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いま、最高の一本に出会える

香取慎吾は笑顔になる“機会”そのものを創り出す 『JANTJE_ONTEMBAAR』来店で感じたこと

リアルサウンド

18/9/17(月) 7:00

 香取慎吾が、スタイリスト祐真朋樹と共にディレクションを手がけたブランドショップ『JANTJE_ONTEMBAAR(ヤンチェオンテンバール)』。8月25日のオープンから約1カ月、ようやく筆者も足を運ぶことができた。

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 場所は、東京・帝国ホテルプラザ1階。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取の3人のおかげで、すっかりこの場所も筆者の“新しい地図”に「馴染みの場所」として書き記された。映画『クソ野郎と美しき世界』の世界観を楽しむことができたポップアップショップ、香取と若手アーティストたちの湧き出る創作意欲にワクワクした『NAKAMA de ART』、香取が描いたイラストを選んでTシャツにプリントできる体験型イベント『T-FACTORY』……訪れるたびに、新しいワクワクを見せてくれたこの場所が、これからはいつまでも何度でも通えるお気に入りのショップになったことが、素直にうれしい。

 ショップに向かうと、入口に立つ品のある男性が「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねると、「ぜひ、どうぞ」とニコリ。帝国ホテルプラザが醸し出す格式の高さと親しみやすさ。一見相反する魅力を兼ね備えたショップの雰囲気は、国民的スターなのにすぐ近くにいるような親しみやすさを持つ香取の存在感と重なる。

 雨がちらつく平日の夕方にも関わらず、店内には10名以上のお客様がショッピングを楽しんでいた。半数は、男性だったのも印象的だ。香取のイラストがプリントされたコートに袖を通し、ショップスタッフと会話を楽しみながらサイズ感を確かめる人。壁のモニターに映し出されるVTRや香取のアート作品をじっくりと眺める人。本棚に飾られた絵本を興味深げに見つめる人……。ここには“物を買う”という行為以上のバリューがあるのだ。

 残念ながら、筆者が購入したいと思っていたレザーバッグやタンブラーはすでに完売になっていた。ショップスタッフの方いわく、タオルやポーチなどの小物類は手頃な価格も手伝ってすぐに売り切れてしまったのだそう。今後、入荷する予定はあるのだが、その情報発信はしていない、と教えてくれた。嬉しいめぐり合わせは、いつだって予定調和にはいかない。その日、その時、その場所にいたからこそ、手にすることができる幸せ。そんなライブなハッピーを大切にしているのだろう。

 壁のモニターにはカメラが備え付けてあり、香取のスマホと繋がるのだと『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)でも説明があった。香取が「それ似合ってるよ!」と見立ててくれるシーンも夢ではないという。それも、いつ、どのタイミングで行なわれるかはわからない。もしかしたら次に訪れたときに、運命のアイテムと出会いが、そして香取とのふれあいが待っているかも……それが出会いを楽しむ『ヤンチェオンテンバール』らしいショッピングタイムだ。

 筆者も、直接ショップに向かったからこそ、アロマハンドクリームの香り高さに出会うことができた。テスターのキャップをひねり、ローズ、オレンジ、ウッドの香りを交互に嗅ぐ。スーッと吸い込み、自然と深呼吸をしていることに気づく。しっかりと、それでいて重すぎない、そんな上品な香りは、Web上では確認できないこと。このハンドクリームやまつげ美容液、うるおいマスクの製造元は、香取と草なぎが出演しているCM“ミノキ兄弟”でお馴染みのアンファー。彼らの活動を通じて縁がつながっているのを感じられるのも心があたたまる。

 「次はこんなものを作って欲しい」。香取のInstagramには、そうしたリクエストコメントも届く。たしかに、ショップに行くとアパレルはもちろん、アクセサリーや雑貨など“香取のイラスト×何か”のアイデアが湧き上がる感覚があった。発想力を掻き立てるエネルギーがこの空間には満ちているのかもしれない。

 次はどんなアイテムが入荷されているか。通うのが楽しみになるショップが見つかるというのは、人生を豊かにしてくれるもの。ファッションアイテムのみならず、笑顔になる“機会”そのものを創り出す香取のディレクション力に脱帽しながら、これからも大いに楽しみたい。(文=佐藤結衣)

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