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“MCU史上最強のキャラクター”がついにお披露目! 『キャプテン・マーベル』予告編を徹底考察

リアルサウンド

19/3/10(日) 10:00

 最近そわそわして仕方ない。米国のトーク番組には、最近連日のように『キャプテン・マーベル』の宣伝で主演のブリー・ラーソンとサミュエル・L・ジャクソンが出演している。映画のことを話したり、二人で『アリー/ スター誕生』の主題歌「Shallow」を熱唱? したり……。(参照:https://www.youtube.com/watch?v=3BucpXwaZHg)

 もうすぐ、アベンジャーズの、我々マーベルファンの命運がかかっている『キャプテン・マーベル』が公開される。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で流した涙を、希望に変えられるのは彼女しかもういない。

 そんな公開直前に迫った本作。現時点で予告編などからわかるポイントや考察、キャプテン・マーベルというキャラクター像について、ふりかえっておきたい。

・そもそも、キャプテン・マーベルって誰?

 本作の主人公、キャプテン・マーベルとはそもそもどんな設定の人物なのだろう。彼女の本名は、キャロル・ダンバース。MCUでの設定を話すと、彼女はクリー人と共にテロリストエリート特殊部隊スターフォースに所属する、女性パイロット。もともとは地球人だが、とある出来事によってエイリアンのDNAを取り組み、超人的なパワーを手に入れた存在。実は、その出来事を含めて彼女には過去の記憶がない。そんなキャロルが、1995年の地球に墜落。ニック・フューリーと出会い、自分の命を狙う敵と戦いながら記憶を取り戻していく。

 MCUで描かれるキャプテン・マーベルが、どの程度コミックベースのキャラクターになるのかは未だ不明だ。ただ、コミック版だともともとは男性のキャプテン・マーベルが存在した。キャロルは、彼の恋人だった。そして、ある時キャプテン・マーベルと共に爆発に巻き込まれ、彼のDNAを取り込んでしまう。彼の亡き後、彼女が彼に変わって「キャプテン・マーベル」になったのだ。

 ちなみに、それまで彼女はしばらく「ミズ・マーベル」と呼ばれていた。また、これも余談ではあるが、彼女は映画にも登場するであろう空軍の士官学校を卒業後、あらゆる仕事を経験してきたキャリアウーマンでもあり、実はピーター・パーカーの務めるデイリー・ビーグルでも働いていた。

・アベンジャーズとの繋がり

 『インフィニティ・ウォー』のラストでキャプテン・マーベルにポケベルで連絡をしたニック・フューリーが、まず彼女とアベンジャーズの第一の繋がりとなる。しかし、連絡をする時どこか戸惑いながらポケベルを操作したのが印象的だった。なぜ、ニックは彼女にすぐに連絡をしなかったんだろう……。

 そして、『キャプテン・マーベル』に出てくるニック・フューリーはまだS.H.I.E.L.D.のトップエージェント、しかも両目がある状態だ。本作ではあの片目を失う過程も、描かれるのではないだろうか。

 また、最初に公開された予告編では、ニック・フューリーの他にも『アベンジャーズ』で殺された)と見せかけて実は生きて『エージェント・オブ・シールド』で大活躍した)フィル・コールソンが、新人エージェントとして登場している。

敵=スクラル人はシェイプシフター
 スクラル人とは、容姿を自由自在に変化することができるシェイプシフター。予告編の中で「つまり…スクラル人が悪者ってことだな?」というフューリーのモノローグと共に、キャロルが思いっきり老婆をぶん殴るシーンがあるが、その老婆こそスクラル人。

 クリー人と敵対関係にあり、両者間では戦争が巻き起こっていた。キャロルはこのクリー人側にいるというわけだ。しかし、コミックからわかるようにクリー人とは決して“良い人”たちとは言い切れない。というのも、彼らもスクラル人と同じくらい実は冷たく残虐な一面を持つからだ。それに、クリー人の悪者を我々はすでに知っているじゃないか。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のロナンが登場

 そう、あのロナン。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で、スター・ロードとのダンスバトルに敗れた、あのヴィランだ。彼はサノスの命を受けて、オーブの中に潜むインフィニティ・ストーンを手に入れようとしたものの、その力によって滅せられた。

 予告編では宇宙船の中から外の様子を見る後ろ姿が登場。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では狂信的なキャラクターだったが、どうやら本作ではロナンが何故そうなったのか、という彼のオリジンにも触れられるとのこと。

 ちなみに、同じく予告編でのキャプテン・マーベルがスターフォースの仲間と共に飛行場でチームと一緒に闊歩しているシーンにも注目。実は後に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でロナンの腹心として動いていたコラスがいるのだ。

・キャロルの鼻血から感じる矛盾

 さて、ここから少しその予告編を考察していきたいと思う。私は、実はこの予告編が、かなり映画の核心に触れているような気がする。というのも、まず0:35から0:50のシークエンス。クリー人の科学者の女性(役名不明)が、キャロルに対して「記憶のないあなたを見つけた。だから、私たちの一員にした。より、長く生きられるように、より強く、最強に」と、語っている。その間、キャロルが緑の血を輸血され、クリー人のDNAを取り込む様子が映像で流れている。

 しかし、だ。このクリー人の言う“記憶のないあなたを見つけた”時というのは、0:35で倒れているキャロルに向かってクリー人(緑のスーツ)が近寄っている時のことを指していると思うのだが、キャロル、すでに鼻血緑じゃないか?

 そして、その後、1:18から敵であるスクラル人のボス、タロスがキャロルに「自分の正体を知りたくないか?」と語りかけるシークエンスがある。つまり、彼は彼女の正体を知っているのだ。そして、1:25では先ほどの0:35の時のように空軍のミッションで墜落したキャロルが描かれているが、“今度は”スクラル人と対峙している。そして、0:45のシーン(最初に公開された予告編では1:38)はこの墜落事故現場で何らかのスーパーパワーを得たようなキャロルの姿が。

 これらから考えて、私は“もしかしたら”の話をしたいと思う。

・クリー人はキャロルの記憶を操作した?
 
 この映画のキーとなるのは、クリー人とスクラル人の戦争だ。そこに、人間のキャプテン・マーベルが巻き込まれた可能性が非常に高いと考えられる。例えば、彼女の所属していた空軍が“何か”特別な、対エイリアン的なミッションに臨んでいて(1:29に、宇宙船に終われる姿が)、墜落時に“何か”に巻き込まれスーパーパワーを手に入れた。

 そして、本当はスクラル人のタロスと対峙して、攻撃を受けそうになったところを力が暴発。その様子を、クリー人(ジュード・ロウじゃないかな?)が見ていて、「これは使える」と思い、キャロルを保護。記憶を操作して、クリー人が彼女を助けて、スクラル人は悪いやつ、という洗脳をしたのではないだろうか!? クリー人は、彼女を実際対スクラル人のスターフォースに所属させているし、グリーンのアーマー(クリー人のもの)を着用して、彼らと戦闘しているキャロルが印象深い。

 さらに、何よりも興味深いのが1:50でキャロルが、アイコニックなキャプテン・マーベルの赤と青のコスチュームになった瞬間だ。そう、彼女は予告編の中だけでも様々なコスチュームを着ているわけなのだが、とりわけこれが最も注目に値すると思う。何故なら、従来クリー人のアーマーを着て戦っていた彼女が、恐らく失われた記憶を思い出し、自分自身を取り戻したからこのスーツになった可能性があるからだ。

 どちらの側でもない、キャプテン・マーベルとしてのコスチューム。そして「I’m not gonna fight your war(あなたの戦争ではもう戦わない)、I’m gonna end it(それを終わらせる)」という台詞! 自分が巻き込まれた戦争を、どちらの側につくわけでもなく終わらせるという意味なのではないだろうか。彼女がこの時今まで通りクリー人側に付いていないのは、絶対クリー人が“何かをした”からで、私はそれが記憶操作なのではないかと思うのだ。

・彼女はこうして“レペゼン地球”ヒーローに?
 
 以上の考察は私個人の勝手な憶測にすぎない。しかし、それをもう少し広げてみたいと思う。もしクリー人に裏切られた、なんてことがあれば、恐らくキャプテン・マーベルは“もう誰も信用しない”と思う。否、信用できるのは自分の過去でありルーツ、つまり地球のみではないだろうか。そうなると、彼女は地球を脅かす全てのエイリアンを敵とみなす可能性がある。

 ……そこで、そんな彼女が『インフィニティ・ウォー』で地球および宇宙をめちゃくちゃにした、あの“エイリアン”と対峙することになるのだ。しかし、そこには問題が生じてくる。エイリアンが、倒すべき敵サノスだけではないからだ。アベンジャーズの一員、ソーだって地球人ではない。前項でニック・フューリーが彼女をポケベルで呼び出す時、若干躊躇した様子だったのが気になったと書いた。それは、もしかしたら仲間の非地球人も彼女が敵とみなす危険性があったからなのかもしれない。

・みんな! 騙されるな! キャロルの猫、グースちゃんの全て
 
 最後に、もう一つだけ私の憶測(もはや妄想に近い)を語らせてほしい。“グース陰謀説”だ。グースとは、予告編の最後に登場した可愛すぎるキャロルの飼い猫である。ちなみにこの名前は、同じ空軍のパイロットの活躍を描いた映画『トップガン』のグースにちなんでつけられたのではないかと考えている。

 さて、グースだが、可愛すぎる。マーベルはこの前、日本でも猫の日として親しまれた2月22日に一時間弱ただグースを写しただけのライブストリーミングを投稿した。猫好きとしては作業用に、モニターで流していると癒されるのでオススメ。

 ちなみに、私がグースは悪いやつじゃないかと疑っているのには2点の理由がある。1つは、コミックの展開。コミックではキャロルの飼い猫は「チュウイー」(スター・ウォーズのチューバッカの愛称と同じ)という名前だ。しかし、ガーディアンズのメンバーとキャプテン・マーベルがクロスオーバーをしたコミック「Captain Marvel #7」で、ロケットがこのチュウイーの正体を見破り、殺そうとする。なんと、猫の正体はフラーケンというエイリアンだったのだ!

 そして、もう1つの理由はニック・フューリーの過去の発言。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』でアイパッチをずらし、傷を負った目を見せながら「前回誰かを信用したら、俺は目を失う羽目になった」とキャップに話すシーンがある。そして、予告編でグースをなでなでするフューリーは“かつてないほど誰かを信用している”ように見えるのだ。そして何より、目に負った傷が引っ掻き傷! もしかしてフューリーの片目を奪ったのはグースなんじゃない!? 溺愛していた猫ちゃんにやられて、彼はもう誰も信用しなくなったんじゃない!? もし、グースがいい猫として映画の中で活躍したら、グースに対して心から反省したいと思う。

・ケヴィン・ファイギが宣言「キャプテン・マーベルは最強」
 
 長くなってしまったが、最後にケヴィン・ファイギがCosmic Book Newsのインタビューにて「キャプテン・マーベルはマーベルコミック史上最強のキャラであり、MCUにおいても最強のキャラだ」と明言していることについて触れたい。これはつまり、彼女がサノスよりも強いとハッキリ言っているわけだ。

 実際、彼女の能力にはホワイトホールというものがあり重力や熱、電磁などを操ることができる。MCUでどれほどの能力を持つかは未だ不明ではあるが、これこそ最強の能力であり、サノスを容易に倒せるどころか他のヒーローを救ってくれるものだと、私は信じている。

 『キャプテン・マーベル』は2019年3月15日(金)全国公開。
(文=アナイス(ANAIS))

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