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いま、最高の一本に出会える

1997年初演の鐘下作品を文学座が再び

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19/3/4(月) 0:00

1997年に文学座アトリエの会で初演され、作品と演出の西川信廣が読売演劇大賞の優秀賞を、作者の鐘下辰男が紀伊國屋演劇賞を受賞した『寒花』。文学座の本公演としてスケールアップした舞台が、本日3月4日(月)に紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕する。伊藤博文を暗殺した朝鮮人青年、安重根が処刑を待つ監獄内で起こるドラマを描く、史実を基にしたフィクションだ。

物語の舞台は1910年、寒花(雪)吹きすさぶ極寒の旅順監獄。時の韓国統監であった伊藤博文をハルビン駅前で射殺した青年、安重根が収監されてくる。死刑執行の監督者として派遣されてきた外務省の高官、典獄(監獄の長)、看守長、ふたりの看守、獄内の情報提供者である模範囚、シニカルな監獄医……。監獄という閉ざされた世界でぶつかり合う日本人職員たちの心に、危険なテロリストのはずの安と、統監府から差し向けられた通訳との静かな対話が揺さぶりをかける。出演は瀬戸口郁、佐川和正、新橋耐子ほか。鐘下と文学座ならではの、骨太な人間ドラマが期待できそうだ。

3月12日(火)まで。

文:町田麻子

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