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いま、最高の一本に出会える

市川拓司、韓国版『いま、会いにゆきます』を大絶賛 イ・ジャンフン監督に「シンパシーを感じる」

リアルサウンド

19/4/7(日) 19:00

 4月7日、映画『Be With You ~いま、会いにゆきます』のイ・ジャンフン監督と原作者・ 市川拓司によるトークショーが東京・シネマート新宿にて行われた。

 本作は、2004年に竹内結子と中村獅童主演で映画化され、大ヒットを記録した市川拓司の小説『いま、会いにゆきます』を韓国で実写化したラブストーリー。『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジンがヒロインを務め、14年ぶりの恋愛映画に挑戦した。韓国版ならではの要素やオリジナルエピソードも盛り込まれ、本国では公開からわずか15日で動員200万人を突破し、韓国における恋愛映画では最速記録を打ち立てた。また、ヒロインと恋に落ちるウジン役で、『映画は映画だ』やドラマ『ごめん、愛してる』など、多くのドラマや映画に主演し、日本でも人気を集めるソ・ジソブが初の父親役に挑戦。イ・ジャンフンにとっては本作が監督デビュー作となる。

 イ・ジャンフン監督は、市川の熱烈なファンであり、以前から会いたいと思っていたという。トークショーの前には一緒にランチをとったというが、「話してばかりでほとんど食事をしませんでした」と監督。それに対し市川は、「実は監督と知り合う前に、Instagramに奥さんからメッセージが届いたんです。それで監督のメールアドレスを教えてもらい、そこからメールのやりとりが始まりました。今日実際に会って、弟が来たのかと思いました(笑)。背格好も似ておりますし、他にも同じところがたくさんありすぎて(笑)。話題がつきなかったですね」と、出会いの秘話を明かした。

 市川は元から韓流が好きだったようで、「『八月のクリスマス』や『冬のソナタ』など一連の作品は観ていました。ある意味韓国に恋していたわけで、今回両想いになったという感じがします」と、韓国での映画化を喜んでいる様子。イ・ジャンフン監督は「最初に小説を読んだ時の感じをうまく表現したい。その時に感じた“癒し”を観客にも届けたいと思いました」と、制作の背景を語った。

 さらに、『いま、会いにゆきます』が、市川自身の家族がモデルになっていることに関しては、「ウジン(ソ・ジソブ)は僕自身、そして、スア(ソン・イェジン)は奥さんと僕の母親がモデルになっています。奥さんとは学生時代から付き合っていましたが、僕が体を壊した時に別れようと。でも向こうから会いに来てくれたんです。また、母親は僕を産んだことがきっかけで体調を壊してしまって、僕はずっと罪の意識があったんです。監督も、一本目の映画がなかなかとれなくて、家族に申し訳なさを感じていたと先ほど話してくれました。それが綺麗にシンクロし、いま互いに家族に成功する姿を見せることができた。そういった思いが込められているかどうかで映画の手触りは変わってきますし、だからこんな優しい映画になったんだと思いました」と語った。

 また、話題は豪華な出演者について。「まっさきにスア役として頭に浮かんだのが、ソン・イェジンでした。彼女しかいないと思ったのですが、快く受け入れていただくことができました。また、ウジン役に関しては正直心配でした。ウジンは決してかっこいい男ではなく、小心者で、作品としても、スアとジホ(2人の息子/キム・ジファン)が引き立つような構造になっていますからね。でも、ソ・ジソブから、『妻と子が際立つよう、僕はサポートに回りますよ』と言ってくださり、バランスをたもって演じてくれました」とコメント。それを受け、市川も、「今まで何度も映像化されていますが、今作が、僕が思い描いてたものと一番シンパシーを感じます。監督もシンパシーばりばりの人だったから(笑)、自分の中でしっくりときました。ソ・ジソブには『僕をこんなにかっこよく演じてくれてありがとう』と言いたいです」と大絶賛した。

 最後の挨拶では、監督が「隣にいてくれる人の存在がなにより大切だと感じてくれたら嬉しいです。小さい規模での公開ですが、みなさんが気に入ってくれて、周りの人に伝えてくれたら、もしかしたらソ・ジソブとソン・イェジンが日本にくるかも(笑)。たくさんの愛情を持って支えてくれたらと思います」と観客にメッセージを送った。(取材・文=若田悠希)

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