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「デイアンドナイト」完成披露試写会の様子。

山田孝之「僕の内面がバレちゃう」、プロデュース作「デイアンドナイト」完成披露

ナタリー

18/12/13(木) 21:25

「デイアンドナイト」の完成披露試写会が本日12月13日に東京・アイア 2.5 シアタートーキョーで開催され、キャストの阿部進之介、安藤政信、清原果耶、田中哲司、監督の藤井道人、プロデューサーの山田孝之が登壇した。

「デイアンドナイト」は、父親の自殺をきっかけに実家へ帰ることになった明石幸次を主人公とする作品。復讐心に駆られ裏稼業に手を染めていく明石の姿を通し、“人間の善悪”を描き出す。野田洋次郎(RADWIMPS、illion)が主題歌「気まぐれ雲」の作詞・作曲・プロデュースを担当した。

明石を演じた阿部は、冬に秋田で行われた撮影について「風車がある場所だけに、ものすごく風が強かった。めちゃくちゃ寒かったです。皮膚が凍るんじゃないかと」と振り返る。そんな阿部の印象を安藤は「素敵な男ですよ。本当に」と述べ、「リズムが全然合わないなと思うときもあれば、ぴったり合ってグルーブ感が出るときもあって。ワンシーンごとの変化が楽しかったです」と共演に関して述懐。阿部と同様、撮影時の寒さに言及した田中は「ちょっと濡れたりもするんですよ。これが想像以上に寒くて、冬の東北をなめちゃいかんって思いました。皆さんも冬の東北には気を付けてください」と集まった観客を気遣う。映画について「1つとして力の抜いたシーンがないというか、全部全力で撮ったというか。奥底にある熱が伝わってきました」と続けると、山田は「ふざけたおじさんで通してるんですけど、僕の内面が本当は真面目なことがバレちゃいますね」とニヤリと笑った。

撮影が始まってからも、自身が演じる大野奈々のキャラクターをなかなかつかめなかったという清原。「キャストやスタッフの皆さんに支えられてなんとか撮りきることができましたけど、奈々とリンクしている部分があったという確信はありつつ、彼女がどんな子かは説明ができないかもしれないです」と演技について正直に話した。また彼女は大野奈々名義で主題歌「気まぐれ雲」の歌唱も担当しており、「野田さんから音源をいただいたときに、奈々のこれからの願いが歌詞に詰まってるとお聞きして。私が覚えている奈々の感覚を頼りに歌わせていただきました。すごく緊張しました」と収録を回想する。「山田プロデューサーもレコーディングに立ち会ったようで」とMCに話を振られた山田は「山田さんでいいですよ、そこは」と照れ笑いをし、「すごくいい声なので安心して聴いていました。スーパーで差し入れを買って行ったんですけど、あまり効果はなかったようです」と残念そうな表情で吐露。しかし実際は差し入れが励みになっていたようで、清原は「おうちで芋ようかんいただきました」と山田に感謝の気持ちを伝えた。

清原をスクリーンを通して観た印象を安藤が「本当に美しくて、父親の立場じゃなくて彼女と恋愛したいなと思いました」とこぼすと、山田は「疲れてます? なんか寝言みたいな(笑)」とツッコミを入れ、会場に笑いを起こす。続けて山田は阿部、安藤との仕事を振り返りながら「安藤さんをこそっといじめたことがあって。それはとてもいい思い出です。安藤さん、阿部さん、僕しか知らないので言えないんですけど」と3人で秘密を共有していることを明かした。藤井は「山田さんが一番動いてくれるんです。みんなの防寒具を買ってきてくれたり、雪かきをしてくれたり。それでみんなが動き出すんです」とスタッフとしての山田の働きぶりを称賛すると、ほかの登壇者も同意するようにうなずく。田中から「めちゃめちゃ低姿勢ですけど、何回も撮るんですよ」と言われた藤井は、その理由について「いい芝居を見るともう1回見たくなるんですよ。次はもっとすごいのが来るかもと思って」と、現場で役者の演技を見ることが好きだとコメント。それを聞いた阿部は「『もう1回』って言うとき、すっごいテンション高いですもんね」と納得した様子だった。

イベント終盤には、会場に駆け付けた人々に阿部が「家族、友達、恋人と話したり、観終わったあとにこの映画のことを考えてくれたらうれしいです」と胸の内を伝え、「テーマは少し重いですけど、気負わずに観てください」と語った。

「デイアンドナイト」は1月19日より秋田で先行上映。1月26日から全国で公開される。

(c)「デイアンドナイト」製作委員会

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