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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

「SLOW DAYS」の様子。(撮影:小杉歩)

ヨギー、ユアソン、D.A.N.、CHAIら雨の服部野音を彩った「SLOW DAYS」

ナタリー

19/4/21(日) 23:49

4月14日に大阪・服部緑地野外音楽堂でライブイベント「SLOW DAYS」が開催された。

エイティーフィールドが主催を務め、“近郊型ゆるフェス”をコンセプトを掲げて行われている「SLOW DAYS」。これまで埼玉・所沢航空記念公園野外ステージで開催されてきたが、3度目となる今回は関西のイベンター・清水音泉とタッグを組み、大阪に舞台を移しての実施となった。

小雨がぱらつく中トップバッターを飾ったのはシャムキャッツ。夏目知幸(Vo, G)は両手にビールを持ち、観客にプレゼントしながらステージに現れた。夏目が楽しそうにアコギをかき鳴らした「Travel Agency」や、彼が「私たちは完熟することを誓います!」と曲中に宣言した「完熟宣言」などを演奏し、会場を緩やかな空気に包みこんでいく。ラストナンバー「逃亡前夜」では、ギターを降ろした夏目が飲み物片手に緩やかにダンス。最後には投げキッスを観客に放ち、場を和ませて去っていった。

2番手を務めたのは中村佳穂BAND。中村はぱらつく雨について触れながら自己紹介を行う。それに合わせてMASAHIRO KITAGAWA(Cho, Manipulator)も自由に歌い上げ、中村のボーカルをサポートしていった。このほかに「アイアム主人公」や、中村のみのソロでバラード曲も歌唱し、最後は「きっとね!」で出番を終えた。

おそろいのレインコートを身につけてリハーサルを行ったCHAIは、準備を整えるとダンサブルな「ボーイズ・セコ・メン」でライブを開始した。「CHOOSE GO」のあとにはおなじみの自己紹介を挟み、グルーヴィなセッションを展開する「N.E.O.」へ。最後は今年2月発表のアルバム「PUNK」の楽曲「フューチャー」を届け、ライブが終わる頃には雨も止んでいた。

「まいど! おおきに!」と言いながら、艶やかなパンツスーツ姿でステージに立ったのはUA。ギター、ドラムのみの小編成で「ブエノスアイレス」「AUWA」といった楽曲をプレイし、オーディエンスを引き込んでいった。そんな中再び雨が降ってくると、UAは「葛根湯とか飲んでな!」とユーモアあふれる気遣いを見せる場面もあった。そして彼女は息子・村上虹郎にまつわるMCを行ったのち、「悲しみジョニー」を最後に歌唱し、ステージをあとにした。

「Chance」を1曲目に持ってきたD.A.N.は、櫻木大悟(G, Vo, Syn)がビブラートのかかったようなファルセットで会場を包み込む。その歌声に合わせ、観客はゆらゆらと揺れながら楽曲を聴き入っていた。続く「Sundance」では、川上輝(Dr)と市川仁也(B)が強靭なビートを刻んでいく。最後には約10分に及ぶ大曲「Borderland」を用意し、午後の服部緑地野外音楽堂を優雅に彩った。

YOUR SONG IS GOODはまずムーディーなサウンドの「Palm Tree」で心地よいひと時を演出。雨が強まる中、彼らが「Double Sider」「Boogaloo Super Express」といった楽曲を次々と演奏すると、客席からは自然と手拍子も起こり始めた。さらにサイトウ“JxJx”ジュン(Organ, Vo)は鍵盤を鳴らしながら観客を煽り、パフォーマンスを盛り上げていく。そして彼らは「Motion」を挟み、アップテンポな「On」で十分にフロアを温め、トリのYogee New Wavesへと繋げた。

転換中の「Ride on Wave」からオーディエンスの熱い歓声を浴びたYogee New Wavesは、「Summer of Love」でライブ本編の口火を切った。角舘健悟(Vo, G)は「祝福の雨を楽しもう!」と叫び、雨中の演奏を満喫する様子を見せた。その後ヨギーは「CAN YOU FEEL IT」「Bluemin’ Days」「emerald」と最新アルバム「BLUEHARLEM」の収録曲を中心に披露。アンコールの「Like Sixteen Candles」で角舘が座り込んでギターをかき鳴らすと、観客の歓喜が鳴り止まぬ状況となり、イベントは盛大に締めくくられた。

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