はありますか?

今田:今までお仕事ものの作品に出演したことがあまりないので、挑戦してみたいです。また、クールでハキハキした、意志の強い女の子を演じることが多いので、優柔不断な女の子の役もやってみたいなと思いますね。

ーープライベートで今年やってみたいことは?

今田:最近自炊するようになったから、料理はできるようになっていきたいです。

ーー今のところ、得意料理は?

今田:言えるほどのものじゃないので、ちょっとまだ言えないです(笑)。でも、それで料理ができる役とかにつながればいいですね。あと、何か運動の趣味を見つけられたらと思います。

(取材・文=島田怜於)

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