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いま、最高の一本に出会える

乃木坂46 齋藤飛鳥、“美談”を好まない理由明かす「昔の自分とか過去は切り捨てていきたいタイプ」

リアルサウンド

19/3/9(土) 11:40

 3月8日放送の『another sky-アナザースカイ-』(日本テレビ系)に、乃木坂46の齋藤飛鳥が出演した。

(関連:乃木坂46 齋藤飛鳥に向けられる期待の眼差し “次世代エース”に至る波乱万丈な歩みを振り返る

 卒業メンバーを含め、乃木坂46が番組に出演するのは2016年6月放送の西野七瀬、2018年7月放送の白石麻衣に続き、齋藤が3人目。齋藤はイギリス・ロンドンに訪れた。当時13歳の時に1期生最年少としてグループに加入。現在はファッションモデルや映画ヒロインへの抜擢、シングル表題曲のセンターなど、乃木坂46の顔としてグループを牽引するメンバーだ。

 多忙を極める齋藤は「お休みは、たまにありますよ。旅行に行けるような長期の休みは年に1回、2回」と明かし、昨年2度のオフを両方ともロンドンで過ごしたという。「どうしても行きたいなと思って。住みたいぐらい好きな場所。初めて一人で海外に行った国」と話す齋藤。母親が心配したため最初は兄がロンドンについていったらしく「別にすごい仲良いわけではなかったんですけど、一緒に行く人もいないんで『お願いします』って」と笑みをこぼしながら振り返った。

 ロンドン最古の書店・Hatchardsに入った齋藤は、不登校だった小学生の時から本が生活の一部になっている。「今はそんなにジャンルにこだわりはないんですけど、ちょっと前まではハッピーエンドが読めない。恋愛ものが読めない。嘘くさいし、学ぶことがない。『良かったねぇ~』で終わっちゃうから学びがないと思って、嫌いでしたね、昔は。メンバーとかがいる控え室で、本当は会話に入りたいけど入れないから手持ち無沙汰になってこう……なんとなく(本を)開く時もある。相手の方が、私と接することによって『無駄な時間を過ごしたな』って一瞬でも感じちゃったら、それは申し訳ないから。私だったら、会話が面白くない人とは一言も話したくないから」と独自の考え方を展開すると、VTRを見ていたMCの今田耕司から「生きづらいのぉ!」とツッコミが入る。

 ロンドンの伝統的なパブ・The Lexingtonにも来店。前回齋藤はパブに入ったのだが、その幼い見た目からお酒は飲めずお追い返されたのだという。リベンジにビールを注文した齋藤は「初めて」と人生初ビールであることを告白し、スタッフを驚かせる。「意外と好きかもしれないですよ、ビール」と恐る恐る飲む齋藤は、「ふーん。でも……美味しい」と気を遣い一言。「とんでもなく苦いのを想像してたんですけど、意外と全然大丈夫だった。普通に焼酎とかが好きで、(メンバーは)結構甘いお酒が好きな子が多くて、でも私は甘いの苦手だから。ジュースみたいな“くせに”……違うな。違う、違う! 間違えた」と失言を自ら訂正し、スタッフの笑いを誘った。

 伝説の寿司店・The Arakiでは夢だったというカウンター越しに店主との会話を楽しむ齋藤。「挫折が未来への一歩になる」というメッセージに、「(乃木坂46の)周りの子がすごく優れている子が多いから、何で自分にはできないんだろうなぁっていう気持ちをずっと感じていたから。負の感情をバネにして頑張っていたみたいな時期は確かにあったなと思います」とアンダーメンバーとして奮闘していた初期を回想する。「周りのメンバーとのキャラクターのバランスがこっちじゃないな……とか。こっちは自分に合ってないなって模索は色々しましたね」と明かす齋藤がセンターに選ばれたのはデビューから5年後。ソロとしても成功している齋藤だが、彼女は美談を嫌う。「昔の自分とか過去は本当は切り捨てていきたいタイプなので、昔はあーだったけど、今は頑張ってこうなりましたみたいな無理やり美しくする感じのはあんまり好きではなくて。もうなんなら1日前でも嫌です」と話す齋藤は、続けて「昔言ったことを引っ張り出されて、それ今の気持ちじゃないしなみたいなのが多いけど、特別それを否定したりとかは粋じゃないのかなと」と語る。

 “アイドルらしく”が苦手な齋藤は自問自答し、いつも謙虚だ。「自信ない自分でいいんだよ」という店主の真っ直ぐな言葉に齋藤は「私も自分に対してすごく自信が持てるタイプではないので、『何で乃木坂46をここまでやってるんですか?』って言われたら『好きだから』としか答えられないなと思いました」とグループへの思いを述べる。店主の妻も姿を見せ、真っ直ぐに接するその姿勢に齋藤は涙を流す。熾烈な競争を繰り広げること7年。齋藤はアイドルの世界で光も影も経験してきた。齋藤は過去を見ないで、常に上書きし続けていく。

 3月15日の放送では長嶋一茂&長谷川潤が出演する予定だ。(向原康太)

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