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左から小栗旬、ムロツヨシ。

小栗旬が山崎豊子原作ドラマ「二つの祖国」で主演、ライバル役はムロツヨシ

ナタリー

18/12/26(水) 6:00

小栗旬とムロツヨシが共演するドラマ「二つの祖国」が、3月30日と31日にテレビ東京系にて2夜連続で放送される。

テレビ東京開局55周年特別企画として製作される本作は「白い巨塔」「沈まぬ太陽」などで知られる山崎豊子の小説を原作とし、第2次世界大戦前後の日本とアメリカを舞台に日系2世の青年たちの姿を描く人間ドラマ。アメリカ人として育てられた日系2世たちが日本とアメリカという2つの祖国の間で、戦争に翻弄されながらときにぶつかり合い、ときに助け合うさまが映し出される。ロサンゼルス・リトルトーキョーで新聞記者として働く主人公の天羽賢治を小栗、賢治の学生時代からの友人でアメリカ社会での成功を目指すライバル・チャーリー田宮をムロが演じる。「あの頃、君を追いかけた」の長谷川康夫が脚本を手がけ、スペシャルドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太が監督を務めた。

小栗は、プライベートでも親交が深いムロとの共演について「売れっ子ですから胸を借りるような気持ちでいようと思います」と述べ「自分の父親が山崎豊子さんの作品が大好きなんですが、チャーリーをムロくんがやるといったら『全然違う!』と(笑)。『あの役は茶化さないでね』といっていました。チャニング・テイタムくらいを想像していたんじゃないでしょうか(笑)」とコメント。ムロは「皆さんが持っている喜劇寄りのムロツヨシのイメージではないムロツヨシをお見せする機会が持てましたので、どうか今回ばかりは笑わない準備をして、役者・ムロツヨシを見ていただきたいと思います」と意気込みを述べた。

テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマスペシャル「二つの祖国」

テレビ東京系 2019年3月23日(土)、24日(日)21:00~23:24

小栗旬 コメント

テレビ東京の55周年特別企画で、テレビ東京ドラマ初主演を務める心境

プロデューサーの田淵(俊彦)さんからとてつもない数の手紙を頂きそれに心を動かされました。
出演が決まった後に頂いたのと合わせると全部で15通くらい。こんなに手紙を同じ人から頂いたのは初めてです。とても熱い思いが伝わってお引き受けしました。

「二つの祖国」に対する思いや意気込み

実際、自分も戦争を題材にしたドキュメンタリーでハワイの日系二世の方に会わせていただいたこともあったので多少の事は知っていましたが、第二次世界大戦が行われている時、日系アメリカ人がここまできつい、過酷な状況を生きていたということは知らなかったので、「二つの祖国」の原作を読んで衝撃を受けました。今だからこそ伝えたいこともあると考えチャレンジしたいと思いました。

役作りにおいて意識している点

賢治というキャラクターは日系二世で正義感が強いキャラクターなので、その辺は本当に大事にしたいと思っています。ある種頑固な部分をもっている人物なのですごく難しい部分もあるなと思っています。日本とアメリカ、両国の環境を知っているというのは日系人のアイデンティティだと思うので、そういうところを意識して演じていきたいと思っています。

現場の雰囲気について

監督はこの題材をやるという事にとても悩みながらやられていると思うのでそこは一緒に悩みながら作っていけたらいいなと思います。現場に寄り添いながら撮ってくれる監督なので不思議な環境で、久しぶりに映画のような雰囲気を楽しんでいます。せっかくテレビ東京でチャレンジするわけですから新しい風を起こしたいですね。決まった方向性でつくるのではなく色々試してみたいと思います。

プライベートでも親交があるムロツヨシとの共演について

売れっ子ですから胸を借りるような気持ちでいようと思います。どんなに仲の良い人でも敵対する役をやることはありますし。相手を刺激したい、発破をかけたい、という気持ちがお互いにあります。
自分の父親が山崎豊子さんの作品が大好きなんですが、チャーリーをムロくんがやるといったら「全然違う!」と(笑)。「あの役は茶化さないでね」といっていました。チャニング・テイタムくらいを想像していたんじゃないでしょうか(笑)。でもチャーリーをみると生い立ちを含めてムロくんとどこかリンクするところがあるので。初めて「二つの祖国」を読んだ時からチャーリーをムロくんがやったらおもしろいのにと思っていました。昔から語り合ってきた友人という点や上をめざしているという点もムロ君は昔は本当にそういう所が如実にでてる人だったり。それも含めチャーリーと繋がるところがあると感じていました。本人にもチャーリーとシンパシーを感じる部分もあります。

視聴者へのメッセージ

監督もできる限り多くの皆さんに観ていただける作品作りをしたいとの思いをもっていて、自分もそのつもりです。なかなか重たい話なので視聴者の皆さんも観るのにパワーがいる。それをどう視聴者の皆さんがうけとるのかわからないですが僕はこの作品が大好きですし、こういう作品を見たいと思っています。一生懸命作って、皆さんにも観て欲しいし、自分としては自分の父親が喜んでくれる作品になればいいなと思います。

ムロツヨシ コメント

「二つの祖国」に対する思いや意気込み

お話をいただいた時、生半可な気持ちではやってはいけないと思いました。今のムロツヨシという役者がやっていいのか、じっくり考えたうえで決断しました。日系二世を演じるにあたって、責任をしっかり持たなきゃいけないと思ったからです。

役作りにおいて意識している点

ここで格好良く「英語は意識しない!」と言いたいんですけど、僕は純日本人なので、今からでも英語の台詞が何かがひっくり返って、日本語になってくれないかなって思ってます。でも、今のところひっくり返らないみたいですね(笑)。

プライベートでも親交のある小栗旬との共演について

僕と小栗君が知り合って15年ぐらいになります。出会ったころはポジションとか周りの環境が違いましたが、同じお酒を飲みながらよく話していました。そういった今までの僕らの関係性などを、芝居を通してぶつけられたらいいなと思います。

小栗との関係性が、どのように作品に生かされるか

この役を演じるにあたって、主演の小栗君から「ムロさんなりにやってほしい」と言ってもらいました。小栗君演じる天羽賢治は自分の筋を通して生きていく人間ですが、僕が演じるチャーリー田宮は、筋とか思想とか関係なく、この国でいかに勝ち残るかを考えている人間です。
実は、僕とチャーリーは似ている所があるんですよ。僕は世間の皆様からしたら何者でもない時に、「小栗旬の友人です」と言っていたんです。これは、傍から見れば人を利用するようなことだったと思うんですけど、僕はそれを厭わなかったんですよ。方法は何であれ、とにかく皆さんに存在を知ってもらって、一つでも多くの役をやって、そこから僕をジャッジしてもらいたいと思っていたので。だから、人を利用するチャーリーのやり方が理解できてしまう所があります。僕自身も勝ち残るために自分を変えてでもやってきた所はなきにしもあらずなので、その辺はすごく役として意識しています。

視聴者へのメッセージ

皆さんが持っている喜劇寄りのムロツヨシのイメージではないムロツヨシをお見せする機会が持てましたので、どうか今回ばかりは笑わない準備をして、役者・ムロツヨシを見ていただきたいと思います。そして、小栗旬君を筆頭に、素敵な役者さんたちのお芝居を山崎豊子さんの世界で楽しんでいただけたらと思います。

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