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有村架純&岡田健史が振り返る『中学聖日記』 「聖と晶を応援してくれているのが本当に嬉しい」

リアルサウンド

18/12/18(火) 6:00

 有村架純が主演を務めるTBS10月期の火曜ドラマ『中学聖日記』の放送がいよいよ最終回を迎える。かわかみじゅんこによる同名コミックを原作とした本作は、婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った10歳年下の中学生・黒岩晶(岡田健史)に心惹かれていく、女教師・末永聖(有村架純)の“禁断の恋”を描くヒューマンラブストーリー。原作は現在も連載中で、8話以降は、オリジナルの物語が描かれている。

参考:<a href=”https://www.realsound.jp/movie/2018/12/post-290956.html”>『中学聖日記』有村架純が明かす、岡田健史の“変化”「晶くんの切ない顔が忘れられない」</a>

 リアルサウンド映画部では先週に引き続き、本作のプロデューサーを務めるTBSの新井順子、有村架純、岡田健史にインタビュー。クランクアップを迎えたばかりという今の心境、『中学聖日記』最終回の見どころはもちろん、岡田と有村が思う『中学聖日記』や、視聴者へのメッセージまで話を聞いた。

ーー最終回を控える今、新井プロデューサーから最終回の見どころをお願いします。

新井順子(以下、新井):昨日(※取材日前日の11月20日)、岡田健史くんの場面でオールクランクアップしましたが、現場には(有村)架純ちゃんもサプライズで駆け付けくれました。10話の終盤で、聖ちゃんが晶と恋をしてしまったことで警察に連行されて、晶くんとの恋を貫けるかどうかというやり取りが最終回で描かれます。1話からずっと“禁断の恋”というコピーで放送していますが、ショッキングな恋愛を描きたいわけではなく、出会った当初、年齢、職業から許されない恋に落ちた聖と晶の2人が、壁を乗り越えてどういうラストを迎えるかが一番の見どころです。

――約4カ月に渡った撮影を終えた今の心境は?

有村架純(以下、有村):まだ実感はないです。ですがラストを迎えた時、この4カ月間聖としてもがいたり苦しんだりしてきて良かったと思うことができて、すごく幸せでした。

――岡田さんはいかがですか?

岡田健史(以下、岡田):デビュー作でこんなに大きな役をいただいて、スタッフの皆さんにも本当に優しくしてもらいながら、自分がやりやすい環境を作っていただきました。いただいたものに対して演技で返すしかないと思ってきましたが、それができたのかどうか、撮影を終えて振り返ってみても自信がありません。でも、自分のデビュー作が『中学聖日記』で、黒岩晶を演じられて良かったと心の底から思えるような現場でした。

――お二人が改めて思う『中学聖日記』の魅力は?

有村:映像が美しいです。ロケでの撮影が多かったので、やっぱりスタジオだと表現できない美しさを表現できていると思います。風が吹いたり雨が降ってきたり、そういう偶然も演出になった気がするし、どの場面も見逃したくないと思わせてくれる美しさがこの作品の魅力の一つでもあると思っています。

岡田:演じていた時もすごく思っていたんですが、撮影が終わって改めて年齢や職業は、好きになることに関係ないということを聖と晶から学びました。好きになるということはどういうことなのか、見ている人たちがもう一度考えるきっかけになってくれるような、本当に良い作品だと思います。

――4カ月間撮影を共にしたお互いの印象は?

有村:本当に毎シーン毎シーン、晶くんとの場面は充実していたなと思います。こうしたい、ああしたいということを特に話すこともなく、相手から来たものを受けて返すことに徹したいと思っていました。そういった意味でとても信頼できる方でした。

岡田:本当になにもかもが未熟な自分を、晶として有村さんは受け入れてくださいました。できないことが多くて、監督にも有村さんにも何度も粘ってもらって撮ったシーンがたくさんあるんですが、それでも嫌な顔一つせず、毎回心がちゃんとこもったセリフや表情をされているのを見ていたので、心の底から有村さんのことを尊敬しています。

――演じていて難しかったシーンはありますか?

岡田:11話で、晶が高校生になって久しぶりに感情が高ぶるシーンがあるんですが、ただ単に暴言を吐いたり、声を大きくしたりするだけだと子どもっぽさが出てしまうので、3年間で成長した晶が怒っているように見せる工夫がすごく難しくかったです。セリフのテンポなど色々なことを考えながらやりました。

有村:6話から8話は、どのシーンも難しかったです。言っていることや見せているものとは違う気持ちをずっと抱えている聖を表現しないといけなくて、晶くんに対しても、千鶴(丹羽千鶴/友近)さんに対しても嘘をつき続けることが私はすごく苦しくて、しんどかったという印象が残っています。どのシーンをやっていても、心の中ではいつも晶くんを想っていることが見ている人に伝わるか不安で、新井さんや色んな人に「ちゃんとできているかわからない」と何度も言っていた気がします。

――1話から5話の聖を演じるのと、6話以降の聖を演じるのは、気持ちとしても違ったと。

有村:学校を離れた3年間で、聖は色んな事情を抱えています。晶くんを想っているけど、それだけで生きてはいけないという聖の葛藤が辛かったです。

ーー最後に、最終回を控える視聴者の方にメッセージをお願いします。

有村:見てくださっている方が聖と晶を応援してくれているのが本当に嬉しいんです。「早く2人が幸せになってほしい」とか「結ばれてほしい」とか、私のSNSにもコメントがたくさん来ていて、見てくださる方々がこの世界観に入り込んで、聖と晶のように気持ちを揺り動かされていたとしたらそれはすごく幸せなことですし、嬉しいことなので、どうか最後までこの2人の行く先を一緒に乗り越えていってほしいなと思います。

岡田:まだ他の現場を経験したことがないので、こんなことを言っても説得力がないかもしれないんですが、本当に素敵なスタッフの皆さんと一緒に、夏の暑い日から11月まで過酷な環境で撮影をしてきました。見てる人たちからすれば「だからなに?」と思われるかもしれないですが、本当にたくさんの人の想いが詰まっていて、個人的にもデビュー作で思い入れがある作品なので、最後まで是非見てほしいと思っています。

新井:8話以降はオリジナル作品になっています。ハラハラドキドキしながら、美しい画を求めてあらゆる場所で撮影をしました。聖と晶だけでなく、原口さん(原口律/吉田羊)や勝太郎さん(川合勝太郎/町田啓太)、愛子さん(黒岩愛子/夏川結衣)にも色んな展開が起こります。最後に、みんながそれぞれの決断をするんですが、社会や固定観念に縛られない、自分が幸せに生きるための選択をしているので、それを是非見届けていただきたいなと思います。

(取材=大和田茉椰/文=島田怜於)

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