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竹内結子がダークヒロインに急転 『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』暴かれるのは誰の陰謀?

リアルサウンド

19/3/8(金) 11:30

 氷見(竹内結子)と鈴木法律事務所が対立することとなった『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)の第9話。いよいよクライマックスに近づき、氷見の過去が明かされてゆく。そして物語の核心へ向けて様々な伏線がはられた回でもあった。

 鈴木法律事務所は氷見の退所で混乱を極めていた。氷見が辞めただけではなく、吾妻(山本耕史)がクライアントとなり、現場を仕切るのは与田(水川あさみ)になった。吾妻と氷見は“良い関係”を築いてきたかのように見せつつも、氷見から吾妻へ「決着をつけましょう」というメールが入る。今までの流れから急速にギアチェンジし、方向性もスピード感も違う“新生QUEEN”として最終章に突入した。

【写真】再婚を発表した竹内結子演じる氷見

 与田は氷見の代わりを務めるかのごとく張り切って仕事をしている。氷見の行動に不信感を抱いていた経緯から、徐々に敵対視さえもしている様子だ。真野(斉藤由貴)や鈴木(バカリズム)はそんな与田をサポートしながらも、氷見に対してはあくまでニュートラルな態度を見せる。そんなコントラストは、与田が氷見に対して過剰に反応しているように見えて気持ちがざわついた。与田が氷見との思い出を回想するシーンもあり、与田にとってもこの事件は心中穏やかではないのだろう。長きに渡り見せつけてきた氷見与田コンビが、このような形で対立していく様子はどこか悲しい。1人ぼっちになってしまった氷見に寄り添う相手は、与田でいて欲しかったと感じる視聴者も多いだろう。その一方で、鈴木は氷見の過去と今回の事件に何か関係がありそうなそぶりを見せている。9話の段階では決定打は明かされないが、強力な味方となるか、自社をかけて対立するのかも見どころになりそうだ。

 第9話では今まで氷見のサポートに回っていた危機管理チームが、個人でも強い力を持っていることを再確認させられる描写が多い。氷見の力で成り立っているように見えた危機管理チームも、強力なチームワークによって勝ち得た実績だったことが明らかになる。しかしこれまで氷見がワンマンで話を推し進めていたこともまた事実だ。危機管理チームが関与していなかった部分に関して、どこまで情報を手繰り寄せられるのか、氷見との攻防が続く。

 今までの事件に関しても一貫しているが、本作の魅力は徐々に明かされていく情報を如何に楽しんで読解できるかだ。台詞だけではなく、視覚的に飛び込むものも含めると、本作には様々な情報が飛び交っている。その中から物語の本筋に結びつくものを拾い出して、繋げていくことが楽しみの一つと言えよう。そんなドラマのクライマックスは、まさに情報のオンパレード。最終回に向けてつなぎ合わせるためのピースが、提供され始めている。あとは我々も危機管理チームと共に、氷見の目的を暴くために作品に集中するしかない。

 氷見はスピンドクターの手腕を活かして、我々を欺き期待に応えてくれるのだろうか。もしくは想像もできないような結末が待っているのか。次週以降も事件の真相を追いたい。

(Nana Numoto)

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