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「KAVC FLAG COMPANY 2019 - 2020」記者会見より。

関西から新しい潮流を、KAVCの“FLAG COMPANY”7団体が意気込み語る

ナタリー

19/3/1(金) 15:53

「KAVC演劇セレクション2019 関西からはじまる新しい潮流(仮)」改め、「KAVC FLAG COMPANY 2019 - 2020」の記者会見が昨日2月28日に兵庫・神戸アートビレッジセンター(KAVC)で行われた。

「KAVC FLAG COMPANY 2019 - 2020」は、演劇の新しい潮流を関西から生み出すことを目指す、KAVC舞台芸術プログラムディレクター・ウォーリー木下による新企画。6月から来年2020年2月にかけて、7団体が同会場にて公演を行う。参加劇団には、関西を拠点に意欲的な作品を発表しているという理由で選出された、匿名劇壇、THE ROB CARLTON、KING&HEAVY、コトリ会議、劇団壱劇屋、ももちの世界、プロトテアトルが名を連ねた。

会見には参加団体から各1名が出席し、それぞれに意気込みを語った。匿名劇壇は6月7日から9日、THE ROB CARLTONは6月28日から30日、KING&HEAVYは10月18日から20日、コトリ会議は11月15日から18日、劇団壱劇屋は12月6日から8日、ももちの世界は2020年2月6日から9日、プロトテアトルは2月14日から16日に公演を行う。それぞれの公演の詳細は続報を待とう。

匿名劇壇 コメント

5月で劇団は丸8年を迎えます。
現代の若者の視点、価値観をうつし出すような作品づくりに取り組んできましたが、それは単に「現代の若者の当事者」だったからと感じます。
若者といえるか怪しくなってきた我々が、今なおなんらかの当事者足り得るのか。少なくとも、30歳に少し足りない今の我々の等身大なんて、なんだかツマラナイ。
今回は「暴力」という題材をもとに、たくさんの瞬間を描きたいと思います。
ちなみに、体罰はあった世代です。

THE ROB CARLTON(村角太洋)コメント

今回の「STING OPERATION」は、2014年に京都で上演した「スティング・オペレーション」のリメイクです。
私はこの「スティング・オペレーション」がなかなか記憶に残っていまして、隙あらばまたどこかでできないものだろうかと思案していました。
いつでもやれるように、できなかったことや、終わってから思いついたこと、なかったことにしたいことを心の付箋にメモしてきました。
私の5年の思いをぜひご覧ください。

KING&HEAVY コメント

この度KING&HEAVYは、約3年ぶりにオリジナル新作を上演します。僕たちは結成当時から、自分たちの好きな事を真面目にふざけながらやり続けてきました。今回もどんな事をしたら楽しいかな、と考えてワクワクしながら作品を創っていこうと思います。

コトリ会議 コメント

劇団員の半分は兵庫県民なので参加できることを喜んでいます。
「音で楽しむ演劇」「耳を澄まして観る作品」と評されることが多く、2019年2月に行った初めての福岡公演での現代劇でも同様に評価していただけたので、それを踏まえて、自信を持って人と人がつくり出す機微を描いていこうと思います。そして神戸を皮切りに東京公演と、1~2都市のツアーを予定していますので、神戸から始まる作品を全国に伝えていきます。

劇団壱劇屋 コメント

今回の公演は未だに決めかねている部分も多いですが、一つやりたいのがオールスタンディングの公演をやりたいと思っています。様々なジャンルの公演を分け隔てなくやってきましたが、KAVCの自由がきく空間をそのまま使いたいと考えてます。
様々なジャンルに挑戦してきましたが、演劇を観るというより、どこか一緒に体感するような、観客と同じ場所でフラフラと演じるようなものを考えています。

ももちの世界 コメント

本作「ハルカのすべて」で私は都市の「音」を舞台上に載せたいと思っています。普段、我々は周囲の音を無意識に選別しています。
車の音、電車の音、洗濯機の音、鳥の鳴き声等、毎日のように鳴っているはずの音を実は我々は全く聞いていません。今回は、それらの「音」を見逃していると仮定します。見逃された音を拾い上げる事で我々の日常を全く別の形で持って提示できればと思っています。主人公はハルカです。ハルカは都市を歩きます。そして都市によって奏でられた音がハルカの心象風景を描き出します。ハルカはまた我々の鏡でもあります。都市の音がハルカの身体で反射し、世界(我々)を変えていく、そんな作品をお見せ出来ればと思います。

プロトテアトル コメント

2014年に上演した「アサ村ショウ一郎」という作品を大幅にリメイクして挑みます。
「他者によって語られる個人」というものにスポットを当て、架空の町を舞台に、曖昧な記憶、認識のズレや、捉えられない人物像から生まれる悲劇を描きます。
プロトテアトルとしては最大人数、最大規模での作品になります。

※初出時より、ももちの世界の公演名を変更しました。

「KAVC FLAG COMPANY 2019 - 2020」

2019年6月~20年2月
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール

匿名劇壇「大暴力」

2019年6月7日(金)~9日(日)

作・演出:福谷圭祐

THE ROB CARLTON Banquet hall「STING OPERATION」

2019年6月28日(金)~30日(日)

作・演出:村角太洋
出演:村角ダイチ、満腹満、ボブ・マーサム、高阪勝之、伊勢村圭太 ほか

KING&HEAVY「ゴールデンエイジ(仮)」

2019年10月18日(金)~20日(日)

作・演出:KING&HEAVY
出演:飯嶋松之助、伊藤駿九郎 ほか

コトリ会議「全部あったかいものは(仮)」

2019年11月15日(金)~18日(月)

作・演出:山本正典
出演:コトリ会議、野村有志

劇団壱劇屋「未定」

2019年12月6日(金)~8日(日)

演出:大熊隆太郎

ももちの世界「ハルカのすべて」

2020年2月6日(木)~9日(日)

作・演出:ピンク地底人3号
出演:オーディションで選ばれた出演者(2019年開催予定)

プロトテアトル「アサ村ショウ一郎(仮)」

2020年2月14日(金)~16日(日)

作・演出:FOペレイラ宏一朗
出演:FOペレイラ宏一朗、小島翔太、豊島祐貴 ほか

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