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サニーデイ・サービス「サニーデイ・サービスの世界 追加公演 "1994"」東京・渋谷CLUB QUATTRO公演の様子。(撮影:石垣星児)

サニーデイ・サービス、丸山晴茂悼み3時間の2人編成ライブ

ナタリー

19/1/2(水) 18:36

サニーデイ・サービスが12月28日に東京・渋谷CLUB QUATTROでワンマンライブ「サニーデイ・サービスの世界 追加公演 "1994"」を実施した。

このライブはサニーデイが12月19日に東京・LIQUIDROOMにて9人編成で行ったワンマンライブ「サニーデイ・サービスの世界」の追加公演として開催されたもの。5月に永眠した丸山晴茂(Dr)への哀悼の意を表し、曽我部恵一(Vo, G)と田中貴(B)の2人のみでのパフォーマンスが約3時間にわたって届けられた。会場には献花台も設けられ、開演前から多くのファンが花を供えたり手を合わせたりして丸山を偲んだ。

定刻を少し過ぎた頃、黒いジャケット姿でステージに登場したサニーデイは「あの花と太陽と」でゆったりとライブをスタートさせる。「結成当時、毎回ライブでやってた曲だよね?」と2人が互いに確認しつつ届けたのは「日曜日の恋人たち」。彼らの奏でる甘酸っぱいサウンドに、ファンは心地よさそうに身を委ねていた。2人が息の合ったコーラスを聴かせた「真っ赤な太陽」のあと、「ノッてきたね」と田中に声をかける曽我部。その後彼らは「青春狂走曲」「恋におちたら」とライブ定番曲をプレイしてファンを喜ばせた。「いつもだれかに」のパフォーマンス時には、演奏を一時中断。曽我部は「確かにひさしぶりにやったよ。昔はコーラスもやってたんだけどね、できなくなったよね」としみじみ語り、会場が笑いに包まれた。そして改めて同曲が披露されると、フロアからはひときわ大きな歓声が上がった。

彼らが一音一音を確かめ合うように奏でた「いろんなことに夢中になったり飽きたり」、田中がムーディなベースラインを鳴らした「JET」を経て、サニーデイは近年のライブではおなじみの「セツナ」を披露。楽曲が終わりに向かうにつれて、2人の演奏はだんだんとヒートアップしていった。「八月の息子」で朗らかなボーカルを聴かせた曽我部は次の楽曲を「愛媛県今治市、47歳、田中貴くんからのリクエストです。サニーデイ・サービスで『サイン・オン』」とラジオ番組風に紹介。同曲で2人は温もりのあるサウンドを響かせてオーディエンスを魅了した。丸山の不在を歌った「桜 super love」を終えたところで、曽我部は「いつまでも続けられますね。どのくらい時間が経ったのかまったくわからない。悠久の時間が流れてます」とここまでのライブの感想を述べた。終盤に「サマー・ソルジャー」で包容力のある歌声を響かせた彼は「今日が今年で最後のライブ。来年はアルバム制作に専念します。それがうまくできたらツアーをやりたいな」と今後の活動に向けて意欲を示す。本編ラストで2人は「旅の手帖」を届けてステージを降りた。

アンコールを求める拍手に応えてサニーデイは再びステージへ。「コーヒーと恋愛」で曽我部が口笛を、田中がカズーを高らかに鳴らしたのち、センチメンタルな「月光荘」をラストに届けた。さらなる拍手を受けてのダブルアンコールでは「胸いっぱい」をパフォーマンスし、この日のライブをにぎやかに締めくくった。

サニーデイ・サービス「サニーデイ・サービスの世界 追加公演 "1994"」2018年12月28日 渋谷CLUB QUATTRO セットリスト

01. あの花と太陽と
02. 空飛ぶサーカス
03. 日曜日の恋人たち
04. 真赤な太陽
05. 青春狂走曲
06. 枯れ葉
07. 江ノ島
08. 恋におちたら
09. いつもだれかに
10. 御機嫌いかが?
11. ふたつのハート
12. アビーロードごっこ
13. からっぽの朝のブルース
14. いろんなことに夢中になったり飽きたり
15. 何処へ?
16. 恋人の部屋
17. 白い恋人
18. JET
19. 時計をとめて夜待てば
20. 真夜中のころ・ふたりの恋
21. 星を見たかい?
22. セツナ
23. 完全な夜の作り方
24. 恋人たち
25. 八月の息子
26. サイン・オン
27. 今日を生きよう
28. baby blue
29. 24時のブルース
30. 桜 super love
31. サマー・ソルジャー
32. 海岸行き
33. 旅の手帖
<アンコール>
34. コーヒーと恋愛
35. 月光荘
<ダブルアンコール>
36. 胸いっぱい

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