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ぴあ

第17回AAF戯曲賞受賞記念公演「シティIII」より。(撮影:羽鳥直志)

AAF戯曲賞受賞記念公演「シティIII」幕開け、捩子ぴじん「問い、を皆様へ」

ナタリー

18/10/26(金) 22:29

第17回AAF戯曲賞受賞記念公演「シティIII」が、本日10月26日に愛知・愛知県芸術劇場 小ホールで開幕した。

愛知県芸術劇場が主催するAAF戯曲賞は、「戯曲とは何か?」をテーマに、上演を前提とした戯曲を募る賞。昨年2017年に第17回AAF戯曲賞大賞を受賞した「シティIII」は、カゲヤマ気象台による「シティ」シリーズの最終章で、今回は振付家・ダンサーの捩子ぴじんが演劇作品の演出を初めて手がける。キャストにはジャワ舞踊家の佐久間新、かもめマシーンの清水穂奈美、鳥公園の西尾佳織、ダンサー・文筆家・詩人の増田美佳、役者・ダンサー・振付家の松井壮大が名を連ねた。

本作の舞台は、文明が一度滅び、再興したはるか未来の荒野。ある小さな町では、泥棒や旅芸人、爆弾屋、占い師といった人々が悲劇に巻き込まれながらも希望を見出し……。捩子は開幕に際し「“戯曲とは何か?”戯曲とは問いです。関わる人間が、問いに答えを導き出そうとして考え、動くことで、こうして上演を迎えます。問い、を皆様へ」と思いを述べた。上演時間は約1時間50分を予定している。

明日10月27日14:00開演回の終演後には舞台美術を担当した佐々木文美と出演者が出席する「シアターミーティング『シティIII』を語ろう」を実施。また27日19:00開演回のプレトーク、アフタートークにはカゲヤマ、28日のプレトークにはAAF戯曲賞審査員でもある第七劇場・鳴海康平が登壇する。さらに28日16:00からは、佐々木敦による「鑑賞&レビュー講座」が開催される。

捩子ぴじんコメント

“戯曲とは何か?”これまで考えてもみなかった問いです。戯曲を読み進めていくうちに様々な問いが生まれます。問いをめぐる思考は、戯曲をはみ出して自分自身が世界を、人間をどう見ているかにまで及びます。劇場で上演される演劇作品も観客から様々な問いを投げかけられます。その問いは、作品の解釈や意味についてだけではありません。なぜこの作品が上演されているのか。世界にどのような形で応答しようとしているのか。そして上演は、答えを返すだけではありません。観客にも問いを投げかけます。世界は、人間とは何ですか。“戯曲とは何か?”戯曲とは問いです。関わる人間が、問いに答えを導き出そうとして考え、動くことで、こうして上演を迎えます。問い、を皆様へ。

第17回AAF戯曲賞受賞記念公演「シティIII」

2018年10月26日(金)~28日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール

作:カゲヤマ気象台
演出:捩子ぴじん
出演:佐久間新、清水穂奈美、西尾佳織、増田美佳、松井壮大

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