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広瀬すずの朝ドラヒロインぶりに“先輩”松嶋菜々子も太鼓判 『なつぞら』完成試写会レポート

リアルサウンド

19/3/6(水) 18:00

 4月1日より放送を開始する連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)の第1週完成試写会がNHK放送センターで行われ、会見にヒロインを務める広瀬すず、松嶋菜々子、藤木直人、粟野咲莉、草刈正雄、制作統括の磯智明が登壇した。

参考:広瀬すずのヒロインオーラが全開! 『なつぞら』十勝ロケで垣間見えた出演者たちの絆

 NHK連続テレビ小説100作目となる本作は、戦後、広大な北海道の自然、そして日本アニメの草創期を舞台に、まっすぐに生きたヒロイン・なつ(広瀬すず)の夢と冒険、愛と感動のドラマ。1946年の初夏、戦争孤児の奥原なつは、なつの父の戦友・柴田剛男(藤木直人)に連れられ、北海道・十勝にやってくる。剛男の父・泰樹(草刈正雄)から生きる術を学び、母・富士子(松嶋菜々子)に見守られながら、長男・照男(清原翔)、長女・夕美子(福地桃子)、次女・明美(平尾菜々花)らと共に柴田家の娘として逞しく成長していく。

 第1週「なつよ、ここが十勝だ」の上映後、キャスト陣が登場。まずは、制作統括の磯が昨年4月に出演者を発表し、6月に北海道でクランクインした日々を振り返る。なつが東京から移り住む柴田牧場の母屋は北海道・陸別町にあり、日本で最も寒い地域とも呼ばれ、あいにく1カ月の撮影期間ではなかなか天候に恵まれなかったという。6月にも関わらず、雨が降ると10℃程度の気温となり、キャスト陣はストーブに当たりながら待つといった日々が続いたそう。続けて大森寿美男が手がける脚本については、「『人は生まれた環境を選ぶことはできないが、先に進む人生は自分で切り開くことができる』ということ。それがドラマのテーマになっています」とその意図を語った。

 キャスト陣が1人ひとり挨拶していく中、偏屈でガンコな性格の泰樹を演じる草刈が「究極の頑固ジジイを思いっきり楽しんでやっております」と一言だけ話し記者陣の笑いを誘う。ヒロインを務める広瀬は、北海道編と東京編を並行して撮影していると言い、「柴田家のみなさんには安心感と心強さのどちらもがあります。柴田家の皆さんとの共演は、ほっと一息つけるような場所に私自身もなっています」と、劇中だけではなく、現場においても共演者との絆が芽生えていることを明かす。

 第54作『ひまわり』(1996年)にてヒロインを演じた松嶋は大先輩としてコメントを求められると、まずはなつの幼少時代を演じた粟野に「女優魂がすごくて、納得のいくまでやる」と話す。粟野は約250名のオーディションから選ばれた子役で、クレバーで多彩な表現力により選出された。第1週目の草刈とアイスクリームを食べるシーンでは、監督に自ら「もう一回やらせてほしい」と納得のいくまで演技を続けたという。また広瀬には「本当に頑張り屋さんで、天性の女優さんだと思うんですけど、安定感が半端じゃないです」と松嶋は太鼓判を押す。

 そんな広瀬は朝ドラ100作目という大役について、周りからも「100作目だからね。プレッシャーに感じないでね」と声をかけられたというが、「いざ、撮影が始まっても良くも悪くも(プレッシャーを)感じてなくて。自分がそう意識したところで、何かできるわけじゃないなと思い、まずはなつとして全力でいろんな気持ちを表現できることが、作品に対して力になれることだと思いました」と、誠実に役と向き合っていることが明かされた。(渡辺彰浩)

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