Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

橋本環奈、矢本悠馬、吉田鋼太郎……『今日から俺は!!』は役者陣の“全力ぶり”に圧倒される

リアルサウンド

18/11/11(日) 6:00

 漫才のような掛け合いを見せたかと思えば、全力で変顔を作って喜怒哀楽を表現する。『今日から俺は!!』(日本テレビ系)ではその奇想天外な世界観とともに、役者陣の“全力ぶり”が話題を呼んでいる。まず何といっても登場人物たちのキャラクターが濃い。観ていて思わず茫然としてしまうくらいの勢いに圧倒されてしまう。その中でも、ひと際作中で面白さを放つキャラクターを紹介しよう。

参考:賀来賢人が語る、『今日から俺は!!』で芽生えた感情 「この作品で勝ちたいという思いはある」

■今井の子分・谷川(矢本悠馬)

 紅羽高校の番長・今井(太賀)は、腕っぷしには絶対的な自信を見せており、喧嘩シーンでは時にカッコいい一面を見せることもある一方、どこか間が抜けたことをしてしまうこともしばしば。特に、女子生徒の前では気づかないうちに暴走してしまうことも。

 そんなときに、的確なツッコミを聞かせてくれるのが今井の子分の谷川である。ツッコミといっても、谷川は今井のことをリスペクトしていることもあり、ドラマの中ではその多くが谷川の心の中での言葉として現れる。例えば、理子(清野菜名)に今井が告白するときや、明美(若月佑美)と今井が喫茶店で話しているときのこと。意味の分からないことを言い始めたり、突拍子もないことをやり始めたりする今井を、すぐ近くで見守る谷川の心の中のツッコミは実にキレがいい。心の中では今井のことを普通に「バカ」としている谷川。今井が理子を見て「可憐だ」と言うと、すかさず「よくそんな言葉知っていましたね」と言ってしまうようなさりげない一言もまた笑える。今井自身も十分飛びぬけたキャラクターを持ち合わせているものの、その横で今井をフォローしつつ、時には今井を冷静に心の中でツッコむ谷川がいると余計に、今井のおかしさが強調されるのだ。

■父親役の2人(吉田鋼太郎、佐藤二朗)

 三橋の父親・一郎(吉田鋼太郎)、そして理子の父親・哲夫(佐藤二朗)の2人もまた、本作の中で絶妙な面白さを持ったキャラクターである。『今日から俺は!!』ワールドで、コミカルな振る舞いや言動をするのは何も学生たちだけではないのだ。

 気が弱い一面を持っており、基本的には妻の愛美の尻に敷かれ、事あるごとに愛美からはツッコミを受けている一郎。そんな彼もまた多くの作中の人物と同様に風変わりなところがあり、お茶の間を笑わせる存在である。取引先との交渉でミスしたため、公園のブランコで1日時間をつぶしたことを告白したり、三橋がもし東大に行ってくれたら政治家になって汚職で得た賄賂で、ハワイに移り住めるなんて言ったり。しかもこうした言動を真顔でやってのけるので余計に滑稽だ。

 一方、哲夫はとにかく理子のことを溺愛する父親であり、パンチパーマで強そうな感じもする。ただ、第3話では実際に学生たちの喧嘩の中に割って入るシーンがあったものの、意外とあっさり倒れてしまった。理子曰く、「現役離れているからね。弱いの、ぶっちゃけ」とのこと。一郎とはまた違うものの、一郎と同様に自分の子供よりもある意味では風変わりなところがあることは否めない。とはいえ、家庭ではちゃんと料理もして(美味しくない時もあるけれど)娘思いのところは微笑ましいところではある。

■“女番長”・京子(橋本環奈)

 成蘭女子高校の女番長・早川京子。明美たちからも慕われる女子の中の絶対的な存在でありながら、作中では白目をむいたり、全力で変顔をしたりと他の生徒たち顔負けの存在感を見せる。キャラクターの表裏も激しく、伊藤の前でバカップルみたいに、にゃんにゃん甘えるシーンがあったかと思えば、伊藤と関係があると疑った理子に対しては闘志をメラメラ燃やして、タイマンを挑んだりすることも。京子以外にも言えることなのだが、理子たちも含めてとにかく『今日から俺は!!』の女子生徒たちはめっぽうカッコよく、アクションシーン一つとってもとにかくキレがいい。作中ではふざけた喧嘩シーンもふんだんにありながら、ガチで拳をぶつけ合うシーンも要所であり、そこが本作の面白さであるともいえよう。

 さて、こうしたレギュラー出演者のほかにも、本作は大物ゲストの出演も見ものである。小栗旬や柳楽優弥といったゲストが登場してきた本ドラマであるが、今後の出演者にも目が離せない。すでに個性豊かなキャラクターでひしめきあっている中で、どのような人物が出てくるのだろうか?(國重駿平)

Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play