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ぴあ

NEWSはこれまでもお互いを補い合ってきた 小山活動再開後初ラジオで流れた「愛言葉」を聞いて

リアルサウンド

18/7/4(水) 7:00

 NEWSの小山慶一郎が活動再開後初めて、自身がパーソナリティを務めていたラジオ『KちゃんNEWS』(文化放送)に出演した。冒頭から緊張が伝わってくる声色で「こんばんは。NEWSの小山慶一郎です」と語り始めた小山。“NEWSの……“とグループ名を添えた挨拶の重みを、改めて感じる瞬間だった。

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 「『KちゃんNEWS』をいつも楽しみに聞いてくださったみなさんに、大変なご心配をおかけしてしまい……ごめんなさい」小山はリスナーへの謝罪、そして番組宛てに届いたメッセージひとつひとつに目を通したと続ける。「お叱りもいただきました。それと同時にたくさんの励ましもいただきました。みなさんからのいろいろな思い、しっかりと受け止めます。メール、本当に本当にありがとうございました。ファンのみなさんのために僕はそのことを一番に考え、精いっぱい努力していきます」と語り、たくさんのリクエストが寄せられたというNEWSの「愛言葉」を流した。

 「愛言葉」は、メンバー4人で作詞・作曲を手がけたファンへのラブソングだ。サビの〈てずてってとって〉のフレーズは、4つの“て”を引くと“ずっと“となる愛(合)言葉。4人とファンが手を引いて歩んできた苦悩の月日を振り返ったものだ。〈ごめんね もう二度と泣かさない〉そう誓ったはずだった。それでも今回、活動自粛という事態を招いてしまった。それでもファンからの寄せられたこの曲のリクエストは、もう一度約束してくれるよね? と、小山に差し伸べられた手なのだろう。その気持ちに小山も「自分自身、この曲を作った時の想いをかみしめて、これからも生きていきます」と応える。今度こそ、その手をずっと離さないために。

 そして、この〈てずてってとって〉というフレーズを作詞したのは、小山が活動自粛中に2回『KちゃんNEWS』の代打パーソナリティを務めた増田貴久だ。正確には〈てずてってとって〉から“て”を引くと、“ずっとっ”と“っ”が余る。それを増田は、自分のソロパート〈どんな時も たくさん伝えるよ 届けっ、愛の言葉〉の、“届けっ”の部分に“っ”をつけたという。それは、“っ”が淋しくないように、ひとりじゃないよという思いを込めてのことだと以前、雑誌のインタビューで話していた。奇しくも、その歌詞に込められた優しさは、ファンやメンバーへの愛を届け続けた、今回の増田の行動とリンクする。

 アイドルグループというのは不思議なもので、友だちとも単純な仕事の仲間とも異なる他に類を見ない共同体だ。もともとは他人であったはずなのに、様々な壁を乗り越えて兄弟や家族のような繋がりが生まれる。特にNEWSは紆余曲折を経て、4人で活動していくことになった。そのことを彼らは〈4合わせ〉だと歌った。つまづいたメンバーの手を離してしまうことは、簡単だったかもしれない。実際に彼らは、グループとしての活動が進まず、それぞれの得意分野を充実させてきた時期もあったのだから。だが今回、NEWSを守ろうと静かに奔走した増田の姿には、まだまだ4人だからこそ見せられるNEWSの進化があるのだと感じた。彼が見据えている未来に、期待を抱いた人も少なくないのではないか。

 偶然にも今日、7月4日は増田の誕生日。「日付変わって、7月4日はまっすーの誕生日ですね。まっすー、お誕生日おめでとうございます」増田に支えられて今日を迎えた小山にとっても、忘れられない特別な日となったはず。そして来週は、その増田をゲストに迎えてトークを繰り広げる予定だ。NEWSは、お互いを補い合う美しさを持つグループでもある。来週から手を取り合って、また歩きだす彼らを見届けていきたい。(佐藤結衣)

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