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音楽劇「道」フォトコールより。

草なぎ剛が“日生マジック”で鍛え上げた肉体披露、音楽劇「道」本日開幕

ナタリー

18/12/8(土) 17:35

音楽劇「道」が、本日12月8日に東京・日生劇場で開幕。初日公演を前に、同日同劇場にてフォトコールと囲み取材が実施された。

デヴィッド・ルヴォーが演出を手がける本作は、1954年にイタリアで製作され、57年にはアカデミー外国語映画賞を受賞したフェデリコ・フェリーニの映画「道」の舞台版。純粋無垢なジェルソミーナは、貧困に喘ぐ家族のために粗暴な大道芸人ザンパノに買われ、芸の助手として彼と旅に出る。その途中で2人が参加したサーカス一座の綱渡り芸人イル・マットは、希望を失ったジェルソミーナに芸を教え、助言を与えるが……。

フォトコール後に行われた囲み取材には、ルヴォーと草なぎ剛が出席した。ザンパノ役の草なぎは、フォトコールで鍛え上げた筋肉を披露したことについてコメントを求められると「あれはCGなんです! ルヴォーさんがアメリカから持ってきてくれた“舞台CG”を初めて取り入れていて……嘘です!」「ベリーマッチョで、はりきりマッスルで、がんばりマッチョです。ステージ上で集中するとオーラと筋肉が出てくる、“ルヴォーマジック”なんです」と茶目っ気たっぷりに話す。

稽古については「シーンごとにルヴォーさんが論理的に、紐解きながら教えてくださった。人生のことから深い演劇の話までいろんなことを話して、芝居につなげてくれました」と草なぎは振り返る。ザンパノの役作りに際しては、ルヴォーから「とにかくゴリラのように野性的な男性を心がけて」と演出を受けたと言い、草なぎは「“ゴリラマッチョ”な雰囲気でがんばっています」と笑顔を見せた。

さらに草なぎは、今回初めて日生劇場に出演することにも言及。「観劇で訪れたことはありましたが、舞台に立つと景色が違っていて……お芝居をやってきてよかったなと思えました」と感慨深げに語る。日々のトレーニングについてインタビュアーに尋ねられると、草なぎは「筋トレは1日3秒です。この劇場に入ると、1歩ごとに筋肉が増えていっちゃう……“日生マジック”ですね」と再び冗談を飛ばして報道陣を笑わせた。

稲垣吾郎と香取慎吾も現在舞台に出演中であることに話題が及ぶと、草なぎは香取の「日本の歴史」をまだ観劇できていないと言いつつ、「それぞれ刺激を与え合うことができている。違う作品ですが同じ日に舞台に立てるのは幸せなことです。“それぞれの物語を精一杯演じましょう”と思います」と微笑みながら稲垣、香取にメッセージを送った。

ルヴォーは草なぎとタッグを組むことについて「剛と仕事できることがうれしい」と笑顔を見せ、「彼は物語を語ることがとても上手で、ザンパノに限らず物語の全体像がしっかり見えている。いい演出家になれるのではないかと思います」と厚い信頼を寄せた。また稽古場での様子について、ルヴォーが「剛に何か言おうと思って振り返るといなくて……部屋の隅を見るとウエイトレーニングをしているんですよ。そういうことがしょっちゅうありました」とエピソードを明かすと、草なぎが「それ、僕じゃないんじゃないですか!?」と返して会見場を笑いに包んだ。

最後に草なぎが初日に向けて挨拶した。草なぎは「今日から日生劇場で『道』が始まります。12月8日は吾郎ちゃんの誕生日でもあって……おめでとうございます(笑)」と祝福を口にしつつ、「僕も自分の物語を伝えられるよう、一生懸命がんばります」と締めくくった。

なお出演者より、ジェルソミーナ役の蒔田彩珠、イル・マット役の海宝直人、モリール役の佐藤流司のコメントも到着した。蒔田は「ルヴォーさんをはじめ共演者の方や、みんなで創り上げている舞台です。毎公演新しい発見をし、それを次に繋げ、最後の公演まで進化していけたらいいなと思っています」と期待を述べ、海宝は「とても美しく残酷な世界。観に来てくださった方々それぞれが何かを感じて、持って帰っていただけたら嬉しいです」とメッセージを送る。さらに佐藤は「今回の舞台は自分の役者としての新たな挑戦でありながら、キャストの皆様から学ばせてもらう事の多い、一石二鳥とも三鳥とも言える舞台だと感じております」と手ごたえを語っている。公演は12月28日まで。

蒔田彩珠コメント

どうなるか全く想像もつかなかった稽古も、あっという間に終わって、気がついたらもう公演。
楽しみな気持ちと緊張でいっぱいです。
ルヴォーさんをはじめ共演者の方や、みんなで創り上げている舞台です。
毎公演新しい発見をし、それを次に繋げ、最後の公演まで進化していけたらいいなと思っています。

海宝直人コメント

イルマット役の海宝直人です。ルヴォーさんの演出はとてもクリエイティブで妥協が無く、
日々溢れ出すインスピレーションに導かれて来ました。
とても美しく残酷な世界。
観に来てくださった方々それぞれが何かを感じて、持って帰っていただけたら嬉しいです。

佐藤流司コメント

いよいよこの舞台の幕が開きます。
今回の舞台は自分の役者としての新たな挑戦でありながら、キャストの皆様から学ばせてもらう事の多い、一石二鳥とも三鳥とも言える舞台だと感じております。
かなり奥深い作品だと思いますので、前日はしっかりと睡眠をとってからいらっしゃる事をお勧め致します。
それでは最後までよろしくお願い致します。

音楽劇「道」

2018年12月8日(土)~28日(金)
東京都 日生劇場

原作:「道」(フェデリコ・フェリーニ映画)
脚本:ゲイブ・マッキンリー
演出:デヴィッド・ルヴォー
出演:草なぎ剛 / 蒔田彩珠、海宝直人、佐藤流司 /(以下五十音順)池田有希子、石井咲、上口耕平、フィリップ・エマール、岡崎大樹、金子大介、鹿野真央、土井ケイト、西川大貴、橋本好弘、春海四方、妃海風、安田カナ

※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記。

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