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戸田恵梨香、101作目の朝ドラ『スカーレット』ヒロインに 「第2章のスタートラインに立てた」

リアルサウンド

18/12/3(月) 21:30

 女優の戸田恵梨香が、NHK大阪放送局制作の2019年度後期第101作連続テレビ小説『スカーレット』のヒロインに抜擢され、東京の同局にて行われた会見に出席した。

【写真】『スカーレット』会見中の戸田恵梨香

 本作は、現在放送中の『まんぷく』、次作『なつぞら』に続いて101作目、大阪放送局制作としては43作目となる。脚本は、『ホタルノヒカリ』『母になる』(どちらも日本テレビ系)などを手掛けた水橋文美江が担当する。

 女性陶芸家を主人公とした本作の舞台は、高度経済成長期の滋賀県の信楽。タイトルの『スカーレット』は緋色のことで、黄色味のある鮮やかな赤を意味し、炎の色を表す。女性がほとんどいなかった陶芸界で、草分けとしてプロの陶芸家の道を切り開き、妻、そして母となり、次の世代を育てていく主人公の情熱的で温かみのある生き方を描いていく。 

 制作統括の内田ゆきは、戸田の抜擢理由について「生きていく上での色んなことを描いていくのに、戸田さんが強さと繊細さを兼ね備えていらっしゃることが大きな決め手になりました。妻となり、母となり、若い世代と接し、人生の紆余曲折の中で、泣いたり笑ったり怒ったり、そんな時々の表情を豊かに見せてくださるだろうと思った」と明かした。戸田の代表作である『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』シリーズ(TBS系)、『LIAR GAME』『コード・ブルー』シリーズ(フジテレビ系)などの姿をみており、また、出演が決定した後にも『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)の現場で会った戸田の印象から、主人公との繋がりを感じたという。

 戸田は、Instagramの投稿を消すなど、“断捨離”をしていた時期にオファーの相談を受けたという。「大事なものは持ち続けながら、自分にとって余分に持ちすぎてしまったものや思いを一度捨ててみたときに、心のゆとりができて、空間ができたときにこの話をいただいた」と振り返った。

 この日の午前中に行われた会見で大阪に向かい、『まんぷく』ヒロインの安藤サクラから「本当に楽しいよ」と言われたという。「大阪での生活が本当に充実していて、表情が煌びやかで、彼女からすごく勇気をもらい、ますます来年が楽しみになりました」と、エールを受け取ったことを明かしていた。

 戸田は、現在放送中のドラマ『大恋愛』の脚本家・大石静が手がけた『オードリー』以来の2度目の朝ドラ出演となる。『スカーレット』では、主人公・川原喜美子を15歳から50歳まで演じるにあたり、「15歳を演じることは経験がないので、どうなるのかは想像がつきませんが、脚本のパワーとスタッフさんの力をもらって、なんとか10代から表現をしていけたらいいなと思っています。私自身も楽しみにしているところです」と笑顔で答えた。

 若手女優たちが一度は志すであろう憧れの“朝ドラヒロイン”だが、戸田は「自分が朝ドラをやるなんて夢にも思っていなかった」という。「20代の頃、いつも自分が前進していたいと思っていて、止まることに恐怖を抱いていた。若い頃は自信もないですし、自分という存在に対しても自信がなかったので、逃げ腰だった」。そのため、約1年を通して同じ役をやるということに恐怖心を抱いていたと明かした。

 しかし、今では、30歳の誕生日を機に、心のゆとりが生まれた。「逆に1年間、同じ役を演じるって、そんな贅沢なことはないなって。一人の女性の生涯を演じられることの凄さと奇跡を感じて、むしろさらに進化できる。『これは挑戦するしかない』と思った」と、本作に懸ける意気込みを語った。

 「24歳の時に、戸田恵梨香という役者としての第1章が終わったなと思っていて、第2章を迎えるにあたって、スタートは切れているのか、分からなかった。けれど、私はようやく、第2章のスタートラインに立てたんじゃないかと、来年はさらに一歩を踏み出せるのではと期待しています」。30代のスタートを切ったばかりの戸田が、勢い良く019年の朝ドラを駆け抜ける。

(大和田茉椰)

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