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乃木坂46、年末特番で示した2018年の集大成 『紅白』出場、『レコ大』連続受賞などを振り返る

リアルサウンド

19/1/6(日) 7:00

 ドーム&コンサートツアー、相次ぐメンバーの卒業……乃木坂46にとって2018年は例年に勝る激動の年であった。それを象徴した形となったのが、『第60回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)という年末年始の音楽特番への出演だった。

参考:乃木坂46、「日本レコード大賞」2年連続大賞受賞 「さらに飛躍していけるように頑張りたい」

 乃木坂46は、2018年の『日本レコード大賞』を20thシングル「シンクロニシティ」で受賞。2017年には「インフルエンサー」で大賞を受賞しているため、2年連続の快挙となった。放送前日、筆者は『紅白』のリハーサルにて、囲み会見の中で『レコ大』について質問されるメンバーが「自信もないですし……」と苦笑しながら答えていたのを強く覚えている。そんな会見とは裏腹に、まさかの連覇に涙を流すセンターの白石麻衣。白石と抱き合い喜びを分かち合う西野七瀬が、ニッコリと満面の笑みを浮かべていたのが印象的だった。

 生駒里奈の卒業を前にリリースされた「シンクロニシティ」は、センターに白石、裏センターに生駒というフォーメーションが組まれていた。乃木坂46が次のステップを踏み出すためと、生駒の意思のもと、あえて“卒業シングル”という形をとらなかった。しかし、6年目を迎える乃木坂46メンバーの“共鳴”する思いが、歌詞だけでなく、美しいコンテンポラリーダンスや泣き笑いの表情で表現されている。昨年4月に日本武道館で行なわれた生駒の卒業コンサートで披露されたが、今回の『レコ大』は翌日に卒業を迎えた西野にとっても背中を押すパフォーマンスだっただろう。

 その翌日にオンエアされた『NHK紅白歌合戦』をもって、西野はグループを卒業。2月に京セラドーム大阪で開催される卒業コンサートで故郷に錦を飾る。乃木坂46が『紅白』で披露したのは、西野の卒業シングル「帰り道は遠回りしたくなる」。アンダーメンバーを含めた1期生から3期生全員でのパフォーマンスは、西野の門出を祝う集大成のステージとなった。今回、サプライズゲストとして現れたのが、バナナマンの2人だった。乃木坂46にとっての“公式お兄ちゃん”として知られるバナナマンは、デビュー前から冠番組『乃木坂工事中』(前身番組『乃木坂って、どこ?』)(テレビ東京系)のMCとして彼女たちを見守ってきただけでなく、初出場の2015年から毎年「紅白ウラトークチャンネル」の席より、人目を気にせず、ステージで歌い踊る乃木坂46に熱いエールを送ってきた。

 しかし、今年ウラトークのMCを担当したのは、サンドウィッチマンと渡辺直美。MCの発表直後、ラジオ番組『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)で、バナナマンはウラトークの話題に触れてはいたものの、多くは語らなかった。もしかしたら、それも今回のサプライズへの準備だったのかもしれない。普段からバナナマンのグッズを着用するなど、メンバーの中でも一際2人への愛が深い西野。パフォーマンス前には、西野の家族から彼女に宛てた手紙がサプライズで読まれたが、大阪で取材を行なったのもバナナマンだった。年の瀬に多忙を極めるバナナマンが時間を割いてまで大阪に向かったのは、西野を最高の笑顔で乃木坂46から送り出すため。パフォーマンスラストに大きく手を振って現れたバナナマンを見つけ、満面の笑みを浮かべる西野。改めて、乃木坂46とバナナマンの強い絆を物語るシーンだった。

 西野が去った乃木坂46は、『紅白』放送終了後、『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2018 ⇒ 2019』(TBS系)に出演。そこで披露された「帰り道は遠回りしたくなる」では、西野の後を継ぐメンバーとして、秋元真夏がセンターを担当した。生駒がセンターの「制服のマネキン」、橋本奈々未がセンターの「サヨナラの意味」は齋藤飛鳥に、深川麻衣がセンターの「ハルジオンが咲く頃」は川後陽菜(昨年12月に卒業)へと受け継がれていったが、これまで卒業直後に新センターで楽曲披露されることはなかった。「ハルジオンが咲く頃」や「サヨナラの意味」など、卒業シングルとしてリリースされた楽曲は、卒業していったメンバーの色が強く、ライブや音楽番組で披露しにくい印象がある。しかし、これからは秋元がセンターとして立ち、西野の分まで「帰り道は遠回りしたくなる」のメッセージを伝えていくことになる。そのほか、「気づいたら片想い」や「命は美しい」など、西野がセンターを務めてきた楽曲のセンターが誰に受け継がれるかにも注目だ。

 グループは1月27日に台北アリーナで開催される単独コンサートを経て、2月に京セラドーム大阪で『乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE』を行なう。西野の卒業コンサートを兼ねつつ、前3日間では4期生を含めた新たな乃木坂46の形を見せてくれるはずだ。(渡辺彰浩)

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