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いま、最高の一本に出会える

「日日是好日」の完成披露イベントの様子。

「日日是好日」建仁寺に着物姿で登場した黒木華が「お見合い写真撮っておこうかな」

ナタリー

18/7/31(火) 18:30

本日7月31日、「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」の完成披露イベントが京都・建仁寺にて行われ、キャストの黒木華、樹木希林、監督の大森立嗣、原作者の森下典子が出席した。

本作は、茶道教室に通い続けた約25年の日々をつづっている森下のエッセイ「日日是好日―『お茶』が教えてくれた15のしあわせ―」を映画化したもの。黒木演じる主人公・典子が茶道を通して生きる喜びに触れ、成長していくさまを描く。樹木は茶道の師である“武田先生”に扮する。

京都最古の禅寺である建仁寺。建仁寺を開山した栄西禅師は、日本に禅を伝え中国から茶種を持ち帰って日本で栽培することを奨励し、喫茶の法を普及した“茶祖”としても知られている。40度近い暑さの中、着物姿で登場した4人は、建仁寺の和尚が点てたお茶を栄西禅師の掛け軸の前で1人ずつ粛々と献茶していく。献茶が終わると、目を閉じて和尚が唱えるお経にじっと耳を傾けた。

続けて行われた記者会見で司会者に献茶の感想を聞かれた大森は「着物を着てお経を聞いて心が洗われるような気持ち。身が引き締まりました」と述べ、樹木は「私以外の3人は独身です。この凛とした姿を見て新たな出会いがあるといいと思う」とコメントし、記者たちの笑いを誘った。「すごくうれしいです。背筋が伸びる気持ち」と話す黒木は、自身が着用している絽つづれに手刺繍で金魚帯が描かれた大正時代の帯と、帯と同時代に作られた絽の振袖について「本当は暑いんですけど見た目にも涼を感じていただけると。お見合い写真とか撮っておこうかな」とはにかんだ。

撮影について質問された樹木は「後期高齢者なのでもう記憶にない。『万引き家族』でえらい寒くて貧乏な姿でおりましたので、温かい場所にいさせていただくといろんな人生があるものだ、幸せだなと感じました。とてもいい映画になった」と振り返る。そして、「先生の役だから練習しなきゃいけないんだけど、後延ばしにして一夜漬けという感じでえらい出来の悪いお茶の先生になりました」と自虐的にコメント。森下が「実際の先生と似ているというわけではないのに、お点前のシーンで似ている雰囲気があって」と述べると、「それは歳取ってるってだけよ。あれから10kg痩せて7cm縮んで変化する自分の体を面白く見ております」と笑う。記者から体調について聞かると「よれよれです。義理に厚い人間で、約束だから杖突いて来たんですよ。ああ、風前のともしびというのはこういう感じなんだなと思います」と話す。

大森はお茶の魅力を「お茶室を出たときの爽快感。抑制されたところから広いところに出た解放感がいい」、黒木は「おいしいご飯を食べたあとに最後にお茶を飲むと幸せだなと思います」、森下は「茶室では五感でいろんなものを感じている。季節を五感で感じられるようになったことが大きな喜び」とそれぞれ述べる。樹木は「来世は小さな茶室を設けて、静かに夫と向き合いたいなとお茶を体験してから思いましたね。カッカッカッという人生じゃなくてね」と思いを明かした。

多部未華子、鶴見辰吾、鶴田真由、乃木坂46・山下美月も出演する「日日是好日」は10月13日より全国ロードショー。

(c)2018「日日是好日」製作委員会

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