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『映画 きかんしゃトーマス』本編映像公開 ケニア出身の女の子機関車“ニア”誕生秘話も

リアルサウンド

19/4/4(木) 15:00

 4月5日より公開となる『映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』より、本編映像が公開された。

参考:劇場版『きかんしゃトーマス』最新作、ISSAがゲスト声優に 「子どもが生まれたら見せたい」

 イギリスで生まれたキャラクター“きかんしゃトーマス”。本作は、昨年の『映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険』が興行収入1.4億円突破の大ヒットを記録した、『きかんしゃトーマス』シリーズの劇場版最新作。

 本作で描かれるのは、自由気ままに走るレーシングカーのエースと出会い、世界を見てみたくなったトーマスがソドー島を飛び出し、砂漠を横切り全速力で五大陸を駆け抜けながら、初めての世界や文化に触れていく、未だかつてない大冒険。さらに、本作を皮切りにスタートするTVアニメ新シリーズでは、国連との共同企画として、子供たちに持続可能な開発目標(SDGs)を盛り込んだエピソードが展開されるなど、子供たちに地球に住む仲間としての意識を育んでいく取り組みを実現。その取り組みは劇場版最新作にも色濃く反映されている。

 今回、TVアニメ新シリーズの“エピソード0”が描かれる劇場版最新作より新たに仲間入りを果たす、ニアとトーマスの出会いのシーンを切り取った本編映像が公開。映像冒頭では、小さな身体で大勢の貨車を引いて走ることになり、思わずため息をつくトーマスの姿を目にし、笑いをこぼすニアの姿が映し出される。ダルエスサラームに向かおうとするトーマスに対し、大勢の貨車を1人で引いて走るにはトーマスは小さすぎるというニアの一言に、機嫌を損ねたトーマス。ニアの手助けを突っぱね、無理やり走りだそうとするトーマスの姿が収められている。

 そんな劇場版最新作で、トーマスが世界を股にかけた旅の道中で出会う新たな仲間として登場するのが、ケニア出身の女の子機関車のニアだ。ニアは、底抜けに明るく、困っている人を見れば誰にでも手を差し伸べられる優しい心を持つキャラクター。スワヒリ語で「目的」という意味を持つ名前の通り、目的意識が強く行動的な一面を持ち、時にはトーマスを力強く支える、芯のある女の子だ。

 本作から仲間入りとなるニアは、4月7日から放映開始されるTVアニメ新シリーズでも、同じく女の子機関車のレベッカと共にティドマス機関庫のメンバーに加わる。同アニメの権利を持つマテルによると、「これまでの作品では、“主要キャラ”である機関庫のメンバーは男の子キャラに偏っていたが、女の子キャラを登場させることで、男女比率のバランスを取る工夫をとった」と、その理由を明かす。これは「昨今の時代の流れでもある、男女の境界・性差に偏らない考え方を反映したもの」であるといい、さらに世界的には女児の視聴が少なくとも40%以上あることも関係しているという。

 この背景には、『きかんしゃトーマス』を通じて、SDGsを未就学児にも伝えるための“国連との共同の取り組み”が大きく影響しており、特に劇場版最新作で“準主役”という重要な役どころを担うニアは、自然保護やリサイクル、ジェンダーといったトピックに子供たちが親しめるような工夫の中で登場する。また、ニアのキャラクターに関して、マテル担当者は「SDGsの目標ではないものの、ニアには故郷がないという設定もあり、これは難民の苦境に触れたものになる」とも明かす。その言葉通り、劇場版最新作では帰る場所のないニアをトーマスがソドー島へと誘ったことをきっかけに、TVアニメ新シリーズではソドー島の仲間たちと働くニアの姿が描かれる。なお、これまで数々のアニメでSDGsを伝えるスピンアウト作品が発表されてきたが、物語の中でSDGsを伝える作品は『きかんしゃトーマス』が初となる。(リアルサウンド編集部)

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