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「浦島坂田船 Spring Tour 2019 ―斬(ZAN)―」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB] / 堀卓朗[ELENORE])

浦島坂田船、殺陣や相撲でcrew沸かせた春ツアー両国ファイナル「俺を泣かせるとは……」

ナタリー

19/4/11(木) 18:00

浦島坂田船が4月4日に東京・両国国技館で全国ツアー「浦島坂田船 Spring Tour 2019 ―斬(ZAN)―」の最終公演を行った。

開演を待つcrew(浦島坂田船ファンの呼称)が「浦島坂船!」というコールを懸命に繰り返す中、会場が暗転するとコールは絶叫に変わる。オープニング映像上映後、刀を携え、新選組を彷彿とさせる衣装で姿を現したうらたぬき、志麻、となりの坂田。、センラは、バックバンドと共に「花鳥風月」でライブの幕を開けた。そして4人は立て続けに「千本桜 -guitar rock arrangement-」を披露。悲鳴のような歓声が絶え間なく上がり、場内は冒頭から早くも爆発的な盛り上がりを見せた。志麻は「我々も盛り上げていきますので、皆さんも力出し切れ……」と噛んでしまうが、すかさず坂田が「力出し切れますかー!」と叫んでフォロー。「頼れる仲間がおってよかったわ」と志麻はメンバーのかけがえなさを噛みしめた。

レーザーが飛び交い、火柱が上がる中、4人は「虎視眈々」を妖艶に歌唱。勢いあふれる「百花繚乱」に続けて披露された「吉原ラメント」では和傘を使ったパフォーマンスでcrewを魅了した。うらたと坂田がコール&レスポンスを交えながら「やっぱ最強!」をパフォーマンスし、志麻とセンラが「ジグソーパズル」を力強く歌ったあと、4人はダンサーたちと殺陣を展開。スタイリッシュなパフォーマンスで歓声を集め、前山田健一提供の新曲「誠 -Live for Justice-」につなげた。

ライブ中盤には、会場が両国国技館であることにちなみ、4人が「うら錦」「志麻桜」「坂田海」「センラ山」としてローション相撲を繰り広げるVTRが上映された。白熱のバトルの結果、うら錦が優勝し、センラ山が最弱に決まったところで、ライブは4人のソロコーナーへ。一番手を務めたセンラはスタンドマイクを使って「スパイラル」を切なく歌い、続くうらたは激しいダンスと共に「セクトの誅罰」を披露する。志麻は「ボードゲームライフ」を激情的に歌い、坂田は「ねぇ、どろどろさん」を叩きつけるように熱唱した。

再び舞台にそろった4人は改めてバンドメンバーを紹介し、「神のまにまに」をパフォーマンス。続く「小さなライオン」では猫耳のカチューシャを付けてcrewを歓喜させる。その後「Sailor's High」を披露した4人は、志麻の復帰ライブとなった全国ツアー「浦島坂田船 SUMMER TOUR 2017」両国国技館公演について振り返り、志麻は「この先もずっとずっと僕たち4人で浦島坂田船です! よろしくー!」と当時の発言を再現。変わらない思いをcrewに伝えた。場内がエモーショナルなムードに包まれる中、4人はライブ定番曲「わいふぁい暴想ボーイ」「Peacock Epoch」を連発。場内のボルテージを引き上げると、最後に新曲「合戦」をさわやかに歌い上げた。

crewの熱烈なアンコールに呼び戻された4人は春曲「そらに、ひらり」でライブを再開し、トロッコに乗り込み「Shouter」を歌唱。crewを声の限りに叫ばせる。「そらに、ひらり」で目を潤ませた志麻は「春は出会いと別れの季節で、ここに集まってくれた皆さんの中にも大人になって巣立っていく方もいるじゃないですか。俺たちとみんなが一緒になってるこの瞬間ってすごく幸せな時間なんだなって。もう会えなくなるかもしれないって考えたら泣けてきました」と涙の理由を語った。

crewとの記念撮影を終えた4人は、今回のツアーとcrewへの思いを語る。センラは「僕らが今できる全力を出させてもらいました! しかし! 僕らは楽しんでもらうためにまだまだやっていくので、これからもよろしくお願いいたします!」と意気込む。続く坂田は「大人になって好きだったものが続けられなくなることもあるかなと思うんですけど、もしそういうときがきたら“楽しかった”って思い出のまま僕たちのこと覚えてくれたらなと思います」とコメント。志麻は「こうして1つの会場で楽しさを共有できているのは奇跡です。もしかしたらほかのアーティストを好きになってたかもしれない。僕たちも4人でやってなかったかもしれない。誇りに思ってください。こんな人たちを推してたんだぞって」とcrewに呼びかけた。

うらたは「3人がほぼまとめたせいで言うことがねーぞ!」とぼやきながらも、「ひと言だけ言えることがある!」と告げると、マイクを通さずに「マジで楽しかったー!」と叫んでその声量をアピール。続けて「お前らの声がまだ足りない! もう1曲やるから全力を出してくれ!」とcrewに求め、4人はさらにもう1曲「SAILING!!!!!」を披露。センラは「忘れられない思い出になりました。また会おうね。バイバーイ!」、坂田は「本当に幸せでした」、志麻は「まったく俺を泣かせるとはいい度胸じゃねえか。大好きだぜ! ありがとう!」、うらたは「あいつ(志麻)が大好きって言うんだったら俺は愛してるぜ……バイバーイ!」とそれぞれcrewへの言葉を残してステージを去った。

4人の退場後、ステージ上のスクリーンでは4月15日、22日の2週にわたって浦島坂田船から重大な告知があることがアナウンスされた。発表はニコニコ生放送の番組「浦島坂田船のげつようび。」で行われるので、ファンは楽しみにしておこう。

浦島坂田船 Spring Tour 2019 ―斬(ZAN)―
2019年4月4日 両国国技館 セットリスト

01. 花鳥風月
02. 千本桜 -guitar rock arrangement-
03. 虎視眈々
04. 百花繚乱
05. 吉原ラメント
06. やっぱ最強! / うらたぬき、となりの坂田。
07. ジグソーパズル / 志麻、センラ
08. 誠 -Live for Justice-
09. スパイラル / センラ
10. セクトの誅罰 / うらたぬき
11. ボードゲームライフ / 志麻
12. ねぇ、どろどろさん / となりの坂田。
13. 神のまにまに
14. 小さなライオン
15. Sailor's High
16. わいふぁい暴想ボーイ
17. Peacock Epoch
18. 合戦
<アンコール>
19. そらに、ひらり
20. Shouter
21. SAILING!!!!!

※「Shouter」の「e」はウムラウト付きが正式表記。

※記事初出時、キャプションの人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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