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ティモシー・マウスにケイシージュニア・トレインも 『ダンボ』に隠されたオマージュの数々

リアルサウンド

19/3/28(木) 11:30

 3月29日に全国公開される『ダンボ』の製作陣が、アニメーション版への愛情を本作に詰め込んだ想いを語った。

参考:コリン・ファレル、エヴァ・グリーンらが“ティム・バートンワールド”を絶賛 『ダンボ』特別映像

 『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートン監督とディズニーが、国や世代を超えて愛され続ける名作『ダンボ』を実写映画化した本作では、アニメーション『ダンボ』へのリスペクトを込めて、ファンからも愛され続ける“ティモシー・マウス”と“ケイシージュニア・トレイン”が登場する。

 「『ダンボ』がお気に入りのディズニー・アニメーション」と語るバートン監督が、その独特な映像美と世界観でファンタジックに描く本作の製作には、アニメーションに熱い情熱を持ち、実写化に愛着を持つクリエイター陣が集結した。その結果、本作ではアニメーション『ダンボ』へのリスペクトを込めて、数々のオマージュが描かれている。その例の1つに、アニメーションで愛されてきたダンボの親友であるネズミのキャラクター“ティモシー・マウス”の存在がある。アニメーションでは、サーカス団の一員として母と離別され悲しみに暮れるダンボを、サーカスのスターにするべく手を差し伸べる心優しいキャラクターだ。本作でティモシー・マウスの代わりにダンボを支えるのは、ダンボの運命を握るサーカス団の元スター、ホルト・ファリアの子供たち“ミリー”と“ジョー”である。サーカスと共に生活する彼らが、ペットとして飼っているのが、実は小さなネズミなのだ。製作陣よりティモシー・マウスに敬意を込めてこの愛らしいネズミを登場させたことが明かされている。

 また、もう1つのオマージュとして、カラフルな蒸気機関車“ケイシージュニア・トレイン”が挙げられる。アニメーション『ダンボ』では、サーカスで使用する列車として、テーマソング(「Casey Junior」)と共に陽気に走るケイシージュニア・トレイン。物語の終盤ではダンボが人気者になったお祝いに専用車両も作られていた特別な存在だ。そんな彼は本作にも登場シーンが用意されている。製作陣は再現する過程で、アニメーションのケイシージュニア・トレインを基に、セットに実物大のケイシージュニア・トレインを建設。しかし、本作でホルトが所属するメディチ・ブラザーズ・サーカスは経営に行き詰まっており、輝きのあるものとはかけ離れているものだった。そんなサーカスの現状を忠実に再現するため、アニメーションとは異なり、塗装が剥がれ、傷つき、使い果たされた様相にデザインされたこだわりが明かされている。

 本作の製作・脚本を務めたアーレン・クルーガーは、「アニメーション映画に登場する全ての動物によるシーンは既に語られているので、本作では映画に映らないところで繰り広げられる出来事としました。人間の視野で物語を捉えた映画である一方で、アニメーション映画のストーリーと精神が感じられるように努力しました」と、アニメーションの要素を引き継ぎつつも、新たなダンボと人間の物語に焦点を当てたことを語る。

 また、本作のプロデューサー、ジャスティン・スプリンガーは、「ティムは、アニメーションとディズニー、そしてダンボへ深い愛情を持っています。彼だからこそ、ここまで愛すべきキャラクターたち、物語に仕上がったのだと思います」と、バートン監督のオリジナルであるアニメーション『ダンボ』へのリスペクトと愛情が詰まった作品になっていることを語った。(リアルサウンド編集部)

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