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福田雄一組常連に 乃木坂46 若月佑美、『今日から俺は!!』で魅せる女優としての新たな才能

リアルサウンド

18/10/28(日) 6:00

 11月いっぱいで乃木坂46から卒業することを発表し、卒業後は本格的に女優の道へと進む若月佑美。今や常連になりつつある福田雄一作品で様々な役柄に挑戦している若月は、現在放送中のドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)で、スケバンの川崎明美役を熱演し、女優としての新たな才能を見せている。

 若月は、2011年の8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格し、2012年8月リリースの3rdシングル『走れ!Bicycle』から全シングルで選抜入りを続けている人気メンバー。「若様」という愛称で愛され、乃木坂46の中でもひときわ情熱を持ち、真面目すぎるキャラとして定着している。また、現在7年連続で「二科展」デザイン部門に入選という才能を発揮させる一方、乃木坂の中でも随一の演技力との声も多く、数多くの舞台を経験していくことで、芝居や舞台という女優としての新しい自分の夢を見つける。

 乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京)でも「夢は女優さん」ということをよく公言し、2016年に乃木坂46デビュー4周年企画として「若月がミンナに伝えたい授業」と題してプレゼンした際に、「自分を忘れるな」と発表した若月は、今まで望まない色々なキャラを付けられてきたことを解説し、「将来の私の夢は女優さんなので、これは女優になるためのお芝居の勉強だと思っている」と、将来を見据えてバラエティに取り組んでいるストイックな姿勢を見せた。

 現在7年目を迎え、3期生が育ち、これから4期生が入る乃木坂46。若月は10月1日に「時代がまた一つ変わろうとしていますね。それを素直に嬉しいと思った自分がいた事が1番の理由でしょうか。やりきったかなと。(原文ママ)」と乃木坂46での活動に終止符を打つことをブログで発表し、「しっくりくるものを見つけられた」として、女優への道へ進むことを決断した。

 そんな女優を目指す若月は、最近『勇者ヨシヒコ』(テレビ東京系)や映画『銀魂』などを手掛ける福田雄一作品に出ることが多い。最初の出会いは、福田が脚本・演出を務めた乃木坂46の舞台『16人のプリンシパル trois』。『今日から俺は!!』のキャスティングが発表された時、福田がTwitterで、「僕は乃木坂46の『16人のプリンシパル』という舞台を演出させて頂いたことがあり、その時にすべての役をやったのが若様だけ。その時のガッツに惚れてのモテリーマンということで3度目です」とツイートしたように、舞台『スマートモテリーマン講座』に続く今回が3度目のタッグ。

 真面目におバカなことをする福田ワールドと、バラエティで一生懸命真面目に取り組み結果的に面白いことになる若月との波長が合うのは分かる気がする。『スマートモテリーマン講座』の記者会見の時に、主演の安田顕が「だいたい福田さんがキャスティングした人は羽ばたいちゃう。半年後に朝ドラ、一年半後に脱退だね」と言い、福田が「本当にダメ、俺が秋元さんに怒られる」というやり取りがあったが、今となってはジョークではなく、若月にとっても卒業へのきっかけになった作品なのかも知れない。

 舞台だけでなく今年は、福田監督の吉野家のWEB CMに、『機動戦士ガンダム』のフラウ・ボゥのコスプレをした娘役として登場。さらには、dTVのオリジナルドラマ『銀魂2-世にも奇妙な銀魂ちゃん-』の第1話「眠れないアル篇」に、ラジオから流れてくる感動話のイメージシーンに町娘役としてサプライズ出演している。

 そして、現在放送中の『今日から俺は!!』では、ドラマオリジナルキャラクターである早川京子(橋本環奈)を慕うスケバン・川崎明美役。エキセントリックな演技でボケ倒し、男の前では急に乙女になる橋本に、ひたすらツッコミを入れるという本作の中では一番真っ当なヤンキーキャラと言える。このキャスティングは『スマートモテリーマン講座』で演じたヤンキーキャラがきっかけだったそう。橋本を引き立たせる役なので地味な役回りとも言えるが、主要キャストがバンド組んで「男の勲章」を歌うオープニングではベースを弾き、ヤンキーキャラを含めその様が異様にかっこよく、ステージ映えする姿はさすが乃木坂46だと思わせる。

 現在の乃木坂46は卒業ラッシュで、同じように女優の道へ進むメンバーも多いと思うが、若月が早くも福田組の常連になっている点はとても大きい。福田ワールドの中では自分を押し出すのではなくキャラに染まる傾向にあるが、11月に出演する舞台『鉄コン筋クリート』で演じる主演の少年クロ役は、メインビジュアル見る限り、ショートカットで男役が似合う若月らしさが全面に出ているものになっている。若月の確かな演技力と、演技に対する真面目さは、卒業後は主役も脇役もできるカメレオンタイプの女優として様々な作品で活躍し、息の長い女優になりそうな予感をさせる。(本 手)

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