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KinKi Kids 堂本剛、タッキー&翼の葛藤を代弁 ラジオで語った愛することの重要性

リアルサウンド

18/11/7(水) 7:00

 KinKi Kidsと、タッキー&翼。多くのアイドルグループが所属するジャニーズ事務所において、コンビという形態はこの2組のみだった。そして堂本剛は突発性難聴、今井翼はメニエール病と、それぞれいつ完治するかわからない病と向き合い、もがいてきた。きっと、彼らにしかわからないコンビを続ける難しさ、そして病と闘いながら表現者として走ってきた過酷さがあったはずだ。

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 11月5日放送の『KinKi Kidsどんなもんヤ!』(文化放送)では、堂本剛が登場。滝沢秀明の“タッキー”というニックネームの名付け親は、堂本剛だったという話題から、9月10日をもって解散したタッキー&翼について言及した。

 「コンビっていうところでいえば、同じような境遇がいろいろあって……でもやっぱり人生は1回やから。彼らだって、人の子であり、家族がいて、自分の人生っていうものがある」と言葉を選びながら、ファンが悲しむ想いを汲み取りながら、まるで滝沢と今井の言葉にできない葛藤を代弁するかのように続ける堂本剛。

「タッキー&翼に対して、犠牲にした時間がいっぱいあるわけ。いい悪いの話ではなくて、そういう時間がたくさん10代からあるわけで。ようやくこの年齢になって自分の決断というか、そういうものを大人として出したんだろうなと思うんですよ。それを尊重してあげる、そういうのもまた人生なんじゃないの、と。先輩としてはふたりがどういう道を選ぼうが、結果を出そうが、僕は受け入れてあげたいなと思うよね」

 以前から堂本剛の語り口は“説法”と称されてきた。「だからファンの人たちも悲しいかもしれないけれど、うん……受け入れてあげてね。タッキー&翼じゃなくなったからといって、滝沢が嫌いになったり、翼が嫌いになるっていうのであれば、それは本当にその人のことを愛していたんだろうか、っていうね」。受け入れがたい現実と向き合わなければならない人たちの気持ちに寄り添いながら、まっすぐ心に届く本質を突いたメッセージ。受け入れることこそが、愛だと続けた。

 滝沢は年内いっぱいで芸能活動を引退、プロデューサーへと転身する。そして、今井はジャニーズ事務所を退所して、療養に専念する。これほどの大きな変化なのだから、今まで通りというわけにはいかない。だが、それでも堂本剛は「今後どんな風にして滝沢と交流できるのか、翼と交流できるのか、わからないけど、事務所を去ったとてね。会えるときがあったら会いたいなと思いますしね。なんか事務所いなくなったから、急にバイバイって、そんな関係? っていうね」。多くのファンと同じように、寂しさを感じながらも変化に対応していこうという姿勢を見せる。

 「ファンの人たちもそう、そしてふたりもそうですけど、僕らアーティストというのは、愛されるってすごく気持ちがいいんですけど、愛されるよりも、愛することのほうが重要なんじゃないかっていうか。その方が、絆がね、深まっていくんじゃないかなっていうふうに。いろんな思いを込めて」と「愛されるより愛したい」を流した。

 引退を待たずして、滝沢はジャニーズJr.のSixTONESのMVをプロデュース。11月4日に公開するやいなや2日間で110万回再生を突破するなど、大きな注目を集めている。DVD『滝沢歌舞伎2018』では滝沢主催のバーベキュー大会を収録。“もはや業者”というレベルの働きぶりだったとV6の三宅健が『三宅健のラヂオ』(bayfm)で語っている。「皆様に見ていただいてからのお楽しみなんですけども、いやー面白かったなぁ。本当に。滝沢もギャハギャハ笑ってたな」。こんな風に来年以降も“裏方ッキー”の活躍ぶりが、聞こえてくるのではと期待が高まる。

 また、堂本剛が「もしね、よかったら滝沢も、翼も、このラジオにハガキ送ってください」と語りかけたように、ふたりの生の声が届く日を待ちわびている。今井の好きなあまり、リスナー置いてきぼりで、夢中になる野球トークが懐かしい。まだまだ悲しみは消えないけれど、形は変われども愛し続けることはできるはず。そんなエールをおくる堂本剛の言葉に、胸を熱くしたファンも多かったはずだ。(文=佐藤結衣)

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